Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

4th Week

2008-01-28 | Japan
Monday, January 21, 2008
学部の授業「地域環境管理論」。「新都市の開発・再開発にみるランドスケープの管理」について。本日締め切りの造園学会誌特集記事の原稿を何とか提出。「イングランドにおけるブラウンフィールド国家戦略に向けた取り組み」について。ドイツのカッセル大学にご留学中のUさんからも、ドイツの団地再生の紹介記事を送っていただいた。いっしょに学会に提出。

Tuesday, January 22, 2008
実習の打合せで、朝から祖師ヶ谷の大橋先生の事務所(M&N環境計画研究所)におじゃまする。高崎先生(高崎設計室代表)にもご足労いただく。こだわり満載のすばらしいアトリエに感動しました。朝早くからありがとうございました。午後は大学に戻って、大学院の「プロジェクト実習」の打合せ。昨年の造園学会全国大会の分科会報告の初校が提出期限を過ぎていることに気づく。まずいな。

Wednesday, 23 January, 2008
*午前中、大学院の授業「広域緑地計画論」。午後、学部の授業「環境デザイン実習V」。次回1月30日は修論発表会のため休講とします。2月8日は学部生による合同の学内発表会。2月23日は院生もまじえて市民との公開発表会(@和洋女子大,13~17時)。
*昨年の造園学会全国大会の分科会「‘アーバニズム’とどう向き合うか? その5 都市の縮減と郊外のランドスケープ」の初校を締め切りを過ぎて提出。次回北海道大会(5月)の分科会の申込み締め切りが月末に迫っている。準備しなくては。

Thursday, 24 January, 2008
*午前中、院生との修論打合せ。造園学会分科会の企画について。
*午後、平成20年度科学技術振興調整費の応募に向けた準備会。終了後、教授会。夕方、歯医者。さらに、その足で保育所の懇談会/父母会へ。

Friday, 25 January, 2008
午前中、留学生用英語テキストの選定。シラバス入力(締め切りすぎてます。1時間で終わらせる)。午後は、マスターの「プロジェクト実習」の学内発表会。終了後、学部生の卒論打合せ。久しぶりに駅前のスペイン料理屋へ。

Saturday, 26 January, 2008
朝一で、笠間クラインガルテンへ。カフェ&ギャラリー p.dog5 でランチ。初対面ながら田舎暮らしについていろいろと教えて下さった。ありがとうございます。有機野菜の手作りカレー&パスタ、とっても美味しかったです。クラブハウスで野菜を買い込んでから、午後は妻の仕事に付き合って筑波の国総研へ移動。用事を片づけて、筑波センターでベトナム料理の夕食。
備忘:トーテンゾンターグス・コンサート'85でのカラヤン指揮、ベルリンフィル、ブルックナーの第9交響曲を録画(TOKYO-MX)。

Sunday, 27 January, 2008
午前中、今年度最後の保育所の父母会役員会。午後は、上野へ出て「ルーブル美術館展」。新宿に移動して、じつに久しぶりに歌舞伎町の「北京」で夕食。HMVでアルゲリッチの新譜、ショスタコのピアノ・コンチェルト1番ほか(EMI, 2007)を買って帰宅。帰宅して何気なく見始めたETV特集「禁じられた小説」は久々に硬派なドキュメンタリーでよかった。戦時下、言論統制と戦い、敗れた「改造」編集子の肉声がじつに生々しく心を打つ。

レコード備忘(昨年の暮れ以降)

