Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

風力発電所追記

2006-04-30 | Great Britain
風力発電所の巨大なタービン(風車)による景観や環境への影響について、このスコットランドのケースがどのように評価されているのかは不明。一方、有名な湖水地方(イングランド)での建設計画は、景観への影響を憂慮した政府によりリジェクトされている。その他、計画制度上の景観影響評価について下記の情報があります。
・風力発電所開発に伴う景観影響評価についてのウェールズの計画制度上の規定については>>>こちら
または>>>こちら
・イングランドのオフショアにおける風力発電所の環境影響評価のガイドラインについては(PDF)>>>こちら
・欧州の優良風力発電所開発ガイドラインについては(PDF)>>>こちら

グラスゴウ南部に単独では欧州最大となる風力発電所!

2006-04-29 | Great Britain
スコットランド自治政府ニュース 27/04/2006より(ダイジェスト)
・スコティッシュ・パワー(スコットランド電力)がホワイトリー(Whitelee)に建設予定。
・タービン140機で最大発電量322メガワット。完成すれば、スコットランドで1年間に必要とされる電力量の2%を供給可能。
・政府は、スコットランドにおける再生可能エネルギー時代に向けた大きな一歩と位置づける。
・スコットランド自治政府は2010年までにスコットランドでの発電量の18%(2020年までに40%)を再生可能エネルギーから得るようにするとしている。
・立地は、ムーアランド(荒れ地)と森林地帯からなる丘陵地帯、東西11.5km、南北7kmにわたる総面積52平方キロの地域。

・くわしくはこちら>>>Scottish Executive/News 27/04/2006

長期グリーンベルト計画

2006-04-29 | Great Britain
スコットランド自治政府ニュース 27/04/2006より(ダイジェスト)
・スコットランドのグリーンベルト(緑地帯)について、少なくとも向こう20年間は存続させることを決定。
・ディベロップメント・プランとの連携の強化:具体的には、グリーンベルトの保護強化により、行政の長期計画の実効性を高めること。また、グリーンベルト内の土地のいかなる指定解除も、ディベロップメント・プランの長期戦略の一部として行われなければならない。
・デベロップメント・プランとの連携の強化により、計画の初期段階から、グリーンベルトの境界変更の決定について、地域住民、地権者、デベロッパーや投資家との協議が可能となる。
・アバディーン、エディンバラ、グレーター・グラスゴウ、ファルカルク、グランジマウス、エア、プレストウィック、クラックマナンシャー、スターリングに加えて、セイント・アンドルーズ、ダンファームリン、パースの3つのグリーンベルトがストラクチャープランのなかで認められた。

・詳しくはこちら>>>Scottish Executive/News 27/04/2006
・グリーンベルトの政策方針はこちら>>>Scottish Planning Policy: SPP 21: Green Belts

Imparkments create parks

2006-04-28 | Japan
Monday, April 24, 2006
■ 「公園計画論」講義2回目
公園と緑地の概念規定について説明。授業終了後、質問してくれた学生が数名いた。いずれも本質をついた的確な質問だった。できれば、授業中にしてくれるとみんなも共有できて好都合なのだが、勇気がないのか、大抵、授業終了後にフラフラッとやってくる学生さんが多い。表題の台詞はグリニッジ大学造園学科(ロンドン)のトム・ターナー教授の著書『City as Landscape: A Post-Postmodern View of Design and Landscape』からの引用。僕の授業でも度々引用させていただいていますが、とてもいい本です。グリニッジ大学造園学科のホームページは、ロンドンのランドスケープ事情に関する情報が豊富で勉強になります。
■ 研究室ゼミ2回目
今年度のゼミの内容について討議。

Tuesday, April 25, 2006
■ 造園学会分科会原稿提出
来月、大阪で開催予定の日本造園学会全国大会の分科会で発表予定の原稿を締切を大幅に過ぎて提出。事務局にはご迷惑をおかけしました。内容は下記のとおり。
日 時:平成18年5月22日(月) 9:30~11:30
場 所:エル・おおさか(大阪府労働者センター/大阪市中央区北浜東3-14)第一会場
テーマ:「アーバニズムとどう向きあうか? その4 人口減少社会におけるランドスケープのデザイン
・木下 剛(千葉大学):都市批判としてのランドスケープ原論へ
・高橋 靖一郎(マスターピース):少子高齢化社会における空間の位置づけ
・石川 初(ランドスケープデザイン):郊外の減設-多摩丘陵引退計画へ-

