Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

Wk 52

2006-12-27 | Japan
Monday, Dec.25, 2006
■「地域環境管理論」の講義(10週目):地域環境の再生とランドスケープの新しい枠組、と題して、エムシャーパークにおける地域経済の再生と包括的概念としての「公園」、ダウンズヴューパークにおける都市公園の新しいかたちと「管理」、フレッシュキルズ埋立地の環境再生と地域エコロジー、の3事例について解説・評価。ブラウンフィールドの環境再生とランドスケープの役割について課題を交えて議論。
※ ペーター・ラッツ・アンド・パートナーズ http://www.latzundpartner.de/L3/eng/e-4-du.htm
※ スーパーファンド法(包括的環境対策補償責任法 Comprehensive Environmental Response and Liability Act; CERCLA及びスーパーファンド修正および再授権法 Superfund Amendments and Reauthorization; SARA) http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=1399
■「環境デザイン実習I」(オオハシ講師、後半の3週目):100分の1平面図のドローイング。200分の1から100分の1の世界へ。断面と立面の違い。工事不能な平面図。コンセプトの実体化。エスキースに寸法を与える作業で大いに戸惑う学生諸君。まあ無理もない。ゆっくりやればよい。

Tuesday, Dec.26, 2006
■ 学生との研究打合せ:研究生および大学院生のコンサルテーション。
■ 分科会テープ起こしの依頼:昨年もお願いした3年生のA君に今年の日本造園学会全国大会分科会「アーバニズムとどう向き合うか? その4-人口減少社会におけるランドスケープのデザイン-」のテープ起こしのアルバイトを依頼する。録音機材・メディアがMDプレーヤーからICレコーダーに進化した。PCに取り込んで専用ソフトでそのままテキスト化。精度のほどはいかに。
■ 日本造園学会ランドスケープ技術研究委員会の「公共造園空間の保全・整備における設計・施工・管理-その連携と空間評価-」提言のドラフトを委員に回覧。年明けに意見を集約して1月中に脱稿、の予定。
■ 科学研究費補助金の最終成果報告書の原稿依頼:研究分担者への各研究報告原稿の依頼。研究課題は「地区スケールを単位とした緑による温熱景制御手法の開発と計画システムの構築」。

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2006-12-26 | Japan
Monday, Dec.18, 2006
■「地域環境管理論」の講義(9週目)
「米国のニューアーバニズム運動とランドスケープ」と題して、ランドスケープの視点から同運動を評価。授業の準備のために、久方ぶりにCNUのウェブサイトを覗いてみたが、Global Warming への対処が近年の重要なミッションになっているようだ。Smartcode(pdf)もバージョンアップされている。崇高なる理念の実践はなかなかに難しいだろうが、好感が持てるのは、彼らが空間づくりのプロとして、理念は「ハード」によってこそ達成されるとの揺るぎない信念を保持していること。安易にソフトに逃げたりしない。
■「環境デザイン実習I」(オオハシ講師、後半の3週目)
コンセプトメイキングのための「仕込み」としてキャンパスを歩く(写真)。ワークでは、ゾーニングとエスキースの違いを理解させるのに一苦労。授業の中でオオハシ講師(M&N環境計画研究所代表)が「1年生の君たちにはちょっと難しいだろうけど」と前置きして、『ランドスケープ批評宣言』を紹介してくれた。

Tuesday, Dec.19, 2006
■ 平成19年度日本造園学会全国大会研究発表論文再査読結果報告書提出
■ 兵庫県立大学との共同研究打合せ
イチノセさん(兵庫県大)とツマ(国総研)と飯田橋のラムラの中にある東京ボランティア・市民活動センターにて東アジア・ランドスケープ関連の共同研究の打合せ。終了後、ツマと立ち寄ったラムラ内の書店にて、佐藤優『獄中記』岩波書店,2006 を買う。巻末に付されている「獄中読書リスト」がスゴイ。
■ 次年度より部局化される千葉大学自然科学系大学院園芸学研究科授業科目の最終確認 ※園芸学部も改組されます。

