Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

大阪市立大学大学院2007年度夏季連続シンポジウム「工業都市の再生」

2007-05-31 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.156 配信日:2007年5月31日
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【題名】 「工業都市の再生」

 (大阪市立大学大学院 創造都市研究科 都市経済政策研究分野 07年度夏季連続シンポジウム)

【日時】 2007年7月18日(水)午後6:30~9:00

【会場】 大阪駅前第2ビル6階梅田サテライト
    「大阪市立大学文化交流センター大ホール」
 (〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600 JR大阪駅徒歩7分)
 地図: http://www.ado.osaka-cu.ac.jp/BUNKO/

【登録等】 参加登録不要、参加料無料。

【趣旨】21世紀に入り、多くの先進国で、工業都市を再生する試みが活発になっています。工業都市の再生には、アートや緑・環境など新しいイメージを定着させて都市の魅力と活力を向上させる方向と、既存の産業を高度化したり新産業を起こしたりして生産性を高める方向が中心になってきました。
 今回のシンポジウムでは、(1)アートによる再生、(2)緑による再生、(3)新産業(ロボット等)による再生などの視点から、北九州市の門司港レトロ、兵庫県・尼崎市の21世紀の森や堺市の緑と産業のまちづくり、八尾市のロボットなど、新しい要素を導入して工業都市の活性化を図ろうとする試みの企画の責任者のみなさまにお越しいただき、そのねらいや経緯をお聞きするとともに、21世紀の都市のあり方に対するディスカッションをおこなっていきます。ふるってご参加ください。

【パネリスト】
 「門司港レトロ」 大場 隆一 氏
   (北九州市・産業文化局・門司港レトロ室長)
 「21世紀の森」 杉本 博 氏
   (兵庫県阪神南県民局・県土整備部・21世紀の森整備室・室長)
 「緑と産業のまちづくり」 辻林 茂 氏
   (堺市財政局企画部・プロジェクト担当部長)
 「ロボット産業振興」 大西 順一 氏
   (八尾市理事・市民産業部長)
 (司会) 荒木伸子(尼崎市議会副議長)

【お問い合わせ等】
 瀬田 seta@gscc.osaka-cu.ac.jp まで。

Wk 21

2007-05-30 | Japan
Tuesday, May 22, 2007
大学院修士課程入学希望のQ大学の学生さんが研究室訪問。

Wednesday, May 23, 2007
中耳炎がひどく、痛みと左耳がほとんど聞こえない状態が続く。とても授業ができる状態ではない、といって休講にするわけにもいかない(補講の時間をとれない)ので、資料を用意して自習にさせてもらった。幸い大学院生のTA(ティーチングアシスタント)さんがついていくれている授業なので、彼女に任せて引き上げる。夕方予定されていた矢切研究会も欠席。

Thursday, May 24, 2007
早起きして、教授会の資料(園芸学部創立百周年記念館の建設位置の検討会議の報告要旨)の準備。教授会にて、検討会での決定(原案)どおりお認めいただく。この問題に正解はない。最適解はあるけれど、それとて複数存在する。そのうちのどれを採用するかは、政治的な問題でもある。ピュアサイエンスの人たちはこのことをなかなか理解できない。

Friday, May 25, 2007
西千葉で「エコデザイン論2」の授業の5週目。「都市生態学と環境再生」がテーマ。都市生態学についての概論と、事例2件を検討。ダウンズビュー・パーク(カナダ・トロント市)とフレッシュキルズ・パーク(アメリカ・ニューヨーク市)にそれぞれ動きが出ているので最新の情報をチェック。いずれも(ドラフト)マスタープランがウェブサイトで公開されている。前者はコンペ案OMA)のぶっ飛び方に比べて実施案は極めて平凡。後者(コーナー+アレン)はほぼコンペ案どおりでクールなレポートに仕上がっている。いずれも工期20~30年を要する公共(的)事業である。

Saturday, May 26, 2007
あいかわらずの痛みと難聴で耳鼻科へ。順調に回復しているとのことだが、耳が聞こえないのが何ともやりきれない。

平成19年度日本造園学会全国大会

2007-05-23 | Japan
Saturday, May 19, 2007
*企画に携わったミニフォーラム「造園専門教育プログラムの適格認定制度の在り方について」にて「EUにおけるランドスケープアーキテクト資格の相互認証制度について」発表、討議。
*平成19年度社団法人日本造園学会通常総会に出席。平成19・20年度代議員にご指名いただく。新学会長は蓑茂寿太郎先生。副会長は島田正文先生、武内和彦先生。