2008-01-25 | Media
この時期ははどうしても声楽が多くなる。室内楽も最近のマイブームだったりする。
・モツレク:シントウ+バルツァ+クレン+ヴァン・ダム+ウィーン学友協会合唱団+ショルツ+カラヤン+ベルリンフィル(DG, 1975)
・フォーレ/レクイエム:ディースカウ+アンヘレス+エリザベート・ブラッスール合唱団+ピュイ=ロジェ+クリュイタンス+パリ音楽院管(EMI, 1962)
・チャイコフスキー/交響曲4番,イタリア奇想曲:カラヤン+ベルリンフィル(DG, 1976, 66)
・ブラームス/ドイツ・レクイエム:ディースカウ+シュワルツコップ+フィルハーモニア合唱団+ダウンズ+クレンペラー+フィルハーモニア管(EMI, 1961)
・ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲7番,チェロ・ソナタ3番:ケンプ+シェリング+フルニエ(DG, 1970, 65)
・ヴェルディ/レクイエム:ゲオルギュー+バルチェッローナ+アラーニャ+コンスタンティノフ/アバド+ベルリンフィル+スウェーデン放送合唱団+エリック・エリクソン室内合唱団+オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団(EMI, 2001)
・モーツァルト/弦楽四重奏17番,19番:メロス弦楽四重奏団(DG, 1976,77)
・モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ34番,28番,32番,25番:ハスキル+グリュミオー(PHILIPS, 1958)
・ドボルザーク/ピアノとヴァイオリンのための作品全集:スーク+ホレチェク(SUPRAPHON, 1972)
・プロコ1番・3番、バルトーク3番の各ピアノコンチェルト:デュトワの元妻+アルゲリッチの元旦那+モントリオール響(EMI, 1997)

・カラヤン70年代のベートーヴェン交響曲、普門館ライブなど(20数年前、ダメだと思ったカラヤンのベートーヴェンになぜか今惹かれる。なぜだ? 逆にあの頃すごくイイと思っていたフルベンを最近は全く聴かなくなった。当時と現在の違い、それは古楽器演奏の台頭だ。カラヤンの、あの大編成のベルリンフィルと、最近の、古楽器による小編成オケのベートーヴェンは、どこか通ずるものがある。もちろン、似てない部分のほうが多いのはわかっている。だけどどこかスゴ~く大事なところで通底しているものがあるような気がするの)

一昨日、何気なくTVをつけたら「のだめカンタービレ」というヤツをやっていた。はじめてみた(汗)。噂は聞いていたけれど、うん、面白いじゃないか。今度からみよ~っと。

3rd Week

2008-01-22 | Japan
Monday, January 14, 2008
笠間クラインガルテン説明会。笠間芸術の森。頭痛。

Tuesday, January 15, 2008
院生との研究打合せ。実習打合せの日程調整。O社およびK省の合同就職説明会の日程調整。卒論ゼミ。

Wednesday, January 16, 2008
*午前中、院生との研究打合せ。大学院修士課程の授業「広域緑地計画論」。
*午後、学部の授業「環境デザイン実習V」。学部生の卒制打合せ。
*夕方、市川緑の市民フォーラム、真間山の緑地を守る会の代表者と、来る2月23日に開催される「水と緑の回廊構想公開意見交換会」の段取りについて打合せ。

Thursday, January 17, 2008
午前中は、午後の会議資料の準備。午後一で領域会議。実習について。夕方、歯医者。

Friday, January 18, 2008
市川市緑の調査専門委員会の出欠確認。その他事務仕事のメイル対応。カゼで頗る体調が悪いが、そうも言っていられず、終日、ランドスケープ研究71(4)人口減少特集号の原稿に没頭。
備忘:ドボルザークの室内楽(ヴァイオリンソナタ、マズレック、4つのロマンティックな小品、バラード、夜想曲、スラブ舞曲、湯漏れ透く(いや、ユモレスク)など)。

Weekend, January 19-20, 2008
土曜日、造園学会誌特集号の原稿に没頭。書き下ろし(新ネタ)というのは辛い。日曜日、妻が研修でしばらく家を空けるので、子供たちを実家に預けにいく。クルマの往復は疲れるので新幹線で静岡とんぼ返り。帰りの車中で爆睡。帰宅してからちょいと仮眠して朝方までまた原稿書き。