Wednesday,, Dec.20, 2006
■ 環境造園学プログラム会議:新制大学院の実習科目「プロジェクト実習」の内容検討及び非常勤講師科目の検討等。
■ 大学院講義「都市環境学特論II」の5週目:巣鴨地蔵通りのランドスケープ現況解析。
■ 「環境デザイン実習V」の9週目:コンセプトメイキング及び導入機能の検討とサイトー先生チームとの合同中間発表会。

Thursday, Dec.21, 2006
■ JABEEワーキング会議:改組後新カリキュラムのJABEE対応について。
■ 大学院自然科学研究科外国人留学生入学試験(専門科目)の監督及び判定会議
■ ショー先生と研究打合せ:兵庫県大との共同研究打合せの結果を伝え研究内容を検討。
■ 職員組合の忘年会:恒例のビンゴ大会。今年は運がなかった。

Friday, Dec.22, 2006
■ JABEEワーキング会議:昨日に引き続いて新カリのJABEE対応について協議。学習・教育目標を変更することになった。
■ 株式会社OL社新卒採用説明会の日程調整

Saturday, Dec.23, 2006
■ 友人家族と一緒に自宅で食事会:景品付きのビンゴ大会で大いに盛り上がる。それにしても今年は40年の人生で間違いなく最も早く過ぎ去った1年と自信を持って言える(←どんな自信だ?) 毎年のことだが、街を飾る(汚す)センスのかけらも感じられないクリスマスの電飾がじつに腹立たしい。クリスマスが終わればすかさず正月のお飾りに早変わりする節操のなさに至っては呆れてものも言えない。もうちょっとなんというか地に足が着いたことができないんだろうか。

Sunday, Dec.24, 2006
■ 年末の諸事:午前中は自宅の片づけ&掃除。午後は外出し所用を足す。良い天気だったので一家で散歩がてら徒歩で出かける。和名ヶ谷の広大な農地を眺めながらクリーンセンターを経由して二十世紀ヶ丘に出る。冬の青菜の畑というのは凛とした風景で好きである。帰宅してからは賀状の準備。今年は、昨夏、観光地開発プロジェクトで訪れた韓国全羅南道荷衣島の唐辛子干しの風景を収めた写真を印刷することにした。

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2006-12-18 | Japan
Monday, Dec.11, 2006
■「地域環境管理論」講義(8週目):「新都市の開発・再開発にみるランドスケープの管理」をメインテーマに、計画と事業をつなぐプログラム、将来の住民ニーズに応えるランドスケープ、団地の建替と環境資産の保全・管理について講述。大規模ニュータウンの建設機会は今後もうないには違いないがしかし、ニュータウン建設で培ったノウハウは今後のまちづくりにも大いに役立つ普遍的なものである。問題はそのことがあまりレビューされていないことだ。
■「環境デザイン実習I」後半(2週目):緑風会館前広場の現況評価。

Wednesday, Dec.13, 2006
■「都市環境学特論II」の4週目:デザインガイドラインの先行事例のチェック。
■「環境デザイン実習V」の8週目:コンセプトメイキングの2回目。

Thursday, Dec.14, 2006
■ 日本造園学会ランドスケープ技術研究委員会:幹事の僕の怠慢でほぼ1年越しになってしまった「公共造園空間整備における設計・施工・管理-その連携と空間評価-」提言の公表の目処がようやく立つ。その他、来年の全国大会での分科会企画など。
■ (社)日本公園緑地協会の平成18年度公募研究に応募
■ 家庭の事情により、研究室の忘年会、巣鴨まちづくり協議会総会(ダブルブッキングだった)をキャンセル。