Sunday, May 20, 2007
*研究発表会「ランドスケープ遺産の保全活用」セッションにて、「イングリッシュ・ヘリテッジによる歴史的公園の登録とその基準」について発表。ほかに、平澤さん(奈文研)、高久さん(東農大院)、そして座長の小野先生(東大)、面白い議論どうもありがとうございました。
*同「多様な都市公園の利用」セッションにて、Dai Feiさん他との共同研究、「Perception and Physical Components of Taiji Boxing Sites in Urban Parks of Wuhan City, China」を発表討議。愛甲さん(北大)、椎野さん(北海道工大)、座長の金子先生(東農大)、楽しい議論どうもありがとうございました。
*同「公園緑地計画論」セッションの座長を務める。松本さん(阪大院)、片桐さん(慶大院)、篠沢さん(大阪芸大)、竹内さん(東京都)、つたない司会で失礼いたしました。

以上の発表論文はいずれも「ランドスケープ研究」所収(有料)。セッションの概要は今年度内に「ランドスケープ研究」誌上にて報告予定です。深夜、突然の左耳の激痛。余っていた頓服薬で何とか急場をしのぐも、、、

Monday, May 21, 2007
分科会「アーバニズムとどう向き合うか? その5 都市の縮減と郊外のランドスケープ」主催。「都市のエッジから非都市のエッジへ、そのデザイン」について発表。「分科会講演集」所収。高橋さん(マスターピース)、石川さん(ランドスケープデザイン)、根本さん(日建設計)、素晴らしいプレゼンどうもありがとうございました。分科会の内容は、今年度内に「ランドスケープ研究」誌上にて報告予定です。

急性中耳炎による激痛と難聴をこらえての分科会でした。終了後、早々に引き上げ、医者へ。いや辛かった。

日伊シンポジウム:新しい戦略 景観

2007-05-23 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。「景観」をテーマとするシンポジウムの会場としてイタリア文化会館ほど相応しい場所はないだろう。

No.150 配信日:2007年5月22日
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日伊シンポジウムのお知らせ

【テーマ】新しい戦略 景観 NUOVE STRATEGIE DI PAESAGGIO

このたびペスカーラ大学・イタリア大使館・イタリア文化会館ではシンポジウム「新しい戦略 景観」を開催することになりました。つきましては、ご多用の折とは存じますが、ぜひとも皆様がたのご来場を賜りたくお待ち申し上げております。
イタリアと日本、それぞれの景観のもつ意味と、その保護と活用に関する戦略効果について検討します。参加ご希望の方はFAXまたはemailで、下記のフォーマットで、お申し込みください。

日時:2007年5月30日(水)
会場:イタリア文化会館 アニェッリ ホール イタリア文化会館 東京都千代田区九段南2-1-30
協力:アブルッツォ州、カラブリア州、ラツィオ州、ウンブリア州、レッチェ県、ナポリ県、SIU(イタリア都市計画学会)、法政大学デザイン工学部、Shiodomeitalia クリエイティブ・センター、日伊協会
参加費:無料(ただし、事前申込みが必要)

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開会式  9時45分
ウンベルト・ドナーティ(イタリア文化会館館長)
マリオ・ボーヴァ(駐日イタリア大使)
亀井 伸雄(文化庁文化財鑑査官)

基調講演 10時30分
アルベルト・クレメンティ(ペスカーラ大学建築学部学部長)
「新たな景観戦略」

第一部 景観の整備 ・ 経験と比較
司会:アルベルト・クレメンティ(ペスカーラ大学建築学部長)
苅谷 勇雅 (文化庁文化財部参事官、建造物担当)「日本における景観保護」
ピオ・バルディ(DARC長官、文化財・文化活動省)「イタリアの景観と現代性の価値」
稲葉 信子(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター 国際企画情報研究室長)
「世界遺産と文化的景観」
ロザリア・アマンテア(カラブリア州都市計画局長)「ヨーロッパの景観に関する協約と州の役割」
質疑応答 12時45分

