Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

和名ヶ谷周辺の農地

2006-03-25 | Japan

Saturday, March 25, 2006
久しぶりのフリーの土曜日。家族と共に近所の畑をぶらついた。この辺りは市街化調整区域で大規模な農地がまだ残っている松戸市内でも数少ない地域の一つである。かつて、学生時代に近所をバイクで通学していた頃は現在よりももっと緑が多く残っていて幽水な感じがしたものだが、和名ヶ谷クリーンセンター/スポーツセンターの建設(公共事業)により農地がだいぶ潰され、樹林も失われた。そのクリーンセンターに今では家族と共に足繁く通っているのだから人生はわからないものである。

この期に及んでハコモノですか?

2006-03-25 | Japan
Friday, March 24, 2006
■ ようやく大学に(新居の)住居届と宿舎の明渡状とキーを提出する。住居届には、住宅購入の場合、併せて、土地建物の売買契約書の写しと受領証と、住民票謄本と登記簿謄本が必要になる。何をするにも書類、書類。実にめんどうである。
園芸学部創立100周年記念事業募金委員会・常任幹事会
それにしても、建築学科ならいざ知らず、なぜこうもご年配のOB諸氏はみなさん「ハコモノ主義」なんだろうか。お金を積んでからそういうことは言っていただきたい。ホール? 講堂? そりゃ我々だって欲しい。でも、現実的に無理だからハコモノはやめようって言ってるわけで。。。そんなものおっ建てりゃそれだけで募金を全部くっちまう。よしんば建てられたとしても、そのあとの維持管理はどうするの? 大学はビタ一文出してくれはしませんよ。というか、そもそもそれだけ募金が集まる保障なんてどこにもないじゃないか。背伸びしないで、身の丈にあったことをやればよいのだ。
Landscape Design Student Exhibition 2005の報告書をいただく
学生さんから、昨年末に行われた標記イベントの報告レポートをいただく。限られた予算枠の中でよく頑張ったと思う。来年も続けてくれることを願う。おいおい、exhibition のスペルが違うぞ!
■ 園芸学部改組タスクフォース会議
タスクフォースとはよく言ったものだ。なるほど確かにタスクフォースだ。ミッションは、いや、決めるべきことは「既に決まっている」のだ。その「お墨付き」を得ることと、そこで発生する具体のワークをこなすための正に機動部隊、それがタスクフォースの実態なのだ。

卒業式、巣鴨、流山など

2006-03-23 | Japan
Monday, Mar.20, 2006
■ 博士課程のフィフィさんと研究打合せ
■ 淡路のイチノセさんに東アジアランドスケープ研究会共同研究の企画案を送る
■ 早稲田大学芸術学校のリュウさんから都市デザイン科謝恩会へのお誘いをいただくが、どうしても外せない先約があり丁重にお断り申し上げる。

Tuesday, Mar.21, 2006
和名ヶ谷クリーンセンター

Wednesday, Mar.22, 2006
■ 次年度インターンシップ授業の引き継ぎ
例年、新3年生のクラス顧問がお世話することになっている標記授業の引き継ぎ。毎年いろいろな企業・自治体の方々のご協力をいただき学生さんを受け入れていただいている。今年度もよろしくお願い申し上げます。
■ 流山関連受託研究に関わるメモを送る
■ 巣鴨まちづくり協議会打合せ
巣鴨地蔵通り商店組合事務所にて、商店街のアニやん、コバヤシさん、技術顧問のツジノさん、ナカヤマさん、東洋大のウチダ先生、首都大のハセガワ先生、千葉大院生ウケッチ、イシイさん、東大院生タシロさんと打合せ。終了後11時過ぎまで巣鴨で飲み食い。松戸駅からタクシーで新居へ戻る。

Thursday, Mar.23, 2006
■ 流山市緑の基本計画(案)庁議前の最終確認と委員長報告
公園緑地課シマネさんにご足労いただき、庁議前の最終案を説明いただく。併せて委員長報告を提出。
■ 卒業生・修了生を送る会
交流のあった学生さんに祝辞を送り乾杯。タバタ先生登場!!
■ 4月から始まる緑地・環境学セミナーについてミタニさんと打合せ
■ 講座会議

dippin'

