詐欺ＦＡＸだろ

　昨日のこと。
　昼ごはんを終え、ワイドショーの馬鹿げた討論を聞きながら、至福の昼寝を楽しんだ。近頃、食べた後すぐ寝ると胃もたれがする。「食べた後、すぐ横になると牛になる」ってのは、このことだと思う。子供の頃よく言われたことに「嘘つきは、泥棒の始まり」も言われたものだ。
　
　仕事場へ戻るとＦＡＸ受信ランプが点灯。非通知とか、ＦＡＸ宣伝の場合は、即刻消去する。紙やトナーがもったいない。ところが、このＦＡＸ発信先が03-58xx-xx63とある。一応疑いつつ印刷したら『事業安定化融資　与信枠設定通知』すなわち「お金貸すよ」広告だった。怪しい臭いがプンプンしてる。
　
　与信枠設定通知って？。読んで字のごとく、クレジット会社から与えられる信用の枠。簡単に言えば、その人に与えられる「限度額」の事。オイラのクレジットカードの限度額は５０万だったと思うが、ＦＡＸによれば、3,000万まで貸すってさ！。これは詐欺だな！。「貸して欲しかったら、50万の口座を開け」の手口かな？。
　
　ＦＡＸには、ご丁寧に会社名やURLまで明記があったので、社名で調べた。ヒットしたのは『京都から日本を代表するベンチャー企業』とある。詐欺の臭いは無い。FAXにあるURLとは細部が異なる。名を語られているらしい。迷惑だろうな。
　
　URLを開けば、融資一般の広告。偽広告だろう。社長の名前を検索してもヒットしない。一般会社の社長で、ヒットしないのは怪しい。大いに怪しい。
　
　最後に電話番号の検索。03-58xx-xx63で検索するがヒットしない。ところが、末尾10違いの、03-58xx-xx73は、架空請求の電話番号でヒット！！。広い東京で、10番違いの偶然はそうそうないだろう。半年後くらいに、ニュースになるのだろう。記憶しておかなくっちゃ。