田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

長引く事件

2019年08月28日 | 日常生活
 京都アニメーション事件のことです。むごたらしく、絶対に許せない事件です。犯人と言われる男は重体のまま、二度と自由な生活は送れないでしょう。彼の生い立ちが少しづつネット上に流れるようになりました。どこまでが真実なのかはわかりませんが、幸せな幼児期を過ごせなかったことはわかります。
 
 事件後しばらく言われていましたが、彼の通院歴はその後どうなったのでしょう。『そのようなことで罪は許さず』と世間の理解が得られなくなった感はあります。少年法の改正のようなことが、またぞろ起きそうです。
 
 被害にあわれた方々をお悔やみする気持ちは、私も持っていますが、ファンだけで、あのように、感情的に打ちひしがれている方々を、テレビを通じて拝見しました。
 
 無念の死は、さぞかし悔しいだろうし、残された家族は悲しみのどん底、立ち直るのにとても長い年月がかかることでしょう。
 
 私の義理の姪、妻の姉の娘さんは、幼いころからおばあちゃん子でした。お婆さんが亡くなり、お通夜もお葬式も泣き通しました。お葬式では歩くこともできませんでした。でも、その時の彼女は幼子ではなく、三十路を過ぎていました。よほど骨身にこたえたのか、その後独身です。家族であっても悲しみの度が過ぎているように感じています。辛いだろうけど歩かなきゃなりません。
 
 さて、この事件、犠牲者のお名前が公表されませんでした。詳しい理由は分かりません。昨日ニュースでお名前が読み上げられました。そのことに関してテレビタレントが強い抗議をしたそうですが、どちらも私は理解ができません。
 
 阪神淡路大震災、NHKラジオFMは、毎日死亡者と行方不明のお名前を延々と読み上げていました。借りていた事務所で一人働く私の耳に、延々と続くお名前を聞きながら、ご冥福とどこかで生きているのではと思いながら、わが身の命のありがたさを、つくづく感じました。