2006-03-19 | Japan

Thursday, Mar.16, 2006
■ 学科会議
今年度最後の学科会議。今年はJABEEの中間審査の事務担当を仰せつかり忙しくなる。早速次回の新年度初回の学科会議までに申請書を用意しなくてはならない。
■ 受託研究打合せ
この調査研究(校庭芝生化調査)もいよいよ大詰めで、ようやくまとめの方向性が見えてきた。授業や卒論修論も終わり、学生の姿もまばらなこの時期,本来であれば一番研研究に没頭できるはずなのだが、今年は異常に忙しくそれどころではない。日中、自分の(研究の)ために使える時間は皆無と言ってよいが、それでも「業績」は求められる。従って、自動的に睡眠時間を削らざるを得なくなる。寝不足で身体が常にだるいが、なんだかそれももう慣れた。人間、「楽しい時間不足」ならいくらでも耐えられるのである。

Friday, Mar.17, 2006
■ 学部改組タスクフォース
本省との折衝の度に改組の枠組みがずいぶんと変わる。。。
■ 衝動買い
夜、仕事をしながらふらりと覗いた iTunes Music Store で Hank Mobley の dippin' (Blue Note #37773)900円をゲット。これは、、、いや、何も言うまい。

Saturday, Mar.18, 2006
■ 国環研のアオキヨージさんと共同研究の打合せ
オーストリアと日本の公園利用実態比較調査研究のための打合せ。お兄様のアオキ・コウイチロウさんのご著書『公園の利用』(地球社,1984)をいただく。共同研究者のアルヌベルガー氏(ウィーン農業大)が主催する活動はこちら
■ 打合せ修了後,妻子と合流して食事(ツマの誕生日)

I remember Clifford

2006-03-11 | Japan

Friday, Mar.10, 2006
■ 情報関連科目授業担当者説明会
本部(西千葉)で開催された標記説明会に行ってきた。授業のための説明会というよりは、授業で使うネットワークシステムを適切かつ効率的に「管理する」ための講習会のごときものであった。つまり教育論にあらず管理論。本末転倒。行かなきゃよかった。
■ 市川駅のキヲスクで、表紙の「ブログは新聞を殺すのか」の見出しに引かれて「ニューズウィーク日本版」を買う。

Saturday, Mar.11, 2006
東アジアランドスケープ研究会
東大農学部で開催された標記研究会に出席。淡路のサイトー先生、イチノセ先生、東大のイトー先生、東京都のタケウチさん、そしてツマとボクが出席し、研究助成金申請に向けた打合せ。今回は預けるところがなかったので息子も連れていった。息子は東大の古い学舎に圧倒されたらしく。「この建物すごく古いね」とか小声で言いながら会議中も静かに待っていてくれた。
■ 帰り道、BLUE NOTE 1557「LEE MORGAN VOL.3」を衝動買い。シブすぎ。

早稲田大学芸術学校講師会

2006-03-09 | Japan
Monday, Mar.6, 2006
■ 受託研究A打合せ

Tuesday, Mar.7, 2006
■ 前期入試判定会議
■ 臨時教授会
■ 教育GP申請書作成打合せ
打合せの結果を受けて教育GP申請書の修正。眠りについたのは朝方4時。ねむい。

Wednesday, Mar.8, 2006
■ 受託研究B打合せ
科研の他に今年は受託研究を2本受け入れさせていただいた。さすがにきつい。研究費をいただけることはとても嬉しいことだが、年に3本はやはりきつい。反省。
■ 専攻生のミゾグイさんと打ち合せ。
■ 受託研究会計処理
自分で獲ってきたお金を使うのになぜこうも手続きが面倒なのか?信じがたい。書類の嵐。このようなシステムはまあ早晩崩れるだろうな。。。やってられない。
■ 流山市緑の基本計画最終案チェック
緑の基本計画概要版に緑の将来像図だけでなく、配置方針図を盛り込めたことはよかった。ホームページ上で全文と概要版をPDFファイルでダウンロードできるようにすることも確認。
早稲田大学芸術学校平成18年度講師会
プレイスメディアのヨシダさんと一緒に担当させていただいている「公園緑地計画」の講義について説明。他の科目をご担当されている講師の先生方との意見交換会。SLAのアカマさんと久しぶりにお会いする。

Working holiday

2006-03-05 | Japan
Wednesday, Mar.1, 2006
■ 研究室の追い出しコンパ

Thursday, Mar.2, 2006
■ 学部転部希望生の面接
■ レモン画翠主催「第29回学生設計優秀作品展」への出展依頼状が届く
■ 学科会議
JABEE(技術者教育認定機構)中間審査~継続審査に向けた審査資料づくりの実働部隊にさせられてしまった。これはたいへんなことになったぞ。
※国際共同研究(来年度)の話が舞い込む。これは面白くなりそうだ。