2nd Week

2008-01-19 | Japan
Monday, January 7, 2008
*授業開始。 学部の授業「地域環境管理論」。「インフラとしてのランドスケープ:戦後日本の都市開発に着目して」について。「にわ」から都市オープンスペース、環境インフラへ。
*日経BPムック「変革する大学」シリーズ:千葉大学園芸学部 2008~2009年版(2008年2月1日発行予定)が届いた。地域貢献のコーナーにて「新川耕地有効活用計画」(千葉県流山市)への参加・活動が紹介されました。
栗生明さん(建築家,千葉大学大学院工学研究科教授)から、ご著書の『環境健康都市宣言:キャンパスからのまちづくり』鹿島出版会(2007年12月発行)が届いた。ありがとうございます。
*千葉大学にて平成20年度から試行される「理数大好き学生応援プロジェクト」の授業担当教員の一人に選ばれてしまったため、紹介ホームページ用のプロフやビジュアルを準備する。しかしなぜオレなんだ!?

Tuesday, January 8, 2008
午前中、学部生の卒制打合せ。市川市緑の調査専門委員会の案内。原因不明の歯痛のため歯医者で神経を抜く。所用で「NPO 元気・まちネット」理事会を欠席。

Wednesday, January 9, 2008
*午前中、学部生の卒論打合せ。大学院の授業「広域緑地計画論」。
*午後、学部の授業「環境デザイン実習V」。終了後、修論ゼミ。
*日本造園学会関東支部造園遺産インベントリーの今後の進め方について資料準備。

Thursday, January 10, 2008
*本日予定されている、平成19年度日本造園学会関東支部の第1回幹事会をドタキャンせざるをえなくなったため、造園遺産インベントリーの枠組みと今後の活動に関する資料をメイルで支部長に送る。すいません。
*午後、学科・コース会議。JABEE緑地環境学プログラム(千葉大学園芸学部)の継続認定に向けた準備について学科のゴーサインが出る。また忙しくなる。
*平成19年度日本造園学会全国大会分科会報告「“アーバニズム”とどう向き合うか? その5 都市の縮減と郊外のランドスケープ」(ランドスケープ研究71(4)掲載予定)の初校が届く。

Friday, January 11, 2008
*午前中、日本造園学会一般研究論文の査読とりまとめ。
*午後、大学院博士課程の授業「緑地デザイン学」の僕の担当分の最終回。「イングリッシュ・ヘリテッジによる歴史的公園の登録とその基準」。昨年、日本造園学会全国大会にて発表したものをアレンジしてレクチュア。
*間髪を入れず、今度は大学院修士課程の授業「プロジェクト実習」。次回はいよいよ発表会だが、さてどうなることやら。
*夜、ランドスケープ研究71(4)号の原稿に集中的に取り組む。

Saturday, January 12, 2008
プレイスメディアのS田君がひょっこり研究室を訪ねてくる。一緒に夕食。カラヤン/ベルリンフィルのアルプス交響曲(R.シュトラウス)を録画。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタなど。

録画のための覚え書き

2008-01-09 | Media
しかし、録画するのはいいけれど観ている時間がないぞ。

1月12日(土)
20:00~21:30、TOKYO-MX、生誕100年記念 カラヤン・コンサート集 1983、リヒャルト・シュトラウス「アルプス交響曲」op.64、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、管弦楽:ベルリン・フィル
21:00~翌00:46、NHK BS hi、ウィークエンドシアター、ドレスデン国立歌劇場・日本公演 2007、リヒャルト・シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」 、指揮:ファビオ・ルイージ(ゾフィー役で森麻季さん出演)。カラヤンと30分だぶるから、裏録だな。

1月13日(日)
09:00~10:31、NHK BS hi、クラシック館、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団創立450周年記念コンサート 1998、管弦楽:ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、指揮:ジュゼッペ・シノポリ
1.協奏曲 ト短調「ドレスデン合奏団のために」(ヴィヴァルディ)
2.歓呼序曲(ウェーバー)
3.歌劇「リエンチ」 序曲(ワーグナー)
4.アルプス交響曲(R.シュトラウス)

