田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

フィルム写真のデータ化

2018年10月27日 | 日記
 先日AMAZONで、フィルムスキャナーを購入した記事を書きました。セットアップに手こずりましたが、ボチボチ作業しています。
 
 フィルムスキャナーの原理は、内臓の小さなカメラで、フィルムの写真を撮っているようです。ならば、手持ちのスキャナーでもできそうですが、色を反転させねばなりません。探せばきっと、色の反転フリーソフトはありそうですが、とても手作業ではできません。解像度が落ち、小さめの写真になることを除けば、安い機器ですがスグレモノです。
 
 さて、昔私が使ったフィルムの種類は、35ミリ、リバーサル、ブローニーがありました。若い頃は、もっぱら35ミリフィルムをハーフサイズカメラで撮影したものでした。36枚撮りフィルムだと、二倍の72枚の写真が撮れました。
 
 昔々。カメラがとても高級だった昭和35、6年頃の話。多くの人が、最初にカメラを使うのは、新婚旅行の時代でした。その頃の多くは、二眼レフの縦型カメラでした。蛇腹を開けてレンズを引き出し、二眼の上レンズからの映像が、鏡を使って上部のすりガラスに写り、それを見ながらシャッターを切りました。フィルムはグルグル巻く、ブローニー型でした。私は二眼レフを使ったことはありませんが、広角カメラでブローニー型フィルムを使いました。
 
 私の長兄は、初任給でカメラの頭金を工面し、憧れのキャノンを買いました。「最新のホーカルプレーンシャッターだ」と自慢していました。結婚した次兄が、そのカメラを借り、新婚旅行に出かけたのですが、途中でフィルムが無くなり、カメラ屋さんでフィルムの交換と、新しいフィルムを買いました。
 
 兄は「一番高いフィルムを入れてくれ」と。高いフィルムはリバーサル、いわゆるスライド用のフィルムでした。焼付にもずいぶん苦労したことを思い出しました。
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※写真4枚(ハーフサイズだから8枚、赤枠が現在の35ミリサイズ)を合成しました。妻の友人達、独身最後の旅行です。パソコンやダブレットで見るなら十分の解像度です。
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