珍品と言われるものも次々に出てきます。先に取り上げたマツムシソウもそうですが、こんどはユキワリソウです。雪渓の際に他のスゲなどの草と混じって転がっていました。サクラソウの仲間のユキワリソウでキンポウゲ科のオオミスミソウではありません。尾根筋では見かけなかった種で、ここに来て初めてこのエリアに生育していることが確認されたことになります。見つかった状態ではここで生き延びることはできませんからI氏(旧新大教授)に託しておきました。栄村からも依頼があるようで貴重な植物の育種にも尽力されています。
こんな小さな草の塊りがユキワリソウの株だと見極める目が私にもついているのがある意味不思議です。長いことコツコツと観察し続けると自ずから見えてくるものなのですね。
こんな小さな草の塊りがユキワリソウの株だと見極める目が私にもついているのがある意味不思議です。長いことコツコツと観察し続けると自ずから見えてくるものなのですね。