Friday, Dec.15, 2006
■ 園芸学部百周年記念館(仮称)の建設位置及び伐採・移植樹木の検討:雨上がりのキャンパスにて同建物の建設位置を現場にて検討。校舎からのヴィスタラインを考慮し、かつ伝統のアーボリータム(樹木園)を極力苛めないように慎重に位置決めと仮の縄張りを行い、移植樹木、伐採樹木を選定。造園にいかにカネを引っ張ってこれるかが課題。窪地にできた水溜まりにイチョウの落葉が降り積もり、朝の淡い光線が差し込み辺りが黄色に染まる。水溜まりの真ん中でカラスがバシャバシャと行水。静寂が破れた。学生がちらほらと登校してくる。

Saturday, Dec.16, 2006
■ Imagination of ULTRA / OBJECTS・Subjects:パルコミュージアムで開催中の標記展覧会を一家で見に行く。生誕40周年を迎えるウルトラマンというヒーローと怪獣の造形を、写真とオリジナルプロップを通して見直してみるという企画(同展覧会のフライヤーより)。僕は子供を連れて行ったが、客層はほとんど大人。非常にマニアックな展覧会で子供にはちょっと不向きであった。展示されている品数もかなり少な目でいささか期待はずれ。もう少し作品の時代背景が見えてくるような展示にすると面白かったはず。GAPで子供服を買って帰宅。

批判の対象に愛あり

2006-12-15 | Media
それにしても読みたくなるのは決まって専門外。

■ 藤原正彦「国家の堕落」文藝春秋,1月号,2007
未だに読む気にならない『国家の品格』の著者による特別寄稿。まあ耳(目)半分で読んでみたが納得できる点もあった。大学に身を置いていてつくづく感じるのは、大学人の経済界寄りの姿勢。まことに気持ちが悪い。昨今の大学経営において、こうした振る舞いが必要なのは事実だが、そうなってしまったのはたんに「政治」による結果。

■ 柄谷行人・佐藤優「国家・ナショナリズム・帝国主義」世界,1月号,2007
ものすごい組み合わせで、一発で買い。それにしても佐藤さん(元外務官僚)というのは魅力的な人物である。中央省庁や官僚の批判を呈しつつ、それでいて官僚という仕事の重要性、いや魅力がヒシヒシと伝わってくる。柄谷さんに「なるほど」と言わせてしまう人も珍しい。

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2006-12-11 | Japan
月曜午前、「地域環境管理論」の講義(7週目)。「インフラとしてのランドスケープ:戦後日本の都市開発に着目して」と題して、ニュータウンと田園都市、自然環境の保全とニュータウン開発、環境インフラとしての市街地住宅について解説。郊外と都心のダイナミズムにランドスケープがどうコミットしてきたのか? 午後、「環境デザイン実習I」の後半戦がスタート。オオハシ先生(M&N環境計画研究所)主担当により松戸キャンパスの緑風会館前広場の改修計画がテーマ。今日は寒空のもと広場の実測を行った。

火曜午前、久々にフリーの時間がとれ、たまりにたまった書類の整理やらデスク回りの片づけ。どんどん捨てる。昼休み、改組後の大学院の「プロジェクト実習」の枠組についてミタニ、ショウの各先生と打合せ。来年度から大学院のカリキュラムでもいよいよ実習科目がスタートする。午後一で建研のスズキさんと研究打合せ。夕方、タム研のハヤシ君がみえ、見沼田圃のプロジェクトについて打合せ。明らかに必要とされている仕事にお金が回らないということは、どこかでムダにカネが使われているということ。