Wednesday, April 26, 2006
■ 出生届・転籍申請
松戸市役所にて次男の出生届。併せて新居への本籍地の変更手続きを済ます。市役所からお祝いのアルバムをいただいたが、長男の時もそうだったように、今回も使わないだろうな。ほんとうにフィルムを使うことはなくなってしまった。
■ 昨年度末、全く時間がとれず、延び延びになっていた職場への住所変更、給与振込先金融機関変更、保険証の記載事項の変更、出生・扶養関係等の手続きを一気に片づける。午前中は市役所、午後はこれら手続きでほとんど忙殺された。長男を保育所に迎えに行くまでの残されたわずかな時間を利用して、明日締切の科学研究費補助金の交付申請書の準備。

Thursday, April 27, 2006
■ 科学研究費補助金交付申請書提出
■ 教授会

24時間態勢始動!

2006-04-26 | Japan
Wednesday, April 19, 2006
■ 千葉大学園芸学部百周年記念事業企画委員会
■ 早稲田大学芸術学校都市デザイン科講義「公園緑地計画」第3回目
「都市公園という制度:“公園ゴミ箱論”試論」と題して、都市活動の外部不経済を内化する装置としての都市公園の意義について解説。
■ 造園学会分科会打合せ
マスターピースのタカハシさんとランドスケープデザインのイシカワさんと始めた分科会も今年でいよいよ4年目となる。今年は「アーバニズムとどう向きあうか? その4 人口減少社会におけるランドスケープのデザイン」と題して5月22日大阪にて開催予定。このイベントの準備のために、お忙しい中、お二人に新宿までご足労いただいた。毎度のことながら楽しくコアなひとときだった。

Thursday, April 20, 2006
■ 学科会議

Friday, April 21, 2006
■ I工務店に体育館改修費の見積依頼
■ 学部改組タスクフォース会議

Saturday, April 22, 2006
■ 第二子が生まれてすぐに実家から駆けつけてくれた母と一緒に長男を英会話スクールに連れていく。母が「妻へ」と、生花を買ってくれた。帰宅して早速リビングのテーブルに生けた。

Sunday, April 23, 2006
■ 韓国から義母が来てくれた。長男と一緒に成田まで迎えに行く。長男の言語OSが早速韓国語バージョンに切り替わり、なんだか話している。連れてきた甲斐があった。

Route 464

2006-04-19 | Japan
Thursday, April 13, 2006
■ 園芸学部百周年記念事業事務局会議
■ 研究室ゼミ事前打ち合わせ
■ 研究生のミゾグイさんと研究打合せ

Friday, April 14, 2006
■ 学部改組タスクフォース会議

Saturday, April 15, 2006
■ ジョイフルホンダ
先週に引き続き千葉ニュータウンのジョイフルに赴き、シャンデリアの飾りガラス(以前購入したものであるが、欠損品だったため取り寄せてもらった。もちろん無料!)、カーテンレールとカーテン等を購入。
■ 午後5時半きっかりに帰宅し、息子と一緒にウルトラマンメビウスをみる

Sunday, April 16, 2006
■ 一日がかりで、生まれくる子どものためのベッドやら何やら部屋のしつらえを整える。これでいつ生まれてきても大丈夫か!!

Monday, April 17, 2006
■ 「公園計画論」授業初回:イントロダクション
■ 研究室ゼミ
■ 第二子誕生
午後のゼミ中、妻から「生まれそうだ」と携帯に電話が入り、ゼミを中座させてもらう。事務のナリタさんにタクシーを呼んでもらい、途中保育所でお昼寝爆睡中の長男をピックアップしてそのまま病院へ。何とか間に合い、長男と一緒に出産に立ち会う。長男は痛がる妻をみてびっくりしたのかぽろぽろ涙をこぼしながら、しっかりと次男誕生を見届けた。15時22分、男、3490グラム。

