所在地 普光寺 兵庫県宝塚市長谷字門畑25
県道68号線「北摂山里街道」を走り牡丹の咲く時期ですので、長谷牡丹園行く途中に普光寺の山門が以前は茅葺の山門がありましたが、今は、真新しい山門です。
参道からは、田んぼにはレンゲの花が咲き、鯉のぼりがたなびく長閑な風景が見ることが出来ます。
宝塚市西谷の長谷(ながたに)地区は、ここは7つある西谷の集落の中でも最も歴史が古い。8世紀はじめ法道上人が大和の長谷(はせ)から移住し普光寺(ふこうじ)を開基したとあります。現在は三田と猪名川を結ぶ幹線道路の最も猪名川寄りにあり、名刹普光寺と長谷牡丹園で有名である。武庫川と猪名川の谷中分水界ともなっています。
養老年間(717~724年)法道の開山により創建されたと伝えられる。本尊は奈良県の長谷寺本尊と同体で、故に当地を「長谷」と称した、と伝えられている。中世には五坊と多くの寺領を有したが、弘治年間(1555~1557年)に焼失。その後、牛頭天王社(現:素盞嗚神社)の別当寺となりました。
境内には、宝篋印塔があります。(県指定文化財、南北朝時代 観応元年 1350年、流紋岩、高さ 136.4Cm)
台座は単弁の反花座上に、単弁の蓮弁を刻んだ請座を設ける。反花座の側面は江戸時代中期の享保の年号と人名を刻まれ、相輪は下から、伏鉢・請花・九輪・請花で、最頂部の宝珠を欠失していますが、貴重な在銘宝篋印塔です。
ちょっと鯉のぼりが泳ぐほどの風がないのかな~。普光寺 を背景に見る風景もいいものです。
次回をお楽しみに では またね
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