昼食  13時30分~15時

第二部 革新のためのテーマ  15時
司会:陣内 秀信(法政大学)
ルーチョ・ザッザラ(ペスカーラ大学)「新たな景観計画へ向けて」
宮脇 勝(千葉大学)「日本の景観法がめざすところ」
モゼ・リッチ(ジェノヴァ大学)「イタリアの景観のためのプロジェクト」
梅津 章子(文化庁文化財部参事官付文化財調査官、建造物担当)「景観の新たな自治体計画へ」
岡田 宜之(金沢市都市政策局歴史遺産保存部長)「金沢の景観対策」
マルコ・カザモンティ(雑誌“AREA”編集長)「建築と景観」
質疑応答 17時30分
閉会 18時
*シンポジウムの中で、ビデオ「イタリア景観の変化 Mutamenti del paesaggio italiano」が上映されます。


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イタリア文化会館
東京都千代田区九段南2-1-30
Tel: 03-3264-6011
Fax: 03-3262-0853
E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it
http://www.iictokyo.esteri.it

●申込み方法:以下の内容を上記のファックスまたはEmailで5月28日までに送付する。
定員を超えた場合のみ、当館より連絡があります。

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イタリア文化会館 Fax: 03-3262-0853 E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it

イベント名:NUOVE STRATEGIE DI PAESAGGIO
新しい戦略 景観
日時と場所:2007年5月30日 イタリア文化会館 アニェッリ・ホール

申込者お名前:
ご所属機関:
部署/役職:
ご連絡先:電話番号及びファックス番号:
ご同行者(いる場合のみ):

なお、当日会場の入口で参加者の確認をさせて頂きますので、本申込用紙をご持参下さいますように、お願い申し上げます。

多摩ニュータウンアーカイブ公開研究会

2007-05-23 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.149 配信日:2007年5月21日
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多摩ニュータウンアーカイブ公開研究会のお知らせ

多摩ニュータウン学会では、2007年4月15日に(社)日本都市計画学会、(社)学術・文化・産業ネットワーク多摩と共催で、第1回市民シンポジウム「まちの環境資産を礎に草創期を振り返りつつ多摩ニュータウンの“未来”を探る」を開催しました。多くの方々にご参加いただき、内容の濃い議論ができたと考えております。しかし、時間的な問題から当初予定していた内容まで議論するに至りませんでした。そこで、第1回シンポジウムのフォローアップとして、下記の日程で公開研究会(主催:明星大学、共催:多摩ニュータウン学会)を開催したいと存じます。
参加費は不要ですが、資料準備等のため、参加される方は電子メール(lectama@es.meisei-u.ac.jp)にて事前にご連絡ください。

【テーマ】
多摩ニュータウンアーカイブ 公開研究会
「街の環境資産を礎に草創期から中興期の夢と苦難を知る」

【日程及び会場】
[第1回公開研究会]
6月16 日( 土)13:30-18:30  明星大学日野キャンパス26号館512教室
~事業着手そして“迷走期”を乗り越えて第一次入居へ~
●謎解き座談会(敬称:略)以下の3名の方による鼎談
広瀬 盛行(明星大学名誉教授・都市計画専攻)(メインスピーカー)
川手 昭二(筑波大学名誉教授・都市計画専攻)
北条 晃敬(元・東京都多摩ニュータウン担当)
● 拡大座談会 他の座談会参加者:横倉 舜三(多摩ニュータウンタイムズ社主)・佐伯 進(元・多摩市役所職員)・長澤 隆(元・東京都および日本住宅公団多摩ニュータウン担当)・大石 武朗(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム :会場からの質問を受けてのディスカッション

[第2回公開研究会]
6月30 日( 土)13:00-17:30  明星大学日野キャンパス24号館401教室
~第二次住宅建設ストップから「行財政要綱」の制定へ~
● 謎解き座談会(敬称:略)
稲田 幸一郎(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)
佐伯 進( 元・多摩市役所多摩ニュータウン担当)
山岸 紘一(元・東京都多摩ニュータウン担当)
他の座談会参加者:北條 晃敬・横倉 舜三・川手 昭二・長澤 隆ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム :会場からの質問を受けてのディスカッション
● 講評:広瀬 盛行

