これは志賀高原のあるスキー場で見かけたミズギクの群落です。圧巻です。
タンポポの群落はいろいろな場所で観ていますが、同じキク科で黄色い花。不思議とタンポポを見るときの気持ちと違います。
斜面は水はけが良さそうなのですが、どういうわけかかなり湿性でおまけに日当たりもよく繁茂するには都合の良い場所だったようです。
真冬にヤナギランの風景を思い出すのはいかがでしょうか。無性に春が待ち遠しくなります。
いろいろなところでヤナギランを見てきましたがヤナギランの大群落にはまだお目にかかっていません。人の話では圧巻の群落もあるようですが、私にはまだ恵まれていなくてせいぜいこの程度です。それでも忘れられない絶景でした。
中越地区の柏崎地内に八石山(標高518m) という低山があります。春に散策した資料がありますのでしばらくはこの山塊の花を載せていきます。いくつかの登山口とピークもいろいろある低山ですがいろいろな植物を楽しむことができました。
「野地平」と書いて「ヤチダイラ」と読む。長野県と群馬県の堺にある四阿山(あずまやさん)2354mの北東側の山麓に広がる湿地です。今まで未知のエリアで興味津々で訪れてみました。しかし、かなり乾燥化が進んでいてササやイネ科草本の原になっていてノリウツギやズミの低木がかなり進出していました。遠景は四阿山。
先月、以前から気になっていた奥只見の万年雪を訪れてみました。雪渓周辺の植生が8月の暑い時期でも早春の姿が見られ少し離れるにつれ急激に季節が変化する様子が植物の生育を通して観察できるというとても興味深い場所です。さらに、ここは約1000ⅿほどの海抜の場所ですが山稜の上部から土砂の崩落で一緒に落ちてくる植物の観察などもできいわゆる高山植物なども見られる可能性があります。奥只見のキャンプ場の奥に協力金を払って車で進み手前の駐車場からのんびり1時間ほど歩くと万年雪に辿り着きます。
万年雪の最下部の開口部です。冷たい風が吹き出していてしろいけむりが見られます。沢に沿って雪が積もっているのですがその下は空洞で空気が冷やされここから押し出されてきます。涼むには最高の場所でしょうか。雪渓上部の隙間から空気が供給され絶えずこの冷たい空気の流れが生じています。
片品から金精峠を越えて日光の戦場ヶ原に入ります。起点は湯ノ湖の下駐車場。ここから少し歩けば湯滝が現れます。湯ノ湖から流れ落ちるなかなか豪快な滝です。ここから木道でつながる戦場ヶ原への散策道を歩きますが、今年は補修工事が入ったためわき道を使います。