1月14日(月)
00:55~03:00、NHK BS 2、クラシックロイヤルシート、フィルハーモニア管弦楽団 演奏会 2007、管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団、指揮:エリアフ・インバル
1.交響曲 第10番 から「アダージョ」(マーラー)
2.交響曲 第1番 ニ長調「巨人」(マーラー)

その他、N響演奏会

市町村合併と都市・農村融合による都市づくり

2008-01-07 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.246 配信日:2008年1月7日
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都市計画シンポジウム開催のご案内

「市長と語る21世紀の都市計画」-市町村合併と都市・農村融合による都市づくり-

主催:日本都市計画学会、全国市長会/ 協賛:日本都市計画家協会(予定)

市町村合併により都市は広大な農林地を抱え込むことになり、合併後の自治体はいずれも
行政の広域化に対応した都市計画の必要性を痛感している。
特に都市と農村の融合を促進し、社会経済的にも自然環境的にもバランスのとれた地域形
成を目指すことは、市町村合併の意義を高め、よりよい都市づくりに貢献すると考えられる。
このシンポジウムでは、都市の環境空間としての農林地の評価、都市との連携による農林
水産業の振興、都市・農村交流による一体化の促進など、市町村合併後の都市・農村融合
による新たな都市づくりのあり方について、実例をふまえて討議する。

■開催日時:平成20年2月5日(火)13時~17時

■会場:全国都市会館2階 大ホール

■定員:300名

■参加費:無料(予約申込性・受付は先着順)

■プログラム
12時 開場
13時00分~13時05分 開会挨拶  佐竹 敬久(全国市長会 会長)
13時05分~13時10分 開会挨拶  大西 隆(日本都市計画学会 会長)
13時10分~13時40分 基調講演「都市と農村の融合による持続可能な地域づくり」
   武内 和彦(日本都市計画学会 副会長)
13時40分~14時05分 市長講演  篠田 昭(新潟市長)
14時05分~14時30分 市長講演  土野 守(高山市長)
14時30分~14時55分 市長講演  永松 博文(豊後高田市長)
14時55分~15時10分 休憩
15時10分~16時45分 パネル討論「市町村合併と都市・農村融合による都市づくり」
 司会   中井 検裕(日本都市計画学会 常務理事)
 パネラー 篠田 昭(新潟市長)
       土野 守(高山市長)
       永松 博文(豊後高田市長)
       大西 隆(日本都市計画学会 会長)
       大橋 南海子(日本都市計画学会 理事)
16時45分~16時55分 総括 中井 検裕(日本都市計画学会 常務理事)
16時55分~17時00分 閉会挨拶 小澤 一郎(日本都市計画学会 副会長)

■お申込方法:ご氏名・ご勤務先・ご連絡先(ご住所、お電話番号)等を明記の上、
symposium@cpij.or.jp宛てに送信ください。

【お問い合わせ】
日本都市計画学会 都市計画シンポジウム係
〒102-0082 東京地千代田区一番町10 一番町ウエストビル6階
Tel:03-3261-5407/Fax:03-3261-1874
E-mail:symposium@cpij.or.jp

1st Week

2008-01-07 | Japan
Monday, New Year's Eve, 2007
この暮れ、オーディオシステムを新調したついでに、テレビも地デジ対応化し、オーディオとつなげた。5.1ch ホームシアターも考えたけれど、予算的な問題と、映像はみている時間的余裕がないだろうという判断から、音楽鑑賞を重視したシステム構成にした。で、大晦日、午後8時過ぎから、N響の第9演奏会を皮切りに、クラシック・ハイライト2007、カラヤン+ベルリンフィルの第9と音楽三昧で年越しといきたかったけれど、同じくBSで「ナルニア国物語」やら「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズチェスト」を妻子が見たいというので、僕(音楽)のほうは録画することに。。。静かに年の瀬を迎える。今年も一年お世話になりました。