[第3回公開研究会]
7月7日(土) 13:00-17:30 明星大学日野キャンパス24号館401教室
~真の“都市づくり”をめざして中興期の多彩な戦略へ~
● 謎解き座談会(敬称:略)
室井 隆良(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)
山岸 紘一(元・東京都多摩ニュータウン担当)
他の座談会参加者:北條 晃敬・横倉 舜三・佐伯 進・長澤 隆ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム:会場からの質問を受けてのディスカッション
● 講評:広瀬 盛行

【アクセス】
多摩モノレール「中央大学・明星大学」下車
http://www.meisei-u.ac.jp/student/sisetu/cmap/
《第1回と第2・3回では、会場・開始時間が異なりますのでご注意下さい。》

【担当】
コーディネイト:成瀬 惠宏(都市設計工房代表)
総合司会&全体:西浦 定継(明星大学准教授)

【連絡先】
明星大学理工学部環境システム学科 西浦定継
電子メール nishiura@es.meisei-u.ac.jp
電話・ファックス 042-591-9791

Wk 20

2007-05-23 | Japan
Monday, May 14, 2007
*今週末に予定されている造園学会全国大会研究発表会で座長を担当する「公園緑地計画論セッション」の論点をようやくまとめ、発表者のみなさんに送る。4編の論文を何か関連づけて議論しようとすると、どうしても無理が生じるし、なにより議論の解像度が荒くなる。個別に深めたい問題もある。このたびの一連の改革により、ほんとうに研究発表会が活性化されたのか、来場者数は増えたのかをちゃんとチェックする必要がある。それにしても今大会の盛りだくさんなプログラムはどうだろう。会員三千人程度の学会にしてはちょっとやりすぎなんでは? プログラムはこちら→平成19年度日本造園学会全国大会案内
*「公園計画論」の授業(4週目,千葉大):欧米における公園・緑地の系譜 その2:アメリカ,現代の潮流。来週は造園学会のため休講にします。
*「特別演習ゼミ」:日本版グリーンウェイの構想に向けて、今後の進め方など。関連ウェブサイトのチェック。

Wednesday, May 16, 2007
*午前中、造園学会全国大会企画委員会主催ミニフォーラム「造園専門教育の適格認定制度の在り方」の連絡をようやく話題提供者のみなさまに送る。ボクは先頃まとめた、欧米における造園の資格制度と専門教育プログラムの認定について、報告します。

開催日時:平成19年5月19日(土) 10:00~受付 10:30~12:00
開催場所:日本大学生物資源科学部湘南キャンパス本館62講義室
主な参加者:鈴木誠(企画委員会副委員長,JABEE委員会委員長,登録ランドスケープアーキテクト(RLA)資格格制度総合管理委員会,東京農業大学)、川島 保(企画委員会委員,(株)ランズ計画研究所)、戸田芳樹(企画委員会委員,(株)戸田芳樹風景計画)、井上忠佳(登録ランドスケープアーキテクト資格制度総合管理委員会教育分科会委員長,(株)創建)、木下 剛(企画委員会委員,千葉大学緑地環境学科JABEEワーキング)、若生謙二(教育・職能委員会委員長,企画委員会副委員長,大阪芸術大学)

*午後、1年生を対象とした「情報処理」(千葉大園芸学部)の授業。今年も僕の担当はMS-Word。授業を始めるにあたって毎年聞いているんだけど、今年はほぼ全員がパソコンを所有し、Officeも既に使ったことがあるという。昨年はパソコンを持っていない学生のほうが圧倒的に多かったのだから、これは大きな変化だ。高校の時にパソコン関連の授業を受けた学生の割合も高まっている。授業の内容を本格的に見直さざるを得ない。というか、これも毎年学生に向けて言っていることなんだけど、読み書きそろばんレベルの情報処理なんてのはわざわざ大学でやるべきことじゃない。情報倫理は必要だと思うがな。

Thursday, May 17, 2007
*午前中、今週末に予定されている造園学会全国大会の諸々の準備。午後は論文ゼミ。終了後、雨上がりのキャンパスの草刈り。
タム研の林くんから、以前少しだけお手伝いさせてもらった「見沼田圃の散歩道マップ」の現物が届いた。こちらからダウンロードも可能。

