若い皆さんもぜひ拉致問題に関心を持って下さい(R7.4.11)
令和7年4月11日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1813号。
若い層でも拉致問題に関心を持ってくれるのは大変ありがたいことです。関心があったらぜひご連絡下さい。 kumoha551@mac.com
日本中がテレビの画面を見続けたあの時。
拉致被害者が飛行機のタラップを降りてきた時、多くの国民が拍手を送りました。
喜びで沸き立ちました。
しかし北朝鮮発表の8人死亡の残酷。
明と暗。
対照的過ぎました。
喜びたいが喜びきれないもどかしさ。
帰国した被害者家族も同じ気持ちだったと思います。
政府や家族会は被害者全員一括帰国を目標としています。
しかし想定しているのは政府認定被害者だけで何百人もいると言われている特定失踪者は含んでいない様です。
そんな中、全員一括は無理があります。
拉致問題解決は金正恩失脚と金一族解体しかないと思います。
あの金体制が続く限り、拉致被害者全員が帰国するのは殆どゼロです。
ただ、解決の糸口を見つけるにはあらゆる可能性を探って欲しいです。
全員一括帰国は理想です。
理想ですが現状ではほぼ無理です。
拉致被害者5人の帰国の衝撃を知らない世代も増え、世間から忘れされようとしています。
もう一度、拉致問題を国民全体の問題とするには一人でもいい、
一人でもいいから、帰国すれば世論が湧き、そして北朝鮮批判も激しくなるでしょう。
もう政府の力は当てに出来ません。
特に平壌に連絡事務所を設置する案をまだ捨てていない石破さんです。
そんな現政権では拉致問題解決は夢のまた夢です。
なんとか拉致問題を動かして欲しい。
トランプ大統領に頼るのもいいでしょうが、日本独自の妙案はないのか、
朝鮮総連に圧力を掛ける等、何らかの方法はないのかと。
政権に期待出来なければ、世論があります。
その為のマスコミです。
マスコミが問題提起し、世論が動き、政府を動かす。。。。
荒唐無稽かもわかりませんが、今動かなければ事は進まない、そう思います。
散々オールドメディアと揶揄されている新聞テレビの力はこんな時こそ力を発揮し、
面目を保って欲しいです。SNSに反撃して欲しいです。
またマスコミにより世論が動き、そして政府も動かして欲しいのです。
とにかく北朝鮮、特に金正日もそうでしたが金正恩も自分の命の危機がなければ動かない、
その事を考え、政府は金正恩の命を脅かすには何をすればよいのか、考えて行動してもらいたいです。
少なくとも平壌に連絡事務所を設置する等、金正恩を喜ばすだけです。
政府は「やっている振り」をしても何も始まりません。
今こそ、真剣に日本国民を助け出す本気を出してもらいたいです。
最後に帰国した地村保志さんのお父さん、地村保さんの怒りの声を聞いてください。