やや長めの果実です。それにしてもおびただしい果実が実るものだと感心します。アマニュウは新潟県内ではほとんど見かけません。群馬や福島の深山に出かけて時に出会うくらいです。そこで、多雪地域にはあまり見られない種かなと思っていましたが、白山の山域に自生していることから少し見方を変えています。
山地帯に見られる種です。葉が亀の甲羅を思わせますから名前がついたのですが、新潟ではこれより大型の種が見られタイリンヤマハッカといわれています。同じものではないかと思いましたが葉や花が小さく見えましたのでカメバヒキオコシとしました。白山の山域にはハクサンカメバヒキオコシといわれるものもあるそうですが、それとは少し葉の様子が異なりました。
福島などで見るカメバヒキオコシに比べ先端の葉の切れ込みがしっかりしています。
実はどの種も変異がいろいろあって地域地域に独特なタイプの種が生育しています。それぞれ名前を付けて区別した方がいいのかもっと大きな視点でまとめて把握した方がいいのか迷います。区別したいときもあれば面倒だからひとくくりにした方が理解しやすいこともあります。カメバヒキオコシの仲間も私的にはひとくくりにしてほしい種の一つです。
実はどの種も変異がいろいろあって地域地域に独特なタイプの種が生育しています。それぞれ名前を付けて区別した方がいいのかもっと大きな視点でまとめて把握した方がいいのか迷います。区別したいときもあれば面倒だからひとくくりにした方が理解しやすいこともあります。カメバヒキオコシの仲間も私的にはひとくくりにしてほしい種の一つです。
ベニバナイチゴも白山あたりが南限になっているのでしょうか。月山のように群落を作るほどではありませんでしたが、比較的多く自生していたように思います。登山道脇に赤い実が時々見られ落ち込み気味の雨の中の登山を癒してくれました。