Friday, May 18, 2007
*大学院の授業「エコデザイン論2」(千葉大学西千葉本部):先週の休講分の埋め合わせ。「循環型社会の構築と街づくり」。エンジニアリング面での差はないかむしろ日本のほうが上とみた。しかし、こと図面やダイアグラム等のビジュアル/アピアランス/訴求力にかんしては海外事例のほうが断然上。よって授業で紹介するとなると、どうしても海外ものが多くなってしまう。
*夜、園芸学部創立百周年記念事業記念館の建設位置の検討会:子供たちを保育園に迎えに行き、自宅で祖母に預けてからまた大学に引き返しての出席。いずれの案も一長一短あったけれど、最終的な決め手は学生の利用動線が最短となること。その条件を満たすのは原案で、次週の教授会に諮られることになった。

Dead or alive

2007-05-15 | Media
いい季節になってきました。陽気に誘われて、久しぶりにヘンデルの「水上の音楽」を聴きました。オルフェウス室内管弦楽団のゴージャスな演奏で、テームズ川での川遊びの昔に思いを馳せます。水面にきらめく明るい陽光と飛沫。この季節にピッタリのバロックの名作ですね。

おつぎは、マーラー「大地の歌」。シノーポリの指揮による名門ドレスデン・シュターツカペレの演奏。すばらしい。なんと言っても第一楽章、それも緊張感溢れる導入部がボクは好きです。煌びやかなホルンに導かれて唐突にテノールの独唱が始まるあたり、何度聴いても鳥肌が立ちます。かっこいいです。

Wk 19

2007-05-14 | Japan
Monday, May 7, 2007
*午前中、「公園計画論」講義(三週目、千葉大):欧米における公園・緑地の系譜 その1:ヨーロッパ、について
*午後、特別演習ゼミ(千葉大):東京グリーンウェイ計画の4週目。
環境コミュニケーションズの星野さんから、「緑の読本」に掲載予定の校正ゲラが届く。EUにおけるランドスケープアーキテクト資格の相互認証制度について。
*修景社の辻野さんから、昨年10月に「中山道すがもまつり」の一環として開催された街づくりフォーラム「おかげまいりの街づくりーいやし空間と人のわを求めてー」の報告書が届く。巣鴨は全国区の観光地としてだけでなく、今や街づくりにたいしても日本中の商店街から注目を集めるようになった。その巣鴨の街づくりが、最近新たな局面をむかえつつある。

その他:
*ヘッズのホームページがリニュアルされたとのお知らせが届きました。http://www.heads-net.co.jp/
*石川さん(ランドスケープデザイン)、小野さん(東大)、山内さん(東風意匠計画)が寄稿された、「東京人」6月号(「目利きに聞く 庭の愛で方、歩き方」特集)が発刊されたそうです。まだ内容を拝見しておりませんが、このお三方のこと、絶対にハズレはありません。保証します。他の執筆者もビッグネームばかりでいやはやなんとも。。。興味のある方はぜひ書店へ。

Wednesday, May 9, 2007
昼前、二男が発熱したと保育所から電話。午後、大学院の「プロジェクト実習」で学生を連れて松戸市にヒアリングに行く予定になっていたので困り果てた。用事が済み次第なるべく早く迎えに行く旨保育所に伝え、(保険証をとるべく)自宅経由で役所に向かう。役所では、花と緑の課、公園緑地課、農政課、商工観光課、都市整備部企画管理室から、質疑応答を含めてそれぞれ30分ずつお話を賜る。こんなことは滅多にできることではない、お忙しいなかどうもありがとうございました→松戸市関係各課さま。途中、商工観光課までお話を伺ってから、同僚の柳井さんにお任せしてボクは保育所へ。二男と、ついでに長男も連れて病院へ。風邪。仕事を早めに切り上げてきたツマと合流し夕食をとってから帰宅。

