たびびと

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虫歯と歯みがき エジプトの風

2010年02月19日 | エジプトの風
初めてのエジプトレストランで食事が終了しました。

その日は朝食を多目に食べていました。だから昼食がお腹に入るかどうか心配でした。でも、全体的に料理のボリュームは控え目で、僕には丁度よい量でした。

食後にトイレに行きます。
バス移動まで時間が少ししかありません。でも、歯もみがこうと思いました。

幼い頃、虫歯で痛い思いをしました。

毎日ではありませんでしたが、よくアイスクリームやチョコレート、スナック菓子を食べました。だから当然虫歯になります。

一度近所の友人の家に遊びに行ったときに驚いたことがあります。
彼のお母さんも仕事をしていました。いわゆる共働きです。だから、家に帰ると基本的に誰もいません。
しかし、何と、その友人の家のテーブルの上には、その日のおやつ代として100円がおいてあるのです。
彼と一緒に近くのスーパーへ行きました。今のようにコンビニはあまりない時代。消費税もないので、100円でおかし一袋が買えます。彼は購入したポテロングというお菓子を僕に半分分けてくれました。

彼のように毎日ではありませんが、週に数回はお菓子を食べていました。その後、夕食までの間、もちろん歯をみがくという習慣はありません。

虫歯が何本かでき、歯医者で詰め物をしてもらいます。
しかし、詰め物がとれたり、虫歯が進行したりで、治療を繰り返していくうちに、乳歯の根元のみが残るという無残な状況になりました。

ある日、歯医者さんでその乳歯の根3本を抜こうと決心しました。というか、母に歯医者に無理やり連れて行かれました。
ところが、歯を抜くときに、痛さと恐怖で僕があまりにもすごい顔をしたので、歯医者さんは歯を抜くのを中断してしまったのです。

歯科医院が嫌いでした。
あの、
「キーン」
と歯を削る感覚、音、何ともいえません。

そしてあの巨大な麻酔注射器。

小学校で毎年歯の検査がありました。毎年、
「乳歯の根っこが残っている歯を治療しなさい」
と記述された指示書を受け取りました。
でも、そのまま放っておいたのです。

そんな中、近所に新しい歯科医ができました。評判もなかなかです。そこで、ついに、3本の乳歯をすべて抜くことになりました。
3週間かけて、毎回一本ずつ抜いたのです。
子どもの僕には大変ショックなできごとでした。

数年後、全ての乳歯が永久歯に生え変わります。

そのとき僕は誓ったのです。
「こんな痛い思いはもうたくさんだ。
よし、どんなときも甘いものはなるべく控えよう。
そして、食後は必ず歯をみがこう」

コーヒータイム、おやつの時間がありますね。
歯をみがける状況にないときは、一切間食をしなくなりました。
これは大人になってからもかわりません。もちろん、スーパーの試食もしません。

外出時、旅行中のレストランで食事をした後は、すぐにトイレで歯をみがきます。

この努力のせいか、今は3本の処置歯のみ。
ちなみに、このうちの2本は、子どもの頃からのものです。
つまり、この決心をしてから、実質虫歯は1本しか発生していません。

やればできるものですね。

ところが、過去に虫歯になり詰め物がしてある歯が一本痛みます。
ここ数年我慢してきました。歯医者さんは、
「神経に特に問題ないのでこのままでいいのでは」
といってくれています。

でも、時折気になり、本も読めなくなることがあります。
仕方ないので抜いてしまい、入れ歯にすることを考えています。神経を抜く治療にはなぜかとても抵抗があるのです…。


多くの方に楽しい旅をしていただければと思っています。
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