新聞広告で「日本共産党vs.解放同盟」てな本を見たんで、「筆坂秀世+宮崎学」だから是非にも読まなければならないとも思わなかったんだが、昨日、買ってきて、今、読みおわったところだ。案の定、大した本ではなかったから「お薦め」ということでもないけれどね。まぁ、でもこれだけコンパクトな形で「この間の事情」を纏めてあるのだから、その努力は認めてもよいかなぁ。
この本の出版社が「にんげん出版」というのだけれど、調べてみたら「解放出版」にいた「小林健治」の会社なんだそうだ。弱小出版社だから小さな本屋には置かれていなくて、わざわざ三宮のJUNKUの6階まで探して、たった1冊あったのを買ってきたんだ。
筆坂については「新潮新書・日本共産党」を読んでいるが、人は「よい」のだろうけれど、共産主義とかマルクス主義とかが皆目分かってないって思ったね。こういう人が「党幹部」だったてんだから、驚きだよ。
読みおわったこの本でも、「ひとのえぇおっちゃん」の次元を出ていなくて、もっぱら宮崎の「論」の展開ってことになる。
結論として「共産党」も「同盟」も「既に終わっている」のだから、歴史から退場ということになるのかなぁ。と初期の解放運動を支えた「精神」は風化してはならないという話はあるけれど。
現状認識としては重なるところもあるけれど、蛙の場合、同盟の役割はそれなりにあると思っていて、実際にはたいへん少ないらしいが「差別を受けた時に相談ができる、力になってくれる」そういう「残り方」は必要だし、「生活」や「健康」「福祉」など、色々な「相談ごと」にのってくれる「場所」が身近にあることは重要なことと思っているのだね。
この本の出版社が「にんげん出版」というのだけれど、調べてみたら「解放出版」にいた「小林健治」の会社なんだそうだ。弱小出版社だから小さな本屋には置かれていなくて、わざわざ三宮のJUNKUの6階まで探して、たった1冊あったのを買ってきたんだ。
筆坂については「新潮新書・日本共産党」を読んでいるが、人は「よい」のだろうけれど、共産主義とかマルクス主義とかが皆目分かってないって思ったね。こういう人が「党幹部」だったてんだから、驚きだよ。
読みおわったこの本でも、「ひとのえぇおっちゃん」の次元を出ていなくて、もっぱら宮崎の「論」の展開ってことになる。
結論として「共産党」も「同盟」も「既に終わっている」のだから、歴史から退場ということになるのかなぁ。と初期の解放運動を支えた「精神」は風化してはならないという話はあるけれど。
現状認識としては重なるところもあるけれど、蛙の場合、同盟の役割はそれなりにあると思っていて、実際にはたいへん少ないらしいが「差別を受けた時に相談ができる、力になってくれる」そういう「残り方」は必要だし、「生活」や「健康」「福祉」など、色々な「相談ごと」にのってくれる「場所」が身近にあることは重要なことと思っているのだね。