Sunday, May 13, 2007
早稲田大学芸術学校で担当させていただいている「公園緑地計画」の見学会:受講生で武蔵野市公園緑地課の職員でもあるSさんのお取りはからいにより、武蔵野市北西部、成蹊大学周辺の公園緑地や住宅地を視察。途中、「木の花小路公園」(このはなこうじこうえん)の敷地の元地権者でおられたHさんより直々に公園建設の経緯とその後の管理体制等についてお話を伺い、公園に隣接するご自宅のお庭でお茶までいただいてしまった。突然の訪問にもかかわらず、ご夫妻で誠に丁寧に対応くださりほんとうにありがとうございました。おかげさまで優雅なひとときを過ごさせていただきました。その後、成蹊大学や吉祥寺本町の住宅街、中道公園(旧田畑貞寿先生邸跡地)、吉祥寺西公園(計画設計:タム地域環境研究所)等を見学ののち、吉祥寺駅前の中道商店街にて軽く喉を潤してから解散。それほど暑くなく、快適なフィールドワークでした。それにしても、こだわりの感じられる瀟洒なお宅ばかりで、緑や住環境に対する住民の方々の意識の高さを痛感しました。写真はこちらをどうぞ。

エコ・グリーンテック2007 特別講演会企画「みどりの都市づくりを考える」

2007-05-11 | Fieldwork
CLAからのお知らせです>>特に学生諸君!
「東京オリンピックの夢をもう一度」という副題はちょっと???

エコ・グリーンテック2007 特別講演会企画「みどりの都市づくりを考える」
東京オリンピックの夢をもう一度

入場料:学生は無料 一般は、全日:2,000円 午前または午後:1,000円 

日時:平成19年5月23日(水)10時00分?17時00分
場所:東京ビッグサイト西4ホール内講演会場(東京都江東区有明)
主催:(社)ランドスケープコンサルタンツ協会(運営:ランドスケープコンサルタンツ協会関東支部)エコ・グリーンテック実行委員会

協賛予定:(社)日本造園学会、日本芝草学会、(社)日本公園緑地協会、(財)公園緑地管理財団、(財)都市緑化基金、(財)都市緑化技術開発機構、(財)日本造園修景協会、(財)日本緑化センター、造園・環境緑化産業振興会、(社)日本造園建設業協会、(社)日本植木協会、(社)日本造園組合連合会、(社)日本公園施設業協会、(社)道路緑化保全協会、日本運動施設建設業協会、街路樹診断協会、(財)東京都公園協会、(社)東京都造園緑化業協会、NPO 渋谷・青山景観整備機構、日本水景協会、環境緑化新聞社 (順不同)/(協賛企業交渉中)

A.午前の部
主催者挨拶:(社)ランドスケープコンサルタンツ協会会長 大塚守康(10.00‐10.05)
講演:環境オリンピックと造園家
エコ・グリーンテック実行委員長 (社)日本造園学会副会長 涌井史郎(10:10‐10:40)
講演:校庭芝生の効用と課題(東京中の校庭が芝生に)
日本大学生物資源科学部専任講師 藤崎健一郎(10.45‐12:00)
質疑応答:(12.00? )

B. 午後の部
「みどりの風の道構想の全て?東京オリンピックを再び」
基調講演:都市の未来を考える
明治大学教授、前東京都副知事 青山やすし(13.30‐14.30)
概要説明:提言:風の道(五輪軸)構想
CLA東京オリンピック招致支援特別委員 萩野一彦(14.30‐15.00)
概要説明:10年後の東京?東京が変わる?
東京都知事本局参事 小林 清(15.00‐16.00)
講演:東京オリンピック再びへの挑戦
NPO法人東京オリンピック招致委員会 鈴木研二(16.00‐16.30)
質疑応答:(16.30‐16.50)

総括・閉会挨拶:(社)ランドスケープコンサルタンツ協会会長 細谷恒夫(16.50-17.00)

カメラータ・ザルツブルク

2007-05-10 | Media
しだいに日差しが強さを増すこの時節はモーツァルトが心地よい。ドイツ・グラモフォンの廉価版、G.アンダ(Pf)とザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(現カメラータ・ザルツブルク)の伴奏によるピアノ協奏曲第26番〈戴冠式〉・第18番。1963~66年の録音でさすがに音の広がりには欠けるけれど、コンパクトなモーツァルトのこと、まあよしとしようではないか。

齋藤潮・土肥真人 編著『環境と都市のデザイン:表層を超える試み・参加と景観の交点から』学芸出版社,2004。住民参加とデザインの問題についての現段階での到達点。巻末の土肥氏の論考が光っている。

日本都市計画学会総会シンポジウム:人口減少社会に向かう都市と日本都市計画学会の役割

2007-05-09 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.146 配信日:2007年5月8日
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日本都市計画学会総会シンポジウムのご案内
「人口減少社会に向かう都市と日本都市計画学会の役割」

