hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
神社仏閣・史跡・花の写真などをお伝えします。

神呪寺  2012.09.14

2012年09月19日 21時20分38秒 | 神社・寺院


  所在地  神呪寺    兵庫県西宮市甲山町25―1

 阪急甲陽園より徒歩15分ほど上り坂を歩き少しハードだけど、気持ちいいですよ!やっと神呪寺の仁王門が、江戸時代に建立。市の重要有形文化財に指定されています。

 門には迫力の仁王像があります。

 めざす神呪寺本堂まであと1丁(約100m)山門前の石段を降りたところの小さな池の端に立つこの町石を起点として関西学院裏の水道道に沿ったところに立っている13丁の町石まで1丁毎に建てられたものです。梵字の「クラーク」は、虚空蔵菩薩(3丁の町石と同じ)を表わしています。

 仁王門をくぐると本堂まで、一直線に参道(階段)が伸びています。

 途中には「淳和天皇勅願所」の石碑が、創建は天長5年(828)、第53代淳和天皇の第四の妃であった如意尼が甲山にやってきたことに始まり、3年後に本堂落慶ということです。

 ようやく階段を上りきりました。いい眺めです。

 本堂の後ろの山は海抜309mの甲山。甲山は西宮市のほぼ中央に位置し、西宮のシンボル的存在です。神呪寺(かんのうじ)は通称「甲山(かぶとやま)大師」と呼ばれており、その開基は、828年(天長5年)淳和天皇第4后であった真井御前が霊山甲山に入り、満3年の修行を経た831年(天長8年)、弘法大師より剃髪をうけ、如意尼と名乗り、本堂を落慶したと伝わっています。

 大師堂は、1921年(大正元年)の上棟。安置されている「弘法大師坐像」は弘法大師58歳の姿と伝えられ、甲山大師(厄除大師)として広く信仰を集めている。大師像は鎌倉時代の作とされ国の重要文化財に指定されています。

 釣り鐘はお賽銭をすれば、誰でも打つことができます。1回撞くのに20円支払う必要がありますがね、ここから瀬戸内海側の眺めもよいですよ。

  奥の「多宝塔」は天長8年(831年)に神呪寺が開創されてから1150年目にあたる昭和55年に国家安泰、十方施主、万徳円満を祈願し、神呪寺の無窮の興隆を念願して建立されたといわれています。その脇に甲山への登山口があります。

 来た道階段を降りると右側には、弁天さんが、人が歩いて行けるのか?というくらい、細い太鼓橋がありました。「甲山大師」として親しまれている神呪寺を後に、阪急甲陽園へ
 次回をお楽しみに  では またね