結婚記念日

　４月３日は私達の結婚記念日です。４１年が過ぎました。昭和４８年、古びた一軒家の１階を月額１万円で借り、新婚生活を始めました。当時の給料が３万６千円の薄給でしたが、貧しくても楽しい生活でした。
　その古屋は、友人の母親の紹介でしたが、翌年には２万円の値上げを求められ、断固拒絶しました。その頃には娘が誕生、一軒家は２年間暮らし、県営アパートへ引越しました。家賃は月額4,800円と破格の安さでした。この県営アパートも３年で出ました。母と同居のために、少し広い新築の公営アパートに転居しました。娘と息子を連れての引越しでした。母との同居が始まり、妻も働き始めました。そして４１年が過ぎ、子達は結婚し、母は旅立ち、再び妻と二人の生活になりました。長いようで、あっというまの日々でした。私達はもとより、家族の全員が健康で、とても幸せな生活を送ることができました。家族には感謝しております。あと何年かはわかりませんが、もう少し楽しみたいです。
　さて、結婚記念日の今日、妻は休みです。きょうはゆっくり休んで欲しく、夕食はスーパーのお寿司にすることにしました。このスーパーの寿司は美味しくて人気があります。握りは売り切れが多く、午後早めの買い物に行きました。消費税８％の影響か、客はまばら、寿司コーナーは誰もいませんでした。お寿司も少なく、売れ具合を考えての品揃えのように見えました。買い物客のワゴンの中も少なく、私達のように目的がない人は『税率アップ後の模様見客』で来店してるようにも見えました。私の大好きな細巻がありました。妻は熱心に握りの品定め、８％は我慢するものの満足して帰宅しました。