「カレー」
日本でカレーが食べられるようになったのは明治初頭、それからおよそ150年。
独自の進化を遂げたカレーは本場であるインドの人からも「おいしい!」と絶賛されるほどに
そこで、全国からユニークなご当地カレーを紹介した記事をご紹介します。
記事(2021年3月2日 tenki.jp)によると
『◆これぞ王道中の王道!よこすか海軍カレー
ご当地カレーとして抜群の知名度を誇るのが「よこすか海軍カレー」。横須賀市内にある40以上の認定店で提供されている市民のソウルフード的な存在です。
すこし昔話になりますが、明治時代の海軍軍人は長い軍艦生活の中でたんぱく質やビタミンB1不足から発症する脚気(かっけ)という病に悩まされていました。その時に目を付けたのが当時のイギリス海軍が食べていた栄養満点のカレー風味のシチュー。それに小麦粉でとろみを付け、白米にかけたのが海軍カレーのはじまりと言われています。軍港都市であった横須賀では、明治41(1908)年に発行された「海軍割烹術参考書」に記されているカレーを現代に復元し「よこすか海軍カレー」としてブランド化しました。
正統派ご当地カレーたる「よこすか海軍カレー」は、作り方などにも明確な基準が定められています。
1.肉、人参、玉葱、馬鈴薯をサイコロのように細かく切り炒める。
2.フライパンに牛脂をひき、小麦粉を炒めてカレー粉・スープ・肉・野菜を入れ、弱火で煮込み、塩で味を整える。
3.ご飯にかけて漬物類(チャツネ)を付けて提供する。
また、セットには必ずサラダと牛乳を付けるなど提供スタイルにも様々な決まりがあるようです。
ちなみに現在の自衛隊でも、長い海上勤務の中で曜日の感覚を忘れないよう、毎週金曜日はカレーの日と定めています。よこすか海軍カレーの提供店でも金曜日は大盛無料や半額サービスなどを行っているところが多いので、食べ歩きで横須賀を訪れることがあれば金曜日がおすすめです。
◆北の大地で独自の進化!札幌スープカレー
東京をはじめとした大都市で専門店を見かけるようになり、今や全国にその名が知れ渡っている「札幌スープカレー」。鶏肉や海鮮、野菜からとった出汁に数十種類のスパイスで味付けし、ゴロッとした大き目の野菜が入っているのが特徴です。
その元祖は、1971年に札幌市中央区丸山エリアにあった喫茶店「アジャンタ」の「薬膳カリィ」と言われていますが、最初は健康を意識した薬膳料理として自家用に作っていたものだそう。いわゆるまかない飯でしたが、常連客が食べてみたいと注文したところ、滋味深く旨み溢れるスープが美味しすぎる!とたちまち人気となり、他店にもスープスタイルのカレーが伝播していったようです。
今では札幌市内の200店以上がスープカレーを提供しているほどの人気グルメなので、札幌を訪れた際はぜひ食べておきたいですね。
◆カレールーの上にソースカツ!金沢カレー
実は、人口10万人あたりのカレー屋の軒数が全国トップクラスという金沢市。そんな金沢市を中心とした石川県内で、2005年頃からご当地グルメ的な感覚で話題にあがりはじめたのが「金沢カレー」です。
金沢カレーについては明確なルールがあるわけではなく、その元祖のお店や考案者が誰なのかも定かではありません。しかし、県民によると概ね以下のような認識で通っているようです。
(1)ルーは濃厚で「ドロッ!」とした感じ。
(2)カレールーの上には「カツ」がのっており、その上にソースがかかっている。
(3)ステンレス製の舟型のお皿に盛りつけられている。
(4)先割れスプーンかフォークで食べる。
(5)つけあわせにはキャベツの千切り。
(6)カレーのルーは全体にかけ、ライスは全く見えないように盛り付けられている。
もちろん、お店によっては全く違ったスタイルで提供しているところもあるので「これが絶対!」とは言いきれませんが、「カレー×カツ」はまさにゴールデンコンビですよね!石川県に赴く際はぜひ食べてみたいものです。
◆カレー×チーズ×たまごの協奏曲!門司港焼きカレー
福岡県は北九州市のご当地カレーといえば、ご飯の上にカレーとチーズ、たまごをのせオーブンで焼いた「門司港焼きカレー」です。
明治から昭和のはじめにかけ、海外貿易で栄えた門司港には多くの洋食店が建ち並んでいました。昭和30年頃、とある喫茶店で残ったカレーをグラタン風にオーブンで焼き上げ、それを常連客に提供したところ人気に火が付いた、というのがきっかけと言われています。北九州市の家庭でも食べられているという「門司港焼きカレー」。運ばれてくる前から焦げたチーズとカレーの香ばしい匂いが立ち込めて食欲をそそる逸品です。
