至仏山の湿地にはホソバノキソチドリが見られました。コバノトンボソウかと思っていたのですが、しっかり調べてみるとホソバノキソチドリに辿り着きました。ツレサギソウ属の種は実にややこしいグループです。まだ考え方が定まっていな部分もあるのでしょうか。研究者によって整理の仕方が異なっているのでしょうか。少なくとも平凡社の日本の野生植物の改訂新版には旧版に記載されていたキソチドリの記載がありません。新潟県付近で見られていたキソチドリはオオキソチドリとするのがよさそうですが、コバノトンボソウを含めてしっかりした識別が難しいようです。地域的にかなりの変異があって線引きがうまくいかない場合がありそうです。
このブログの人気記事
最新の画像[もっと見る]
- ブログの更新をお休みします。長い間ありがとうございました。 6ヶ月前
- 冬虫夏草 カメムシタケ 6ヶ月前
- カメムシタケの胞子のう 6ヶ月前
- カメムシタケの基部 6ヶ月前
- シイタケのほだぎに発生した見慣れないもの 6ヶ月前
- ムラサキホコリカビ 6ヶ月前
- ムラサキホコリカビの胞子のう 6ヶ月前
- クーシンサイ 6ヶ月前
- クウシンサイの花 6ヶ月前
- クウシンサイの葉 6ヶ月前