 日本都市計画学会では、来る5月16日に開催する第40回通常総会において、今後の学会活動のあり方を議論するためにパネル討議を開催します。会員の皆様に是非総会及びシンポジウムにご出席頂き、学会の将来について語り合う有意義なひと時を過ごしていただきたいと思います。

 「人口減少社会に向かう都市と日本都市計画学会の役割」
 日本都市計画学会は、都市化の時代に設立され都市化社会の計画的制御にかかわる種々のテーマに関して研究を深め、実践的な情報発信や多様な交流を進めてきた。我が国が人口減少時代を迎えた今日、学会もその研究の重点や社会的活動において大きな転換を迫られているといえよう。
 人口減少社会の中で縮小する都市をどのように誘導していくべきか、拡大する兆しをみせている地域間・地域内格差にどのように対処するべきか、国際的な都市間競争の中で日本の都市を如何にして魅力的な空間にしていくべきか、さらに世界的な潮流である持続可能な社会を日本においてどのように実現していくべきか、これらはまさに今日学会が解明し、社会に提示していくことが求められている問いの一端である。本シンポジウムでは、転換期になすべきことを明らかに、日本都市計画学会の今後の活動の一層の発展を図る。

日時: 2007年5月16日(水)15:00-17:00
場所: 東京大学 弥生講堂 一条ホール
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/
参加費:無料

構成:
パネル討議の趣旨について 
 大西隆氏(東京大学、会長)
パネリスト
 伊豆原浩二氏(名古屋市立大学、中部支部長)
 澤木昌典氏(大阪大学、関西支部)
 杉恵頼寧氏(広島大学、副会長・中国・四国支部長)
 黒瀬重幸氏(福岡大学、九州支部長)
 長島俊夫氏(三菱地所株式会社、理事)
 小澤一郎氏(早稲田大学、副会長)
 司会 武内和彦氏(東京大学、副会長)

連絡先
(社)日本都市計画学会総会シンポジウム担当
Tel.003-3261-5407

Wk 18

2007-05-06 | Japan
Monday, April 30, 2007
義母と妻子と連れだって新緑の水元公園へピクニック。日だまりの中、ブランケットを広げ、ランチのあとの昼寝はまた格別。ザックに偲ばせてきた文庫をおもむろに開き、つぎなるディスクの品定め。

Tuesday, May 1, 2007
*科研実績報告書提出のほか、積み残しになっていた事務仕事を片づける。連休の中休みはこうした仕事を片づけるチャンスではある。それにしても、連休中というのに、学内外の会議の予定が次々と入ってくる。安請け合いしているとあとで自分の首を絞めることになるのだが。
*午後5時過ぎ、子供たちを保育所に迎えに行き、自宅の義母に預けてすぐ大学に引き返し、園芸学部創立百周年記念事業企画委員会出席。最近このパターンが多い。夕食をとっているヒマがないのでこれが結構堪える。

Thursday, May 3, 2007
メイルを開けば仕事が降って湧く、ことは分かりきっているので、連休中は絶対にメイルを見ないことにする、つもりがついつい開けてしまうのは悲しい性。ふん、休み中にこんなメイル出しやがって、誰が対応してやるか、連休明けまで待ちやがれ、と心に決めつつ、ついつい返事を書いてしまうのも悲しい性。。。話変わって、義母が韓国から持ってきてくれた手作りのキムチがあまりにも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまい、胃を痛める。そんなこんなで、自宅でゆっくりしていたいのだが、子供はそんなことはお構いなし。案の定、散歩に出る羽目に。ああ、胃がシクシク痛む。マンUも負けたし。くそっ。

Friday, May 4, 2007
長男を連れて成田空港に義父を迎えに行く。ひどい渋滞。自宅から京葉道路に乗るまでになんと2時間。冗談じゃない。でも、CDをたくさん持ってきてよかった。久しぶりにまとまって音楽を聴けた。クライバーのベト5&7,ムターのベト・コンときたところで、趣向を変えてボン・ジョヴィのクラッシュ。どうでもいーことだが、「ミステリー・トレイン」って、山達の「ターナーの汽罐車」(アルチザン収録)のパクリじゃないか(と思うのはボクだけか)。。。夜、皆が寝静まってから、造園学会全国大会研究発表会で座長を務めるセッションのラフスケッチ。

