明らかに多すぎ！

　ここ２０年ほどの間の話です。地元大学の先生方、いわゆる教授が起こした事故に関する事柄です。大学生といえども成人前の子が多くいるのが大学です。先生や事務の方々がもっとも気を使うのは交通事故でしょう。それがこともあろうに、ここ２０年で三件もの悪質交通事故を起こしています。
　
　一番目、娘（四十路）が卒業間もない頃のこと。娘はずいぶん恥ずかしがっていましたが、教授が飲酒運転、当て逃げで検挙されました。ところが大学からのお咎めなしの判定。民間勤務の妻など「わたしのお店なら即刻解雇だよ」と言ってました。昔は飲酒が甘かったとは言え、とても許さることではありません。
　
　二番目、昨年の話。田舎で無免許運転、ひき逃げで逮捕されました。取り調べでは「身に覚えがない」と否認。こんな先生だったら論文盗用なんて屁の河童なんでしょう。当然解雇されたと思いますが、解雇されたとはネットに見当たりません。
　
　三番目、昨日ついに死亡事故を起こしました。高齢女性が犠牲になりました。車の破損状況から、人と激突した様子が瞬時に解るほど悲惨な状況です。新聞には急いでいたらしいと書かれていましたが、そんなのは理由にはなりません。
　
　一つの職場ではあまりに多すぎます。ネットによれば教育職員862人だそうです。交通事故の確率として、2016年は交通事故の発生件数が、49万9201件＝約50万件なので、免許取得者を8000万人とすると160人に1人が1年間で交通事故を起こすということになるそうです。でも私の知人友人は160人をはるかに超えますが、もらい事故はあるものの当事者はいません。私は心の問題だと思うのですが。