民族差別を助長するヘイトスピーチ(憎悪表現)が問題となる中、川崎市内でデモを予定していた主催者の男性らは5日午前、予告通り中原区のスタート地点に十数人で集まったが、数百人規模の市民らに取り囲まれ、出発直前に中止した。

 ヘイトスピーチ対策法の成立を受け、川崎市や裁判所がデモを認めない判断を示し、男性らがデモを実施するかどうかが注目されていた。(中略)

  今回のデモは、市内でヘイトデモを繰り返してきた男性が、「コリアンタウン」がある川崎区での実施を予告。市は5月30日、成立したばかりのヘイトスピーチ対策法を踏まえ、集合場所とされた公園の使用の不許可を決定した。

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一昨日の川崎でのデモについて、やっぱり引っかかるんですよね。

上記の記事でも「デモを認めない判断」をした、と書いていますが

あれは「在日関連施設(川崎区)半径500m内で認めない」との判断で、

主催者は場所を変えて(中原区)警察にデモの申請をし、認められています。

 

読売新聞は道路使用を警察が認めた事をなぜ書かないのでしょう。

 

今日の読売の朝刊「編集手帳」というコラムにも舛添知事問題にからめ

川崎市のデモについて述べていますので、一部引用すると

◆この国で守り継がれてきた流儀と対極にあるのがヘイトスピーチだろう。特定民族への差別と偏見をあおる行為である。その解消を掲げた新法の施行直後に川崎市で計画されていたデモが中止に追い込まれた。ヘイトデモとみられていた。◆市は公園の使用を認めず、裁判所も特定区域でデモを禁じた。新法効果だろう。


ここでも警察がデモを許可したことを述べていません。

 

昨日当日の動画を少し観ましたが、ヘイトというより、共産党を批判する内容で、

共産党批判のシュプレヒコールの直後に警官がデモを止めさせた様な気もするんですよね。

 

また、通行妨害に当たる車道にシットインと言って座り込む行為は違法だったはず。

それに反対派はデモや集会の許可を取っていたんでしょうかね。

 

集会に複数の国会議員が参加していましたし、

シットインに有田議員が参加していたのには驚きました。

 

反対派が数百人で(川崎市新聞では千人規模)デモは数十人と

人数に大きな差があり身の危険があったから中止に追い込まれたのです。

 

警察はデモを許可したのですから、シットインを排除する等

もっと責任を持ってデモ隊を守るべきだったと思いますが・・・。

 

当日渋谷でもデモがありましたが、こちらは中止されることもなく実施されたようです。

 

この違いは何なんでしょう。

警察のやる気??

国会議員が参加していたかどうかの違い?

 

新法施行後のデモだったにしても、もっと様子見すべきだったと私は思います。

主催者は法律に触れないようなデモをするつもりで、

参加者には注意事項を守るよう徹底して喚起していました。

 

それに新法には全く違反していないのに中止されるって言論弾圧にならないでしょうか。

また反対派、カウンターっていうんですか?

なんか、後味の悪いデモでしたし、如何にも日本人を抑え込む法律ってどうなの?

って思いました。

特に在日の方や左翼たちが中止に追い込んで気勢を上げているのを見ると、

在日南北朝鮮人が多く住んでいる地域で日本人は住みにくいなあって感じました。

 

これが日本中に広まらないように、また拡大解釈されないことを祈るばかりです。

 

※在特会:在日特権を許さない市民の会

 しばき隊:レイシストをしばき隊 (現在は「対レイシスト行動集団」と名乗っているらしい)

     在特会の活動にカウンター活動を行う

 レイシスト=差別主義者

 カウンターデモ=ヘイトスピーチに対抗し、街頭からデモ隊に罵詈雑言を浴びせる

        時には暴力行為も。

        ま、どっちもどっちって事でしょうか。

 

 

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