所在地 神戸市立離宮公園 神戸市須磨区東須磨Ⅰ―Ⅰ
離宮公園のある場所は、かつて、京都の西本願寺の第22世法主で、中国、インド、中央アジアの探検家としても知られる大谷光瑞が別荘を建てていました。1907年(明治40年)には離宮にするため買い上げられ、1914年(大正3年)に武庫離宮となり、天皇家がご使用になられていました。このころから須磨離宮と呼ばれるようになったと言われています。
石段を上がっていくと、時代をトリップしたかのような旧離宮の面影があり流れゆく水が清らかな音を立て薔薇の花と香りに満たされる欧風庭園が展望できます。
5月29日~30日未明の台風2号(温帯低気圧)の強風により、現在、傷んだバラの花がら摘みなど手入れが終わったところで、少し薔薇の花数が少ないようです。
王侯貴族のバラ園では180種4000株の色とりどりのバラが咲く美しい噴水と芝生の整形式庭園で薔薇は まだまだ花を楽しむことが出来ます。
ちょっと覗いてみると色んな種類の薔薇があり、ここには、「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ」1997年、パリで不慮の交通事故死を遂げたイギリス王妃・ダイアナ。彼女の遺志を継いで、没後、売上金の一部を途上国支援のためのダイアナ基金に寄付することを契約条件に、育成者のJ&P社が命名することが許されたバラです。
「プリンス・チチブ」秩父宮妃殿下・勢津子様に捧げられたバラです。四季咲きです。
「ジュピレ・デュ・プリンス・ド・モナコ」グレース・ケリー王妃の夫君であった、モナコ公国のレニエ3世大公即位50周年記念にささげられたバラ。花の色は国旗の赤と白をあらわしています。四季咲きです。
「プリンス・ミチコ」美智子妃殿下に捧げられたバラです。温かみのある花の様子が妃殿下のお人柄をよくあらわしているようです。四季咲きます。
「プリンセス・アイコ」敬宮(としのみや)愛子 内親王殿下の誕生を祝して捧げられたバラです。四季咲きです。
「プリンセス・ドゥ・モナコ」アメリカのハリウッド女優からモナコ公国王妃に転身した、グレースケリーに捧げられたバラ。事故で惜しくも急逝されました。ピンクと白の2色のモナコ国旗をイメージしています。四季咲きです。
「ミケランゼェロ」ダビデ像などの彫刻や建築・絵画で有名な、イタリアルネッサンスの巨匠の名を冠したバラです。明るく美しい輝くような黄色の花を咲かせます。四季咲きです。
「ラ・ヴィ・アンローズ」「ばら色の人生」という意味のバラ。12月まで咲き、花数が多く、一輪も大きな花が咲きます。四季咲きです。
王侯貴族のバラ園は何時来ても綺麗です。
トンネルをくぐり坂道を下りて行き花菖蒲園へやって来ました。
花菖蒲園の端には、少し紫陽花の花が咲き始めています。
紫陽花の花を見ると梅雨の花という感じがします。これからが見頃ですね。
花菖蒲もこれから見頃になってきましたね。
離宮公園では、本園南東側にある花しょうぶ園で40種3,000株の花菖蒲を見ることが出来ます。
江戸系、伊勢系、肥後系に大別でき、花の色は、白・ピンク・紫・青・黄などを中心に、絞りや覆輪のものもあります。
40種3000株の花しょうぶが咲き、和の風情をかもし出しますが
見頃がこれから始まったところです。
“いずれがあやめかきつばた”と言われますが,これにハナショウブが加わると,見分けはいっそう難しいかも知れませんが、ハナショウブは花が大きいことや,色は紫(青紫,赤紫)や白が多いということなので,比較的容易に見分けられるでしょう。
これは、黄菖蒲の花かな~
いろいろの花菖蒲の花が咲き、今の時期が写真を撮るには一番いいですね
私は、この紫色の花菖蒲が好きですね
今日は、普段というのに多くのアマチュアカメラマンが花菖蒲の写真を撮りに来られていました。
そばの新池には、睡蓮が咲き長閑な風景で水鳥が飛来してくるのをカメラマンが待ち構えていますいい写真を撮るには根気がいりますね。
池の端にいると大きな鯉が着ましたが、この辺で須磨離宮公園を出て行きます。
次回をお楽しみに では またね