田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

嘘ニュースと同じ

2017年04月19日 | 日記
 アメリカ大統領選挙で有名になった「フェイクニュース」を、ニュス解説の大御所、池上さんが解りやすく解説してくれた。偽ニュースで金儲けを企むやからが外国の片田舎にいた。一人一人のネットアクセスが、塵のような利益を集めるそうだ。塵も積もれば山となり、莫大な金が転がり込むらしい。偽ニュースは目に止まりやすいから、どうしてもアクセスしてしまう。
 
 ところで、日本のネット界で気になるのは「大げさニュース」「一方的ニュース」がネット界に蔓延している。新聞を読まない、テレビを見ない人にとってネットは唯一の情報源だから危うい。これらのニュースは、あたかも現実的であるかのように、もしくは事実であるかのように書くことで注目度を高める。『UFOを見た』『宇宙人に誘拐された』などのニュースは、昔から特定の新聞や週刊誌で読んだ。読み手はそれを知っていて、ニヤニヤしながら読んだものだ。一種のエンターテイメント、ジョークと受け流すのがオイラ達だった。
 
 ニュースのうわべだけを流し、それが大きなうねりになってしまえば、嘘も真実になってしまう。純真な若者や猪突猛進型の猛者が、脇目もふらず旗を振るのである。少し疑い、斜めから見る癖をつけないと騙される。
 
 言えば必ず反論されるので、個人の私が思うその一例が、クジラ有知能説、副流煙猛毒説、メタボ悪人説、等などがある。もっともらしいこれらの説には、必ず相対する少数の者がいる。弱い彼らを口撃することで正義感に浸れる。そしてこの手のニュースは常に拡散していくのである。
 
 個人の嗜好である物は概して健康に良いとは思えぬし、タバコに至っては快適な匂いとは言えない。ただ香りをフレグランスと言い換えている近頃、匂いも嗜好で、匂いが臭いになることもありうる。複雑な日本語表現から逃れるためにフレグランスと言ってるのだと思う。
 
 『アルコール規制を日本でも推進へ・・・』だって。オイラのような下戸は両手を上げて賛成だが、酒こそ嗜好の骨頂。喫煙のように規制をかければ良いものではない。こんなことまで決まりを作ってもらわなきゃ生きていけない私達なのか?。オイラ達こんなに馬鹿になっちまったのかなぁ?。こんな規制を作ってニンマリしているのは一体誰なんだ?。
 
 62歳を38歳と偽った巨額詐欺容疑者がしでかした事件は、嘘で騙したほんとうの事件なんだよね。