現在では市内の20店舗以上で提供されており、ふぐがのった海鮮系からライスをドライカレーにしたものまでバリエーションも豊富になっています。
◆オムライスとカレーの最強タッグ!富良野オムカレー
北海道富良野市の「富良野オムカレー」といえば、みんなが大好きなオムライスとカレーを掛け合わせたご当地カレーです。スパイシーなカレーの海に浮かぶ、ふわふわたまごのオムライスの島!想像しただけでよだれが出てきそうです……。店によってはこれにトンカツをのせたり、素揚げした新鮮野菜を添えたりと独自の色を出して味を競いあっています。
富良野オムカレー推進協議会によれば、富良野オムカレーを提供するには6か条のルールが設けられているそう。
第1条 お米は富良野産を使い、ライスに工夫を凝らす
第2条 卵は原則 富良野産を使い、オムカレーの中央に旗をたてる
第3条 富良野産の「チーズ(バター)」もしくは「ワイン」を使用する
第4条 野菜や肉、福神漬(ピクルス)なども富良野産・北海道産にこだわる
第5条 富良野産の食材にこだわった一品と「ふらの牛乳」をつける
第6条 料金は税抜1,100円以内で提供する
ちなみにこの富良野オムカレー、“開発型ご当地グルメ”の成功例として全国の商工会では名の知れた存在です。2006年3月から提供が開始された比較的新しいご当地グルメですが、6か条の内容からも地産品の消費を後押ししていることがわかりますよね。このように“開発型ご当地グルメ”としてのカレーは全国でいくつか有名なものがあるので簡単に紹介していきたいと思います。
(1)激馬かなぎカレー
青森県五所川原市金木町のご当地カレー。地元の隠れた名産“馬肉”と「激うま」の語呂合わせ。付け合わせの高菜の漬物が馬肉を煮込んだルーと相性バッチリ。
(2)あいがけ神代カレー
秋田県仙北市神代(じんだい)地区のご当地カレー。名産である「あきたこまち」の両脇に、昔ながらのカレーとデミグラスベースの欧風カレーがかかっている。秋田名物いぶりがっことの相性も◎
(3)しもつカレー
栃木県は塩原温泉のご当地カレー。栃木県の郷土料理「しもつかれ」の食材を使ったカレーでライスにかけて食べるほか、うどんやそば、パスタなどで提供する店もある。
(4)北本トマトカレー
埼玉県北本市のご当地カレー。トマトの名産地である北本市にちなみ、「ライスをトマトで赤くする」「ルーにトマトを使用する」「トッピングにもトマトを使用する」などのルールがある。
(5)黒部ダムカレー
長野県大町市のご当地カレー。市を代表する観光名所、黒部ダムを模したカレー。全国で開発されている“ダムカレー”系のはしりと言われている。
(6)奥美濃カレー
岐阜県郡上市のご当地カレー。昔ながらに郡上で親しまれている「郡上地みそ」を隠し味に使用している。郡上市内の飲食店ではそれぞれが独自にアレンジした奥美濃カレーを提供している。
(7)奈良黒米カレー
奈良県奈良市を中心としたご当地カレー。古代米である黒米を使用していて見た目のインパクトが強い。黒米は白米と比べて栄養価が高いほか、スパイスや野菜との相性も良い。
(8)大村あま辛黒カレー
長崎県大村市のご当地カレー。大村市の黒土をイメージした黒いルーが特徴的で、食用の竹炭パウダーを使用している。また、シュガーロードの別名を持つ長崎街道の砂糖と、天正遣欧使節がスパイスを持ち帰ったと言われる歴史から「あまい」と「辛い」、そして「黒」をキーワードに開発された。
全国に存在するご当地カレーの数々、いかがでしたでしょうか。海上自衛隊の基地がある広島県呉市の「呉海自カレー」や京都府舞鶴市の「まいづる海自カレー」など、今回ご紹介できなかったご当地カレーは世の中に数え切れないほどあります。巣ごもり時間が多い昨今、レトルトカレーのネット注文などを駆使して、ぜひ全国のご当地カレーを味わってみてください。おうちに居ながらにして旅行した気分を味わえますよ!』
全国のレトルトカレーを食べつくす!。。。いいかも(^^)
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カレーうどんは好きなんですが(^^;
日本人はカレー好きですね☆
ほな(´ω`)ノ
あ~カレー食べたくなったなぁ
毎日カレーでもいい!と思うほど好きですが
実際毎日だと飽きちゃうのかな(;^ω^)
今日も朝から雨です。
花粉が飛んでないのか鼻の調子がいい♪