園の入り口をわずかに進んだところに園路を挟んで対になって覆いかぶさっている木がありました。一瞬何かわからずかなりまじまじとあちこちを観察したものです。表示もなく(分かりづらいところにあったのですが)かなり思案しました。細かな小葉をもつ棘が著しい灌木。灌木と言っても茎の径は10cmは超えていますからかなりの老木。花はありませんから僅かに残っている実を見てようやく的を絞りました。バラ科の種であるということはまちがいありません。
実は、サンショウバラという種は図説でしか見ていないものですから目の前のものがそれであるというのはなかなか結び付きません。見えにくい札を見つけて初めて納得しましてね。バラのイメージを壊してしまう種です。
実は、サンショウバラという種は図説でしか見ていないものですから目の前のものがそれであるというのはなかなか結び付きません。見えにくい札を見つけて初めて納得しましてね。バラのイメージを壊してしまう種です。