田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

再転職した友

2018年09月21日 | 日記
 今年はじめ退職、再就職先の仕事に失望し、辞めてしまった後輩から電話があった。この後輩、私が社を辞めた時の引き継ぎ者、上司だった人に預けた。しばらくして上司から「田神くん、彼は会社に残ってもらう幹部候補、引っ張らないでくれ。もし人手が必要だったら、下階のMさんに、持参金もたせるから頼むよ」と、本気か冗談か解らぬような話しがあった。
 
 しばらくして会社は分裂した。私は母体に背を向けるようなことだけはしなかった。分派した会社のトップは、私を可愛がってくれたSA先生だった。しかし『恩を受けたのは会社』の信念を貫いた。
 
 時は過ぎ、私達の生業は、社会から求められなくり、仕事は薄利多売、もしくは、中央の巨大企業の草刈場になってしまった。
 
 私は『質を落とさず、流行に乗らず』の姿勢を貫き、一世代上の経営者に可愛がってもらった。その人達の多くは一線を退き、また他界し、私も徐々に仕事から遠ざかる昨今である。
 
 さて電話は「小さな会社に拾ってもらった。パソコンはあるが使える人がいない。勝手にインストールして良いのかわからない。息子が使っていたノートパソコンを使おうと思うが、使えるか見てほしい」だった。彼は打ち合わせ業務は達人だが、細かな作業、特にパソコンは苦手だ。午後合うことにしたが、さてさてどんなものやら。
 
 2時、スーパーの駐車場まで迎えに行った。持参したノートはブラウザが古すぎ、どこへも接続できない。これではPDFプリンタドライバも入手できず。
 
 彼が目星をつけた業務用ソフトは、正価十数万する。ネットの格安中古品は嘘だ。業務用ソフトの中古品は存在しないから、十分気をつけることを伝えた。社のパソコンに、業務用ソフトと、ほとんど同じ能力で、同じ拡張子を持つフリーソフトの使用が、一番安価に済むことを教えた。
 
 知ってる限りの知識を伝えたが、果たして理解してくれたかな・・?。