水曜日、毎年恒例の京都実習に学生さんが大挙して出かけてしまったため、午前と午後の授業を休講にした。空いた時間を日本造園学会関東支部幹事会のための資料づくりに充てる。その資料を持って夕方、東農大へ。造園資産のインベントリー作成に向けた企画案のほか、イギリスの造園図書保存プロジェクト(UKLAPPP)について話題提供。造園学会賞受賞作品の今をモニタリングする見学会の実施等、意見を述べさせていただいた。幹事会終了後、マスターピースのタカハシさんと食事。農大通りの古本屋「大河堂書店」で岩波写真文庫173「千葉県-新風土記-」を購入。行き帰りの電車の中でネット検索でたまたま見つけた「Restoration versus innovation in public park design (with special reference to the United Kingdom)」(THOMPSON, Ian, 2006)という論文に目を通す。イギリスの公園デザインにみる「後ろ向きの姿勢」に批判的に切り込んだ実に示唆に富む内容。

木曜午後、修論ゼミ。金曜午前、留学生とD論打合せ。flickr(フォトアルバム)に新しいセット(Plans)をつくった。イギリスのいわゆるKey Diagramを中心に集めていくつもり。念のため出典(URL)も明記。それにしても海外の図面というのは上手いというよりなんかこう知的だ。

土曜日。小雨舞う底冷えのする午後、千葉大学園芸学部100周年記念事業の準備打合せ。仮称100周年記念館の用途と位置について検討。終了後、「造園学会財政・組織改革にともなうタスクフォース委員会」出席のため、渋谷公園通りの日本造園学会事務局へ。例によってリブロに寄り、大川三雄・渡邉研司『DOCOMOMO選モダニズム建築100+α』河出書房新社,2006、 高野麻結子編『日本名風景案内 Japan Travel Guide』プチグラパブリッシュング,2006 を購入。日曜日、前日とはうって変わってぽかぽかとした暖かい陽気。妻子と連れだって久しぶりに和名ヶ谷クリーンセンターに行き蕎麦を食す。

DOCOMOMO International
人と自然が織りなす日本の風景100選/愛知万博「愛・地球博」
人と自然が織りなす日本の風景100選

Icons Revisited

2006-12-09 | Media
やはりカイリーのNCNBプラザ取り壊しは米ランドスケープ界にとって大きな波紋を投げかけているようだ。なぜなら、カイリーの同作品に対してはかつてランドスケープアーキテクト達が惜しみない賞賛を与えているからだ。その作品が取り壊されるということはある意味で専門家の評価に疑問符が付されたことになる。米国ランドスケープ・アーキテクチャー誌の編集長ビル・トンプソンは問う。「何故にランドスケー・プアーキテクトは、ホームレスを除いてほとんど誰もが避けるようなデザインに賞賛を積み重ねたのか?」「ランドスケープ・アーキテクトは彼らのイコンを崇める。しかしそれらすべてのイコンが崇敬に値するものといえるのか?」この疑念に部分的にではあるにせよ答えていくために「Icons Revisited」というシリーズ記事を始めたとのことである。LAND MATTERS by Bill Thompson, Landscape Architecture, Oct. 2006

スコットランド自治政府ニュース

2006-12-04 | Great Britain
Scotland getting greener 01/12/2006
Support for projects encouraging the use of green space in towns and cities.

Coastal and Marine National Park 11/10/2006
Consultation begins on proposals to create Scotland's first coastal and marine national park.

New protection for open spaces 10/08/2006
Under new measures local authorities will have to carry out an audit and prepare a strategy for open space in their area.

自分のために読む本と仕事のために読む本

2006-12-02 | Media
最近行動理念を変えた(←大げさ)。休める会議や委員会は極力休み、事務的な書類は極力締め切りを無視するか提出せず、「自分のことをやる」。それが「自分をまもる」最大にして最も有効な生き方である。ここでは。。。以下は自分のためにここ数ヶ月で読んだ本の覚え書き。自分のための覚え書きであって、推薦図書ではないので勘違いなきよう>>>学生諸君!

