まずは一つ目の話です。
釈迦の生きていた時代、プルナカシャパという釈迦の優秀な弟子がいました。
ある日のことです。
ブッダが、プルナカシャパという弟子に向かって言いました。
「プルナカシャパよ、お前ももう一人前になったから、どこか説法に出かけなさい」
プルナカシャパはブッダに質問をします。
「はいわかりました。どこに出かければいいですか」
「どこでもお前が好きなところに行きなさい」
ブッタは答えました。
プルナカシャパは少し考えると、
「わかりましたブッダ。では、私はあの地域へ行きたいと思います」
と返事をしました。
ブッダは答えます。
「そこはやめておいたほうがいい。なぜなら、あの地域はインドで最も危険な無法地帯だ。お前も知ってのとおり、私の弟子は誰一人そこへ行ったことがない。私の考えも浸透していない。もっと無難で安全な他の地域にしたらどうだ」
「はいブッダよ。それはよく存じております。だからこそ、そこ行きたいのです」
プルナカシャパの決心は変わりません。
そこでブッダは微笑みます。
「わかった。これから三つの質問をしよう。
その答えを聞いてから、決めることにしよう。
一つ目の質問だ。
その地域に行き、まず説法をしたとする。
その説法の後、その地域の人々にばかにされ、批判され、軽蔑されたらたらどうする」
プルナカシャパは答えます。
「私はその方々に感謝したいと思います」
「どうしてだ」
「その方々は、私をたたく力があるにもかかわらず、そうしないでくれたことに感謝します」
多くの方に楽しい旅をしていただければと思っています。
応援のクリックをどうもありがとうございます。
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ブッダが、プルナカシャパという弟子に向かって言いました。
「プルナカシャパよ、お前ももう一人前になったから、どこか説法に出かけなさい」
プルナカシャパはブッダに質問をします。
「はいわかりました。どこに出かければいいですか」
「どこでもお前が好きなところに行きなさい」
ブッタは答えました。
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ブッダは答えます。
「そこはやめておいたほうがいい。なぜなら、あの地域はインドで最も危険な無法地帯だ。お前も知ってのとおり、私の弟子は誰一人そこへ行ったことがない。私の考えも浸透していない。もっと無難で安全な他の地域にしたらどうだ」
「はいブッダよ。それはよく存じております。だからこそ、そこ行きたいのです」
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「わかった。これから三つの質問をしよう。
その答えを聞いてから、決めることにしよう。
一つ目の質問だ。
その地域に行き、まず説法をしたとする。
その説法の後、その地域の人々にばかにされ、批判され、軽蔑されたらたらどうする」
プルナカシャパは答えます。
「私はその方々に感謝したいと思います」
「どうしてだ」
「その方々は、私をたたく力があるにもかかわらず、そうしないでくれたことに感謝します」
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