hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
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岡山市・龍泉寺  2014.07.25

2014年07月28日 22時14分11秒 | 神社・寺院


  所在地   龍泉寺    岡山市北区下足守900

 龍泉寺は、日蓮宗最上教の本山で、創建は奈良時代天平勝宝年間にこの地で山岳修行をしていた報恩大師によるものとされています。雨乞いの神である龍神様、八大龍王と、豊作の神であるお稲荷様、最上稲荷などが一体となった民間信仰の霊場だったところです。

 鳥居をくぐり駐車場へ、そのそばには、「太閤腰掛岩」があり立て札には「天象10年5月、高松城水攻の際足守川をせきとめ注水するため馬をかりて、この山城一帯を検分せし時、馬を止めて一休せし処と云う」と書かれていました。

 駐車場から本殿方面を望み坂を下り左へ

 御手洗い傍には 「浄行菩薩」と 「お傍の福ねこ地蔵」が、「浄行菩薩の由来」には、久達の本佛のお使いとして大地の底より湧き出てこられた四人の菩薩のお一方です。浄行菩薩は水の徳をあらわす菩薩で特に一切の穢れを浄めることを行としております。

 更に奥には、「ゆるぎ岩」が、「三千貫の巨岩も指1本でうごく、一指にて磐石をもゆるがすは、妙なる法の力なりけり  本山 龍泉寺」 動かないけどちょっとご利益があるかな~

 龍王の滝へ行く途中に、こんな「きのこ」が、少し可愛いね~

 龍泉寺は古墳群のある龍王山の西の中腹にあり、八大龍王と最上稲荷が渾然一体となった民間信仰の霊場で、神仏混合の祈祷の寺として知られる。滝に打たれる荒行は一般の方でも体験することができます。

 「最上の滝」と呼ばれる修行の滝では、雨乞いの神である竜神様、八大龍王と、豊作の神であるお稲荷様、最上稲荷が渾然一体となった民間信仰の霊場です。

 滝から少し戻り本殿へ、龍泉寺の境内と周辺には、多数の「もみじ」が植樹されおり、秋には美しい紅葉を見せてくれる。樹が育ってきており、知る人ぞ知る紅葉の名所です。春には山つつじの美しいハイキングコースにもなっています。

 創建は奈良時代の天平勝宝年間で、この地で山岳修行をしていた報恩大師によるものとされていますが、宗派は、かつて天台宗であった時期があり、日蓮宗に改宗したのは江戸期の備中高松領主の花房氏の影響によるものと言われています。この寺は、奈良時代天平勝宝年間に、報恩大師が創建したと伝られています。
 次回をお楽しみに  では またね

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