田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

無知の無茶

2019年08月29日 | 日常生活
 昔から無茶苦茶って言いますね。今回無茶苦茶の事件が起きてしまいました。昨日です。妻の買い物に付き合い、重い買い物かごを運び入れたら、電話が鳴ってます。慌てて出たら妻のお友達「なんだか、上の部屋で壁を壊すらしい。見て欲しい」と。組合の理事ですから、頼まれれば見なきゃなりません。
 
 最上階(5階)のお部屋へ急ぎました、玄関口に大きな油圧のブレーカーがあります。リフォーム工事には似つかわしくありません。作業員に聞けば「許可をもらいました」って。
 
 私が住むマンションは壁式構造です。室内の壁の鉄筋コンクリートの壁は、ほぼ全部が耐力壁です。つまり構造体の柱です。それを壊したら、屋根が落ちてしまいます。
 
 『誰が許可したの?』「理事長さんが、良いですとおっしゃいました」慌てて、理事長に電話して聞けば「小さな穴を開けたいらしいです」とノー天気な返事。
 
 こちらは工事屋の図面を確認して、壁を全部取っ払う計画です。このマンションは、大昔から「室内のコンクリート部分は小さな穴さへも開けてはいけない」決まりです。だからエアコン設置は難儀です。皆さん我慢してます。
 
 驚いたのは、発注者も理事です。とっても高齢で、駐車問題で横着でした。いくら順番で廻る理事でも、昔から言われていることくらいは覚えなきゃ。
 
 それにしても、便所も風呂も撤去してしまったお部屋には住めないけど、どうするのでしょう。かなりお歳なご夫婦だから。「心配?」と聞かれれば『イイエ』って言います。その筋の方ですから、工事代金の大巾な根切りで、ほくそ笑んでいらっしゃるかも。本来は発注者の責任なんです。