たびびと

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日本人の素晴らしさ エジプトの風

2010年02月05日 | こころの旅
前回、前々回の2回にわたり、行動心理について書かせていただきました。

自己主張が控えめな日本人。
日本人は協調して、おりあいながら生きるのが得意な民族だと思います。

策略、戦略、競争が苦手です。
戦わず、比較しないことをベースに生きてきました。

過当競争という言葉は日本だけに存在するということを聞いたことがあります。
「競争は善ではありませんよ。過当競争はよくありませよ。協力が大切ですよ。」
ということですね。

外国では、競争は競争。
「経済発展のための原動力」
「美なるもの」
というとらえ方がされています。

明治時代以降、西洋文明が日本に入ってきました。
その後、日本は敗戦。
日本の卓越した民族性を恐れたアメリカは、GHQにより日本を骨抜きにします。

そして近年、グローバリゼーションのもと成果主義が導入されました。目標達成こそが全てという競争社会です。
日本のよさが大きく失われてしまいます。

会社の生産性は向上したのでしょうか。
日本社会は発展したのでしょうか。

答えは明らかですね。

そして世界不況への突入…。

今、企業では、年功序列、終身雇用という以前の日本らしさが見直されています。

中国の囲碁。
白石をとられても、黒石をとられても、とられた石は死んでしまいます。
その石を使うことはできません。

西洋のチェス。
これも同様です。相手の駒をとっても使えません。自分の駒をとられたら、それは死んでしまいます。相手も使えません。

日本の将棋。
駒をとってもとられても死にません。とると、自分の駒として使えるからです。

日本人のもつ多様性、協調性を認める東洋思想が世界に広まるとき、平和な世の中が実現するのかもしれません。

多くの方に楽しい旅をしていただければと思っています。
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