Friday, Mar.3, 2006
■ 教務委員会
学生の成績のチェック。いちばんの問題は、本人は卒業できる(単位が取れた)つもりでいるけど、実は単位が足らず卒業できないというケース。知らぬが仏でスキーに行っていたりする。これが毎年必ず数名いるのだ。
■ 委員会修了後、某K林先生に呼び止められ,O津先生の部屋へ。「現代GP」申請書の最後の詰め。月曜日の朝までの仕事をゲット(ってゲットしたくないんだけどホントは、、、)。
■ 他にも来週月曜日の打合せ(受託研究)に向けて準備しなければならない仕事があるんだけど、コドモを寝かしつけているうちに最近の寝不足がたたって自分も寝込んでしまい、気づいたら土曜の朝。

Saturday, Mar.4, 2006
■ お気に入りのCDを聴きながら終日自宅で仕事。気分転換にフリッカーに新居のデスク周りの写真をアップ。ワークスペースというのは意外とその人の個性やセンスが出ると思う。僕は、自分ではできないのだが、乱雑さの中にもそこはかとなく漂うセンスの良いワークスペースというのがあって、いつもうらやましく思うことがある。
■ バンカーズライトに灯りを点し、iTunesにブルーノートをセットすれば徹夜もまた楽し、のはずが、午前2時頃眠気に耐えられず仮眠のつもりが気づけば日曜の朝。昨日と同じパターンだ。マズいぞ。

Sunday, Mar.5, 2006
■ 素晴らしい天気だが、買い物に近所のスーパーに出かけた以外はこの日も家で仕事。AirMacが快適で気分を変えて好きな部屋で仕事ができるのは嬉しい。
■ 実家から引越祝いの「絵」と「版画」が届く。フランスのダモンという画家の切り花と花器の静物画。リビングルームの一番大きな壁に飾ることにした。部屋が明るい雰囲気になった。もう一つは版画家大場正男氏の「しらうお」という作品。

都市再生で再生されるもの

2006-03-02 | Japan
もちろん、お国が違えば、歴史も文化も異なるわけで、同じ「都市再生」という言葉に込める意味や役割も異なって当然ではある。。。とはいえ、こうも違うものかと愕然とする。端的に言うと、日本の都市再生は「再生」という文言をわざわざ使うほどの必然性をあまり感じない。従来の再開発と何が違うのか理解に苦しむ。再生には、「生き返ること」「生まれ変わること」「失ったものを新たに作り出すこと」といった意味がある。都市再生本部の「都市再生基本方針」を読んでみても、失われたものが何で、何を再生するのかがよくわからない。都市再生の目標に掲げられている、コンパクトな都市構造、防災、国際競争力、持続発展といった内容は、かつての日本の都市が備えていた属性というよりは、新たに作り出す必要があるものばかりである。その意味で、日本の場合は、「再生」というワーディングは似つかわしくない。(新しい言葉を使いたい気持ちは良くわかるが、、、)。

そして、何よりも彼我の違いを感じるのは、日本の都市再生が、「経済の再生」について、都市再生を通じて結果する副次的効果のごとき、非常に弱いニュアンスしか与えられていないのに対して、スコットランド/イギリスの都市再生は、まさに経済再生、投資誘致、雇用創出そのものである。また経済的、空間的に疲弊し打ち捨てられた土地を正に再生することでもある。「再生」という言葉がいかにも似つかわしい。その意味で、両国の都市再生を比較すると、切迫感、必然性という点で、日本の都市再生はだいぶ見劣りがする(強いてあげれば防災くらいなものか)。しかし、これはある意味で幸せなことである。ただ、日本の都市再生はあまりにハード整備、ハコモノ重視といった印象が強い。何が再生されたのか、QOLは本当に向上したのか、これからちゃんと評価していかなければならない。

Related links
英国都市再生協会
スコットランド都市再生フォーラム

Place to sleep

2006-03-01 | Japan
Tuesday, Feb.28, 2006
■ 睡眠時間4時間程度の毎日が続く。ところが、新しいベッドの寝心地が非常に良いせいか、なんだかすっきりと疲れがとれてしまう。最初はいささかマットが堅いのではないかと思ったが、杞憂にすぎなかった。やはり、寝場所(の快適さ)は大事である。奮発した甲斐があった。
■ 研究生希望の関西の某私立大学在籍の学生さんと面談
嬉しいことに『ランドスケープ批評宣言』を鞄から持ち出して、これを読んで知りました、と言う。聞けば文学部在籍で将来はランドスケープデザインを志しているという。最近、文学部とか、理学部等々(もちろん建築も)、異分野からの志望が増えている。良いことだと思う。
■ 教務委員会
■ 非常勤でお邪魔している早稲田大学芸術学校から、新年度の講師会の案内をいただく。
■ 学部改組タスクフォース会議
■ 流山市公園緑地課から緑の基本計画最終素案確認の案内