田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

JBpressの記事が某宗教に酷似する件

2015年02月22日 | 宗教その他
既存のマスメディアでは手薄になりがちなビジネス情報を中心に、ニュースの背景や解説を盛り込むJBpressの記事『人民はバカじゃない中国の愚民政治はいつまで続くのか
(統治の手段は権力者の神秘化とプロパガンダ)』

 お隣の中国に関する我が国のニュースは偏見があると思うものの、かなり危うい体制であることは疑いの余地がありません。同様に危うい宗教団体に、キリスト教原理主義(JWもしくはエホバの証人)があります。この宗教に心を奪われた身内がいますので、関連ブログ等をよく読みます。

 
 この宗教の中に存在する階級と共産党が支配する国はとてもよく似ていて、語句を入れ替えるだけで文章が成り立ちます。さすが、過去の偉大な指導者が「宗教はアヘン」と断言した理由がわかります。だってネタばれですものねぇ。

 

① 社会主義(新興宗教)の指導者には「神秘性」が必要
指導者は、ある種の神秘性が必要。そのために普通の人としての一面はできるだけ見せないようにしている。指導者が神秘的であればあるほど、崇拝が高まる。

 宗教では、神秘的であることを示すために、ことさら難解な文章で教義を広める。解説を伴わねば理解できぬ。考えればお経もおなじだけどねぇ。お坊さんの法衣や神主の正装も普通とは違うことで、神秘性を高めている。背広やスカートであっても色や形を統一すれば、他から見れば神秘(オカルト)的。スカートの丈の長さを長くしても神秘性は高まらない。清楚な大人の女性を演じてるのかも。

② プロパガンダ(終末思想)は「愚民政治」の重要なツール
マインドコントロールの有効性は科学的に実証され、嘘を何百回も言っても真理にならないが、何百回も言われれば、考えることを止め、これは真理ではないかと思うようになる。確かオームも終末思想だったねぇ。平常の神経だったらこんな思想、到底信じられないのだけどねぇ。

③ プロパガンダを迎合(利用)する知識人(長老達)
金融市場では、わずかな資金をリスクの高い金融商品に投資して一獲千金を狙う投機的行為がある。社会主義体制では、マインドコントロールされていない知識人の「投機的行為」が見られる。いわゆるプロパガンダを熟知している知識人が、それに迎合した言動を繰り返すことで、自らの利益をむさぼっているのだ。

 宗教においては寄付を集めたり、言葉巧みに奉仕活動に走らせたりしているが、宗教活動と言えなくもない。しかし、タダ飯を食らったり、タダ酒を飲み、私腹を肥やす奴らもいる。直属の上役は質素な生活であっても、最も上の階層がブルジョワ的の暮らしならば、その宗教はまともではなかろう。

④ 権力を失うことがなによりも恐ろしい中国の政治家
社会主義政治のもう一つの特徴は恐怖主義である。重慶市共産党書記だった薄煕来は、在任期間中に複数の政敵を違法な手段で投獄した。だが、権力闘争に敗れ汚職容疑で起訴された薄煕来は、皮肉なことに自分も公正な裁判を受けることができなかった。

 今までの歴史では、政変後に体制が変われば報復人事がおこなわれ、極刑が言い渡されるのが常。

 
 宗教においては、仲間と示し合わせて指導者から格下げ、自尊心をへし折ったり、信者仲間から締め出すという、幼稚な仲間はずれで苦しめるらしい。世間と接点を持たずして暮らしてきた者は、死ぬことと同じほどの苦痛らしい。私達のように社会経験があれば、法に触れない復讐、いわゆる仕返しも有りだ。失う物がない者は、めっぽう強いのが社会の通念である。

 考えれば考えるほど、恐ろしいほど似ているけど、閉鎖社会の典型的な運営なのだろうね。