田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

『ニュース女子』で

2017年04月29日 | 仕事
 仕事をしながらTV番組を動画で見ていた。強面ニュース解説の須田慎一郎氏が「消費税免除業者を国税が調査!」と特ダネを話していた。消費税制度以来、オイラがいつも言ってたことだ。溜飲が下がったぜ!!。
 
 消費税が始まった頃、消費税免税業者は売上が3,000万以下の者であった。小売業者は仕入れが必要であるから、利益率は売上に比べ、数パーセントと少なくなる。オイラ達のような仕事は仕入れが無いので利益率は高くなる。かねがね、免税制度の廃止、もしくは業種によって売上額を変えるのが良いと思っていた。その後、売上が1,000万以下となり免税業者は減った。
 
 私が腹立たしかったことは、免税業者であることを隠し、顧客に対しては消費税を請求し、得た消費税に『益税』などと勝手な名前を付けたことである。とうぜん税として納めることは無い、黒い利益となっていた。
 
 そもそも私は免税業者を作ったことが間違いだと思った。消費者が購入する先々で消費税の支払いが異なるなど、あってはならないと思う。免税業者であった本屋さんが当時内税だった書籍の消費税が国に納められないと裁判も起こったことを記憶している。
 
 私は請求書に「○○○(私の屋号)は消費税免税業者ですので、消費税を請求しません」と書き添えているが、私が支払わねばならぬ経費の消費税分の額の明細を請求金額に加算している。この方法で顧客の理解は得られている。
 
 いまだに益税として徴収する理屈で「私らも消費税を払っているから請求して当然」は通用しない。税の仕組みは簡単明瞭、税の支出は誰もが見通せるようにして欲しい今日此の頃だ。