・富山太佳夫『笑う大英帝国-文化としてのユーモア』岩波新書,2006
・奥野信宏『公共の役割は何か』岩波書店,2006
・五十嵐太郎『美しい都市・醜い景観 現代景観論』中公新書ラクレ,2006
・富田均『東京坂道散歩』東京新聞出版局,2006
・松下邦夫『改訂新版 松戸の歴史案内』郷土史出版,1982
・NPO法人日本都市計画家協会編著『都市・農村の新しい土地利用戦略』学芸出版社,2006
・佐々木信夫『自治体をどう変えるか』ちくま新書,2006
・手嶋龍一・佐藤優『インテリジェンス 武器なき戦争』幻冬社新書,2006
・長谷部恭男・杉田敦『これが憲法だ!』朝日新書,2006
・寺西俊一監修・東アジア環境情報発伝所編『環境共同体としての日中韓』集英社新書,2006

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2006-12-02 | Japan
月曜午前、「地域環境管理論」(6週目)。日本におけるアーバニズムとランドスケープの関係(その2)。土地利用計画と決別する緑地計画、地方自治と分化に向かう緑地計画、グリーン化するアーバニズムについて解説。都市計画の用途地域図で都市公園は住宅地域に色塗りされており、したがって土地利用としてのカテゴリーを与えられていないこと。ドイツのランドシャフツ・プランは土地利用計画(Fプラン)に接続されていること。また、国土計画~広域圏計画の視点から「地方分権」を批判的に検証。ランドスケープは周回遅れのトップランナーか。午後、「環境デザイン実習I」の8週目。タカサキ講師が主担当する前半の課題「すべてのすわる」の発表・講評会。オブジェクト(椅子)のデザインからすわる空間、すわる環境のデザインへ。1年生諸君は環境デザインの第一歩を確実に踏み出してくれた。

火曜午前、研究生のミゾグイさんと研究打合せ。日本の学会賞受賞作品、作品選集掲載作品の紹介記事が、いずれも受賞者(設計者)自身によって書かれていることは大いに疑問である。受賞の理由、すなわち選考委員(会)による作品選定の理由が意外にも「どこにも」書かれていない。設計者本人による作品解説ももちろん重要だが、設計者自身は受賞の理由を客観的に記述することはできない。これは選考を行った選考委員(会)など、説明責任をもつ第三者によってレビューされるべきものである。午後、環境情報科学センターの第20回環境研究発表会のため市ヶ谷の日本大学会館へ。5題の研究発表の座長を務める。マルタ先生と久しぶりにお会いする。

水曜午前、大学院の授業「都市環共学特論2」の2週目。巣鴨地蔵通り商店街のまちづくりの経緯について復習。ランドスケープの視点から何が提案できるか。午後、「環境デザイン実習V」の7週目。今日からいよいよコンセプトメイキング。なかなかに面白い提案が出揃って今後の展開が楽しみ。先週までのリサーチに基づきつつも、それを軽々と超えていく跳躍感、自由な発想、これがスタジオの醍醐味だ。実習終了後、早めに子供たちを保育園に迎えに行き、母に託してから大学へとんぼ返り。留学生のD論予備審査会。今年、副査を担当することになった博士論文2本はいずれも英語論文・英語発表で審査するほうも神経を使う。

木曜日,造園学会の研究発表論文の修正に没頭する。夕方,講座の懇親会。金曜日,子供たちを保育所に送り届けてから,学会論文修正の続き。夕方,締め切り間際に渋谷公園通りの学会事務局に修正論文を届ける。リブロに寄って帰宅。土曜日,大学院の授業「都市環共学特論2」で巣鴨地蔵通りの現地見学。歴史的街並みを評価する視点や基準というのは時間軸でいえば、江戸~明治でほぼ止まっている。例えば伝建地区等、歴史的街並みと称される地区のほとんどは近世由来のものだ。しかし、昭和の街並みが歴史的存在となる時代はもうすぐそこまで来ている。では、昭和の街並みを特徴づける条件とはどのようなものか。巣鴨の街並みに見られる「猥雑性」をコード化することは可能か。。。塩大福と新書2冊を買って帰路につく。