Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

都市の花風景とその意味

2012-10-12 | Presentations
平成24年10月12日(金)、足立区が主催する「花いっぱいコンクール」の一環で、「都市の花風景とその意味」と題して講演させていただきました。話題は以下のとおりですが、前半はイギリスを中心に、ヨーロッパにおける花壇や花を用いた景観形成事例の紹介。後半は昨年度の足立区花いっぱいコンクールの入賞作品数点についてレビューさせていただきました。

1.花壇の歴史
・装飾的花壇はいつ頃から?
・公共花壇はいつ頃から?

2.花を植えるということ
・花のある風景、花のある場所
・足立区の花壇について

なお足立区の花いっぱい運動/コンクールは、「ビューティフル・ウィンドウズ運動」という防犯まちづくりに係る上位政策の一環として実施されているユニークな取り組みです。


松葉菊の会の花壇、東京都足立区谷在家3丁目27-7、江北北部緑道公園内


西新井第三団地自治会の花壇、西新井三丁目15番1号、西新井中央公園内


復興の風景像:ランドスケープの再生を通じた復興支援のためのコンセプトブック

2012-10-03 | Book Chapters and Books
公益社団法人日本造園学会東日本大震災復興支援調査委員会編になる『復興の風景像:ランドスケープの再生を通じた復興支援のためのコンセプトブック』に下記二編を寄稿させていただきました。宮城県気仙沼市を中心に実施した震災復興支援調査の結果をとりまとめました。快く調査に応じてくださった地元行政、企業、住民のみなさま、調査に同行しいただいた関係者のみなさまに御礼申し上げます。

2-1.水産業のレジリエンスと景観:漁業の生産施設、生産過程の景観要素としての価値の再評価、共同執筆者:石川初、高橋靖一郎、p.40-43
2-10.グリーンインフラの構築:レジリエンスをもたらす空間計画と土地利用転換、共同執筆者:八色宏昌、p.76-79

復興の風景像 特設ページ(株式会社マルモ出版)はこちらをご覧ください。



東日本大震災の被災状況に対応した市街地復興パターン概略検討業務(その30)

2012-10-03 | Research Reports
千葉県山武市・旭市における東日本大震災の被災状況に対応した市街地復興パターン概略検討業務(その30)(国土交通省都市局市街地整備課、平成24年3月)の調査作業監理会議に参加し、津波避難公園等の提案をさせていただきました。

立派な報告書ができておりますが、公開されている情報は下記(調査総括表)のみのようです。

東日本大震災の被災状況に対応した市街地復興パターン概略検討業務(その30):山武市調査総括表
東日本大震災の被災状況に対応した市街地復興パターン概略検討業務(その30):旭市調査総括表

戸田市緑の基本計画(改訂版)

2012-10-03 | Practices
戸田市緑の基本計画(改訂版)検討委員会委員長(副委員長:入江彰昭先生)としてお手伝いさせていただいた、戸田市緑の基本計画(改訂版)(平成24年3月)がまとまりました。

下記よりダウンロードできます(PDFファイル注意)。

戸田市公園緑地課ホームページ 
戸田市緑の基本計画(改訂版)本編
戸田市緑の基本計画(改訂版)概要版


Biodiversity As Landscape

2012-10-03 | Presentations
「景観としての生物多様性:景観美とその共有」と題してソウル大学にて講演させていただきました。2012年3月12日~3月14日の日程で、学術講演の他にソウルの森公園、オリンピック公園、仙遊島公園、清渓川等も見学してきました。いずれも2~3度目の訪問でしたが、しっかり管理されていて地域の資産として成熟しつつあると感じられました。


造園遺産見学会、現場セッション&ガーデンカフェ報告

2012-10-03 | Presentations
平成23年度日本造園学会関東支部大会二日目(平成23年10月16日)に実施した造園遺産見学会等について、初日のプログラムと併せて、日本造園学会誌「ランドスケープ研究 75(4)」(池尻あき子、高橋輝昌、木下剛、小松秀次、霜田亮祐「関東支部:支部活動から全国規模の活動へ、地域との連携の重要性を実感した支部大会~震災をテーマとした学生デザインワークショップと造園遺産の庭園を活用した現場セッションの試み~」p.336-338)に報告させていただきました。