自分も気付くと良く「独り言」をやってます(^^)
その独り言ですが、ある研究によると仕事などにメリットがあるそうです。
記事(2015年8月15日 msnニュース)によると
『Quarterly Journal for Experimental Psychologyに掲載されたある研究によると、研究者は被験者を2つのグループに分け、半数にはさまざまな絵を見せて、バナナを見つけるよう指示しました。残りの半数には、探している物を大きな声でつぶやきながら、同じ動作をするように指示しました。研究者の報告によると、大声で話すグループのほうがわずかに早くバナナを見つけたのです。彼らは次のように結論付けていました。
分類わけを声に出すことは、知覚処理に変化を与えます。─たとえば、ただ単にイスについて考えるよりも、実際に「イス」という言葉が耳に入ってくると、視覚は一時的により良い「イス探知機」になるのです。参加者は、ターゲットの名前を大きく声に出すようにときおり指示を受けながら、日常にありふれたものを探しました。口に出すことで探知力が高まり、特に、耳に入ってくる言葉とターゲットの関係が強いときに顕著な効果が現れました。
この実験は、探知することに焦点を合わせていますが、認知を必要とする作業なら何でも、試すことができます。もちろん独り言は、取り組んでいる作業とそれに関することをつぶやいてください。この研究の中で、研究者は、独り言と作業との間に関連性が低いと、実際に能率が下がってしまったと付け加えています。
また、LiveScienceは次のように報告しています。
「独り言をする人は、気が変になったということではありません─思考と知覚にとって実にメリットがあるのです」と、研究者は語っています。独り言は合理的でないように思われますが、過去の研究でも、子どもの行動を効率的にするのに役立つことが証明されています。まるで子どもが、靴紐を結ぶ時、目の前の作業に集中するためにやり方を思い出しながら、一つ一つステップを進めていくことがよくあるかのように...。Lupyan氏はLiveScienceに対しこのように述べました。「一般的に重要なのは言語が単なるコミュニケーションツールではないという点です。しかし、私は、言語は知覚を強化し、思考をより良くすることができると強く信じています」。』
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