海の土地利用計画

2006-04-14 | Media
Town & Country Planning, Vol.75, No.2, Feb. 2006, TCPA
※ Planning authorities enter new waters, by Greg Lloyd and Deborah Peel 以前レビューしたスコットランド計画法案の中で謳われていた「海の土地利用計画」に関わる記事。同法案は海岸から12海里(約22km)の海域における漁業を「デベロップメント」の範疇に加えた。これにより、海が土地利用計画の対象となり、スコットランドの計画制度は新たな局面に突入する。
※ Cities and urban areas in the new european cohesion policy, by Olivier Sykes

コンパクトシティ-持続可能な社会の都市像を求めて,海道 清信(著),学芸出版社
逆都市化時代-人口減少期のまちづくり,大西隆(著),学芸出版社

公園⊂緑地 or 公園≠緑地?

2006-04-13 | Japan
Monday, April 10, 2006
■ カリキュラム・ワーキング会議
■ 学部改組タスクフォース会議
■ 日本造園学会全国大会分科会企画申請書提出
4年連続で開催してきた「アーバニズム分科会」の企画案を学会事務局に送る。今年は人口減少社会、すなわちアンチアーバニズム時代における国土や都市/地方のランドスケープのイメージについて議論することをねらいとした。今年も、マスターピースのタカハシさん、ランドスケープデザインのイシカワさん、未来風景舎のツルシマさんにご協力いただく。

Tuesday, April 11, 2006
予定日に近い妻を病院に連れていくことになり、予定されていた、研究生との打合せ、某出版打合せ、研究室の新歓コンパ等の用事をすべてキャンセルさせていただいた。みなさん、すいませんでした。

Wednesday, April 12, 2006
■ 学部始業
1年生専門基礎科目「緑をデザインする」の初回の授業。なんとやんごとなき事情により、初回から授業を遅刻してしまった。平謝りに謝る。申し訳ありませんでした、新入生諸君!! 環境デザイン学講座の各研究室の教員が担当するオムニバス形式の授業で、ややもすれば毎回の授業は自己完結的になりがちで、他の授業との関連性や学科カリキュラムの中での当該授業の位置づけについて言及されることはまれだ。そういう欠点を補い、学科の構成と講座の教育研究内容など、講座や学科の全体像を理解してもらうためのガイダンスを行った。みんなちゃんと理解してくれただろうか?
■ JABEE中間審査認定申請
■ 早稲田大学芸術学校「公園緑地計画」2回目授業
導入として、公園および緑地という概念の相違について説明。今日、公園は緑地に包含される概念であるとする理解が一般的であるが、実は生まれも意味も異なる概念である。それどころか、公園と緑地は本質的に全く相容れない概念であり、今日、公園がつまらないといわれるのは、この、両概念の混同からくる弊害とする考え方がある(Tom Turner, 1996)。僕はこの考え方に大いに同調している。

Humpty Dumpty

2006-04-10 | Japan
Monday, April 3, 2006
■ 科学研究費補助金の実績報告書を提出
3箇年の助成の2年目の実績報告書。来年はいよいよまとめの年である。

Tuesday, April 4, 2006
■ 新年度履修関係ガイダンスのための事前打合せ
クリハラさんのつくってくれた資料が実に要領よく簡潔にまとめられていて、我々の学科のガイダンスでも使わせていただくことにした。
■ 研究生のミゾグイさんと今年度の研究計画の打合せ

Wednesday, April 5, 2006
■ 早稲田大学芸術学校の授業が始まる
プレイスメディアの吉田さんとボクで担当させていただいている都市デザイン科の「公園緑地計画」の初回。初回は吉田さんと二人で担当し、簡単なガイダンスとこれまでの公園体験・印象について受講生一人一人に自由に語ってもらいそれをネタにあれこれ議論した。やはりみな公園体験は極度に浅い。おまけに印象に残る公園もほとんどないという。。。授業後、職員室で芸術学校のポートフォリオをいただく。オールカラーの上質紙でうらやましい限りである。
■ Newsweek 創刊1,000号「iPodで読み解く世界経済入門」
高田馬場駅のキオスクで購入。最近のニューズウィークは「○×で読み解く~」というタイトルがやけに多い。iPodを売り出してからアップルの株価は658%上昇したという。へへへ。。。ボクは持ってないけど、でも買うならやはりiPodだろうね。ほかの携帯音楽プレイヤーは目に入らない。とくにソニー(の新ウォークマン)はダメ。「タダであげる」と言われても断る。。。これは、買いたくない服と同じようなもので、(ThinkPadを除く)大方のWinマシンもこの部類に入る。

