森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ホナガクマヤナギ

2008年06月14日 | 自然観察日記
 クマヤナギというクロウメモドキ科の仲間で日本海側に生息する種です。この写真は先月撮ったもので、まだ春もほどない頃のものです。すでに実ができていますね。「そんなに急いで開花し結実しなくともいいものを・・」と思いがちですが、実はこれは昨年の初夏に開花して結実したものです。今年の花はまだないのです。花より先に実があるなんて不思議ですね。ゆっくりゆっくり実が熟し、やがて赤くなって最後は黒くなります。
 この2年越しの成熟にもきっと意味があるのだろうと考えています。食する動物とのかかわりを調べると答えが見えるかもしれません。
 (クロウメモドキ科の代表としてナツメがあります。)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 猛禽 | トップ | モミジイチゴ 実 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

自然観察日記」カテゴリの最新記事