団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

心は自由でありたい

2019年08月30日 | 生き方

「自由とは心の問題」この言葉は堀江貴文氏の著書「ゼロ」のな

かで触れた内容で彼が長野刑務所で過ごした約1年9ヵ月のこと

が書かれてる、刑務所の中では当然酒を飲むこと、外出もできな

い、しかし自分が頭のなかで考えることまでは誰も手をだすこと

はなかった。

 

だから自分のこと、仕事のこと、生きるということ、そして出所

後のプランについて考えた、思考に没頭してる限り自由だったと

いう、孤独を受け入れることはつまり自由になること、少なくと

も心は自由だったわけだ、ひとりでいることによって、静かに過

ごす時間、ゆっくり考える時間、空想にふける時間が生まれるこ

とは間違いない。

 

もしかしたら人間にとって大切なことは自分で考えられる人間、

自分で考え、自分で判断し自分で自分の人生を救うことのできる

人間かもしれない、どんな状況に置かれてもブレない考えでいる

ためにも心は自由でありたい。

 


ブログから見える熟年離婚

2019年08月27日 | 夫婦

60歳以上の離婚件数は年間1万3千件と年々増加してるという、

以前40年間の結婚生活に終止符をうった60歳女性のブログを

拝読してて離婚にはかなりのエネルギーが必要であることを感じ

た。

 

協議離婚であった彼女が離婚して失ったもの、得たものを挙げて

た、ちなみに離婚してまだ半年もたってないなかでの心境であ

る。

 

【失ったもの】

 

贅沢、人のぬくもり、家族で集まる時間、友達(離婚の相談をし

ら自己中心的となじられ絶縁状態になった)

 

【得たもの】

 

自由、心のやすらぎ、ストレスのない時間、新たな友達との出会

い。

 

女性としてみてもらえなかったことが切っ掛けで、一番つらかっ

のは悩んで悶々としていた時、やはり毎日の積み重ねがボディ

ブローのように効いてきたのかもしれない、ただご主人は別れた

くなかったみたいなので、夫婦のことは他人にはなかなか理解で

きないことかもしれない。


ひとりの時間が必要と思えるとき

2019年08月21日 | 生き方

ひとりでいることで安らぎを感じる人もいる、ふたりでいて安ら

ぐ人もいる、群れていることで安らぎを覚える人もいるだろう、

ただしそれは状況によって人それぞれ違うもので決して不動の

価値観ではないと思う。

 

 

私は好きなことに熱中する時間が一日のなかに一時間でも二時間

もあればいいい、自分と向き合い自分の本質を見つけるために

ひとりの時間は重要な宝だと思ってる。

 

人とのつきあいも大切であるが今の生活でひとりの時間とひとり

の空間は私にとって必要なものである。


定年後は学ぶことを楽しみたい

2019年08月11日 | 定年後の生活

「人生の疲労は年齢に関係ない」といったのは坂口安吾、「常に

勉強していないと人は生きていけないような気がします、何か学

んでいないと、きっと人生に退屈してしまうのではないでしょう

か?」といったのは、よしもとばなな、いずれも共通しているの

は学ぶ気持ちや向上心は年齢に関係ない、と言ってるような気が

する。

 

実際定年退職してみると自分にはまだまだ見過ごしているものが

ある、まだまだ知らないことが多い、学ぶことは自分に向き合う

こと、自分自身を知ることでもある、いくつになっても成長する

チャンスはあると思うし知識欲は精神面で成長の原動力となる。

 

その知識欲の出発点となるのが好奇心、自分にとって新しいこと

や知らないことを何とか知ろうとする気持ちを大切にしたい、定

年後はあせらず、ゆっくり、学ぶことを楽しみたい。

 

自分とむきあう.png


定年後の生活に思うこと

2019年08月08日 | 定年後の生活

現役時代は仕事以外もどちらかというと他人と一緒の行動をとる

ことが多い、昼食、飲み会、休日のゴルフ、群れて行動する仲間

は仕事がらみの人間、それが普通で単独行動が少なくなる、そん

な自分に何の疑問も感じないものだ。

 

しかし定年退職すると、会社がらみの人間関係は、一部を除いて

ほぼ途絶えるもの、人に会うことが激減し、行動範囲も大幅に縮

小し、時間はたっぷりある、その代わり得たものは何をしてもいい

自由、何もしなくてもいい自由である。

 

定年後8年を振り返ってみると、どう生きるべきか、自分で悩み、

答えを見つけていくしかない、だから何もすることがない、生き

がいがない、という人もいるが無理に生きがいなど見つけること

などない、そもそも定年後の生活に正解などない、人それぞれ思

いのままに生きていいのではないかと最近思っている。

 

 


認知症の母の心の中は

2019年08月05日 | 

今年95歳になった母が現在の介護老人ホームにお世話になって

1年、8年前に父が無くなってから一暮らしの母の否確認を

兼ねて毎朝電話するのが私の日課だった、しかし1年前元気だっ

た母が突然意味不明なことを言い出し会話が成立しくなった。

 


ひとり暮らしは危険な状態、近所から苦情が来る前に施設入居を

決断、母自身望まないことだったが悩み抜いた末の対応、それか

ら1年、何度も帰宅願望があり、やっと、諦めというか落ち着い

た。

 

 

ただ毎月訪問するたびに、病院と勘違いしてもうすぐ退院して家

に戻れるといったり、自分の置かれてる状況が理解できない、だ

から話が噛み合わない、きっと家には帰りたいが帰れない苦しみ、

明日がどうなるのかわからない苦しみ、心の中はそんな状態では

と思うようになった。

 

 

要介護3だけに、おむつをして車椅子状態、それでも、大正、昭

和、平成、そして令和と人生の荒波を乗り越えてきたというプラ

ドがある一方、老いて弱くなっていく情けない自分との不安と

葛藤のなかで生きている母は人生についてどう思っているんだろ

うか?そう思う今日この頃である。


定年後は上下関係に振り回されたくない

2019年08月04日 | 人間関係

先日新聞の投稿欄に私と同世代のかたが会社のOB会に参加した

とき記事が載っていた、もう すでにリタイヤしてるのに日本の

縦社会の悪い点を指摘している、懇親会のなかで75歳 の先輩が

いまだに60代の元部下にえらそうにしてる様子が書かれてた。

 

本来ならば仕事上の序列にすぎないものが、なぜか人間そのもの

序列なっている、中には人との関係が上下しかありえないと

思っているランク主義者がいる現実、人格まで 序列をつけてしま

う、まさに男の性である。

 

なかには楽しいOB会もあることは承知してる、近況、情報交換、

かし定年後も序列を構築しよ うとする人がいることも確かであ

る、 人間としてはあくまでも対等で互いを認め合っている、それ

こそが本来の人間関係だと思う。


自分の時間と好奇心は大切

2019年08月01日 | 生きがい

人生の楽しみはちょっとしたこと、ささやかなこと、特別なことで

はない、人生を楽しくするのもつまらなくするのもすべて自分次第、

だから自分の時間をもつこと、そして齢をとっても好奇心を失わな

いことが大切だと思っている。

 

好奇心はわからないことを知ろうとする心の働きである、それは考

える力を養ってくれる、知りたいことを知り得たときの満足感はこ

のうえない、いくつになっても知らないことはいっぱいある、だか

らこそ自分の時間、ひとりになる時間、そして好奇心は持ち続けて

いたい。