Thursday, April 6, 2006
■ 新入生ガイダンス
授業よりはるかに神経を使い消耗するイベントである。要は履修システムが複雑怪奇すぎるのだ。この複雑さをマスターすることが教務委員のつとめだとかんがえている輩が多くて困る。本来、教務委員はこのわかりにくさをぶちこわす(改善する)ことに尽力しなければならないはずなのだが、なかなかどうして。かくいうボクも、手も足も出なかった。反省。
■ 学科会議
JABEE中間審査に向けてスタート!
■ 教育プログラム検討会議
懸案だったプログラム名称がやっと決まる。

Friday, April 7, 2006
■ 2~3年生ガイダンス
これで教務委員のお役目をすべて終了。もうやらないぞ。ぜったい。
■ 研究生のミゾグイさんと研究打合せ

Saturday, April 8, 2006
■ Happy Easter!
イースター用の「ゆで卵」を持って息子を英会話スクールに連れていく。息子は、ゆで卵にハンプティ・ダンプティの絵を描いた。
■ Happy Birthday!
ケーキとフライドチキンを買って帰宅。友人を自宅に招いて息子の5歳の誕生パーティ。前からほしがっていたキックスクーターをプレゼント。

Sunday, April 9, 2006
■ 数週間ぶりの完全なるフリーの日曜日
千葉ニュータウンのジョイフルホンダにあるアンティーク・ショップで、燭台とキャンドル、真鍮の靴ベラ、コールマンのピクニック・ラグ、食卓用のランプ等を購入。

Mizumoto park in bloom

2006-04-02 | Japan

Sunday, March 26, 2006
■ 熊谷先生最終講義
東大の熊谷先生の最終講義に行ってきた。題目は「造園学から自然環境学へ」。同名の退官記念出版『熊谷洋一先生 東京大学退職記念対談集 造園学から自然環境学へ』(非売品)をいただく。

Monday, March 27, 2006
■ 教授会
■ 環境デザイン学講座懇親会

Tuesday, March 28, 2006
■ 流山新川耕地自然活用型ゾーン検討幹事会(第2回)

Wednesday, March 29, 2006
千葉県まちづくり公社受託研究最終打合せ
■ 生協売店で,大西隆『逆都市化時代 人口減少期のまちづくり』学芸出版社,を買う。

Thursday, March 30, 2006
終日,受託研究の報告書づくりに没頭する。締切は明日。久々の完徹。

Friday, March 31, 2006
■ 普遍教育ガイダンス説明会
今年は新入生のガイダンスを担当することになっているので、西千葉キャンパスで開催された標記説明会に出席。1時間半程度で終わるだろうという甘い予想が見事に裏切られた。途中だったが、受託研究のレポートを今日中に届けなければならなかったので、中座し千葉県まちづくり公社へ。
■ 千葉県まちづくり公社に報告書を収める
簡単な修正点だけ説明し、納品。ナガ~い年度末がやっと終わった。でも持ち越しの仕事がまだいくつかある。どうなることやら。
■ 学部改組タスクフォース会議
市川駅経由で大学に戻り、夕方から標記会議に出席。夜9時近くまで
「10+1」42号:グラウンディング特集
へとへとになって帰宅すると、10+1が届いていた。なんかちょっと感動。紙面の構成というか、雰囲気がこれまでの10+1とはがらっと違う。こういうスケールやテクスチュアのイメージがずらっと並んだ10+1はとても新鮮だ。イシカワさんの面目躍如と言ったところか。やっぱりまぎれもなく「ランドスケープの人」だなぁ。。。見た目だけじゃなく、内容も必見です。ボクも日建設計のネモトくんと一緒に「多摩ニュータウン自然地形案:地形をめぐる諸関係のダイナミクス」を寄稿させていただきました。
■ 日本造園学会から代議員の委嘱状が届く

Saturday, April 1, 2006
水元公園でお花見
新しいデジカメを持って久しぶりに水元公園へ行ってきました。写真をアップしました。