Tuesday - Thursday, New Year's 3 Days, 2008
元日、未明に実家(静岡)に向けて出発。ガラ空きの首都高、東名高速を走り継いで午前9時過ぎに静岡に到着。年始の挨拶、雑煮とおせち料理、お宮参りを済ませて夕方には松戸にとんぼ返り。帰り道はちょっと渋滞につかまったけれど、さして苦労も疲労もなく日帰りに成功。バンクホリデー(スコ)は川向こうに買い物。ケルティック・ウーマンの DVD なんぞを買う。3日はご近所さんと新年を祝してピザを囲んでランチ・パーティ。

Friday, January 4, 2008
仕事始めなるも、激しい歯痛のためそれどころではなく、医者へ。X線の結果、虫歯ではないとのことで目下のところ原因不明。その晩、歯痛で寝られず、もらってきた頓服薬を服用。次週また通院の予定。ちょっと不安。郵便局の言うとおりに、年明け年賀状をしたためる

Weekend, January 5-6, 2008
土曜日、正月でスッカラカンになった冷蔵庫を満たすべく子どもを連れて近所のスーパーに買い物。研究室の新年会欠席(←すいません)。日曜日は長男が4月から通学予定の小学校へ散歩を兼ねて歩いてみる。さ~て、明日から授業も始まるぞ、社会復帰。で~も~、年末年始の休み中にも、仕事関係のメイルがパラパラと舞い込んでくる。「オレ、仕事やってるんだぜ」、みたいな。休みなんだから休めよ(いいけど)。でもそういう僕も家族が寝静まってから、シコシコと原稿を書いていたりするのだが。。。

オーストリア放送協会のカラヤン第9(補足修正)

2008-01-04 | Media
録画しておいたカラヤン特集をオーディオを通して観る。いやはやものすごい高音質。ベルリンフィルとの「第9」もすばらしいが、ウィーンフィルとの「ニュー・イヤーズ・コンサート1987」はもうなんというか美音の極み。地上デジタルがここまでスゴイとは思わなかった。ただし、地デジの高音質をフルに再現するには、テレビジョン内蔵のスピーカでは全く不十分。やはり専用のオーディオシステム(もしくはホームシアターなど)を通して聴くべきで、音像のクリアさ、立体感、臨場感、どれをとっても雲泥の差である。

それはそうとこのプログラム「ヘルベルト・フォン・カラヤン生誕100周年ニューイヤーコンサート集」は貴重である。放送局の TOKYO-MX が、オーストリア放送協会(ORF)との提携を記念して、ORFのアーカイヴに眠る80年代のカラヤンの演奏を放映するものだ。80年代カラヤンの第9といえば、DG盤をすぐに思い浮かべるが、その音源と今回放送のものは異なる。海外盤も含めてCD/DVDともおそらく未発売の演奏ではないかと思う。映像と音源を握るORFはニューイヤーズコンサートのCD/DVDは発売しているようだけれど、第9はまだのよう。

大晦日にはNHKからも地デジで第9(リットン指揮のN響)が放映されていて、これも録画したのだけれど、20年前のカラヤン/ベルリンフィルの演奏には到底及ばない(笑)。前半の第9に続いて放映された、後編の「ニューイヤーズコンサート」(ウィーンフィル)は、音質もさることながら見せ場も満載。フィナーレのラデッキー・マーチでカラヤンが聴衆の手拍子を指揮する微笑ましいシーンや、皇帝円舞曲に合わせた古典舞踊の再現など、カラヤンらしい演出が随所に収録されていて、ファンには嬉しい映像であろう。

補足修正:ニューイヤーズコンサート1987は SONY からも出ていました。それから、1986年の第9も SONY から出ているんですね。同じくテレモンディアル原盤のベートーヴェン・シリーズの 9 DVD-BOX もやはり SONY から3月発売の予定。なお、1986年の第9はカラヤン最後の合唱。ただし、音と映像は別録り(第9に限ったことではないが)。