日本景観生態学会公開シンポ/都市と自然のあいだ:ミドルランドスケープの保全と管理

2007-05-01 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.143 配信日:2007年5月1日
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日本景観生態学会第17回全国大会 公開シンポジウム

【テーマ】 都市と自然のあいだ ーミドルランドスケープの保全と管理

【趣 旨】
 里山や野川のある田園は,日本の典型的なふるさとの風景である.しかしこの風景は,高度経済成長,バブル経済とその崩壊,さらには経済・情報のグローバル化に伴い,わが国から急速に失われつつある.このような現状においては,都市と自然の中間的な景観・ミドルランドスケープとしての,あらたなふるさとの姿を模索するのが現実的でもあろう.しかしその一方で,「文化的景観」である伝統的な田園風景を再生・維持し,将来へと継承できるようにすることは,現存世代の次世代への責務でもあるだろう.
 これには,地域コミュニティの新生,地域農業の再生を含む地域経済の建て直し,および車社会からの脱却など,地域におけるヒト・モノ・カネの循環・交流のあり方の建て直しが不可欠である.このような対策に対して,景観生態学はいかなる役割を果たしうるであろうか.市場原理の威力をかわしつつ,景観生態学が地域政策にいっそうの効果を発揮するには,いかなる探求が必要となるであろうか.
 本シンポジウムでは,田園地域の里山や野川の再生の事例を踏まえて,ミドルランドスケープのあり方を議論するとともに,景観生態学の果たすべき役割を改めて確かめるべき場としたい.

【実施日】 2007年6月9日(土) 15:10~18:00
【場 所】 九州産業大学 1号館1階 N101教室
【参加費】 無料

【主 催】 日本景観生態学会
【共 催】 九州産業大学大学院 学術フロンティア景観研究センター
        (拡大景観セミナー)

【基調講演】
 「田園景観・里山景観の保全」    九州大学教授 重松敏則

【パネルディスカッション】
パネリスト
 北九州市立大学准教授  バート・デワンカー
 兵庫県立大学淡路景観園芸学校教授  藤原道郎
 首都大学東京教授  菊地俊夫
 九州大学教授  重松敏則
コーディネータ
 景観研究センター主任  山下三平

【懇親会】 九州産業大学1号館1階オアシス ¥3,000

【問合先】 九州産業大学学術研究推進機構産学連携支援室
         TEL : 092-673-5501
         FAX : 092-673-5490
         E-mail : sangaku@ip.kyusan-u.ac.jp
         http://www.ip.kyusan-u.ac.jp/J/landscape/


※本シンポジウムは日本景観生態学会全国大会の公開シンポジウムとなっておりますが,シンポジウムのみのご参加に関しましては事前参加申込みの必要はありません。
 
 日本景観生態学会全国大会に関する問合せ先,および参加・発表申込などにつきましては,日本景観生態学会のホームページの案内をご覧下さい。 http://jale01info.seesaa.net/article/38363169.html

平成19年度 日本造園学会全国大会のお知らせ

2007-05-01 | Fieldwork
今年は、僕自身は下記のとおり参加の予定です。
ふるってご参加下さい。

ミニフォーラム:5月19日(土)
・造園専門教育プログラムの適格認定制度のあり方(企画、話題提供、本館62講義室、10:30~12:00)

研究発表会:5月20日(日)
・イングリッシュ・ヘリテッジによる歴史的公園の登録とその基準(発表、本館第一会場、9:30~11:00)
・A Study on the Relation between Space Perception and Physical Components of Taiji Boxing Sites in Urban Parks of Wuhan City, China(発表、本館第二会場、11:00~12:45)
・公園緑地計画セッション(座長、本館第二会場、14:45~16:15)

分科会:5月21日(月)
・アーバニズムとどう向き合うか?ーその5 都市の縮減と郊外のランドスケープー(企画、話題提供、司会、3号館第3会場、12:30~14:30)
・東京湾岸域とランドスケープアーキテクト(企画、3号館第3会場、14:45~16:45)

総合案内ほか、詳しくはこちら↓↓↓
大会全日程
分科会テーマ概要
【学生アイデアによる街区公園の整備とまちづくり】ミニフォーラム・作品展