続・蛙独言

ひとりごと

11月になった

2010-11-02 03:49:08 | 日記
なんだかんだと愚図グズしてるうちにもう11月になっちゃったよ。
ってことは本年ももう終わろうとしてるわけだ。
2010年は、60年安保から50年、1910年「韓国」併合百年の節目の年であったわけで、それなりな論説もあったわけだが、何かしらこれといった動きを創り出すことはできなかったようだ。その上、情況ときたら、世界大でもこの国レベルでも最悪な話ばかりだし、同盟中央の論議も的外れ、県連も詰まらないことでゴタゴタ、蛙の身の回りもジリ貧、ちゅうとこだから鬱陶しい気分だわなぁ。
「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」がらみで、積極的に参加しようという立場から、こないだ前原が「GDP1割そこそこの第1次産業保護のために8割以上の犠牲は許されない」などというような台詞を吐いていたのを聞いたが、開いた口が塞がらないって想いだわ。
小泉も大概なワルだったけれど、前原ぐらい悪質な政治家も珍しいよ。
自民党時代もそうだったけれど、「我が国は貿易立国なんだから輸出を立ち行かせることが最重要で、農産物など食料のようなものは安いものを輸入すればいい」みたいな時代がずっと続いてきた。60年代には8割くらいあった食料自給率も4割まで落ち込んだ。そりゃ、カロリーベースの話で農水省の権益を護るためのデマ宣伝に過ぎないッてな話もあるけれど、農業・林業・漁業の解体がこの国の自然や生態系を壊してきたということは紛れもない事実だろう。
人間だって壊されてきているんだ。
自給率の推移をコメント欄に張り付けておくけれど、カロリーベースだけではないだろう。
なんでもGDPで計れるんじゃないんだよ。
前原はTOYOTAやSONY、CANONなど、大資本の権益を護ることばかり考えているようだが、肝心の資本の側は、国境なんてものにはお構いなく「世界展開」ってことなんだから「薄ら笑い」ってとこかなぁ。
それに誰でも知っていることだけど、アメリカやヨーロッパの農業も莫大な補助金で護られているんだから、「何ゆうてるねんッ!」って話だよね。
松下幸之助が生きてたら、「前原君、もちっと勉強してからものを言いなさいよ」なんてたしなめられるところだよね。
以前「偽メール事件」でも失敗したこともあったけど、実に「思い込み」の激しい人みたいだわ。