暑さと熱さと篤姫と?

2008-07-06 | 社労士日記
夜になっても暑いです・・・さすがにエアコン入れたい気分になりつつ
まだ夏に突入したわけでもないので、体と相談しながらもうしばらく我慢ということで

洞爺湖サミットもはじまる、明日7月7日は七夕の夜空のもとライトダウンはいかが

ということで「クール・アースデー」を呼び掛けているそうです
といっても、晴れそうなのは西日本と北海道くらいかな

でもまぁ協力しておきましょ



「暑い」といえば・・・3日連続視聴の『にっぽんの現場』道村先生は「熱い」です

先生の熱さに応えようと、子どもたちもホントみんな大人です

一度、この熱さを体験させてもらいたいくらい・・・授業参観にでも参加できないですかね

やはり真剣に向き合うことで熱意は伝わるはず・・・という記事を


***** 日経夕刊「クラスルーム」(6/27)より ここから *****
『荒れる学級 生徒の気持ちに寄り添う』

「先生、おれ頑張ってるからもう心配しなくていいよ」。美容師のA男がまた深夜に電話をかけてきた。

野獣学級と呼ばれたA男たちが、高校を卒業して10年。血気盛んな男子が集まり、授業中の騒ぎは常軌を逸した。進学コースでなく、運動部の部活目当てのような子が大半だ。

いたずらに遭った若い女性教師が、悲鳴を上げて職員室に駆け込んできた。ベテランもさじを投げた。非難の目は担任に向かう。私は煮えくり返る思いをこらえながら、空き時間の大半は教室の後ろに立ち、授業中に騒ぐ彼らをにらみ付け、怒鳴り、時にはこづいておとなしくさせた。猛獣使いの異名がついた。

でもどんなに騒いでも非行とは無縁。話をすれば「は~い」とうなずく心根の良さ。勉強は苦手だが、体を動かすのは得意。仲間といると楽しくて、底抜けに明るい。羽目を外してしまうのは青春期の有り余るエネルギーゆえ。30歳代初めの私は、我が子をしつける母親のようだった。

そんなA男らが、修学旅行で騒動を起こした。旅行中は隔離・謹慎と決まり、奇妙な密着生活が始まった。私は朝起きると彼らの部屋に飛んで行き、一緒に朝食をとる。反省文を書かせ、旅館の周囲を掃除し、読書をさせ、とことん話し合う。就寝時と入浴時は男性同僚に頼んだが、それ以外は片時も離れない。主任や副主任も真剣に向き合った。

こんな生活が三日も続くと、見えなかったことが見えてくる。「おれたちは勉強も苦手だし、部活もレギュラーになれない落ちこぼれ。先生は全員見放している」「投げやりになり、授業中も騒いでしまう」「でも学校もやめる勇気もない」「どうせおれたちなんて」------。

私は彼らの表面しか見ていなかった。サインを見誤り、本当の気持ちに寄り添えていなかった。目の前の生徒は常に初対面で、過去の経験は通用しないことを忘れていた。落ち込む私に、彼らは涙して言った。「先生たちが、こんなに真剣に付き合ってくれるなんて。おれたち大事に思われてるんだね」

旅行後、学級は驚くほど落ち着いた。仲の良い学級と評判になり、卒業までスポーツ大会は負け知らず。今も、男女を問わず連絡が続く。

彼らは私に教師の原点を教えてくれた。若い女性教師が、男子生徒相手に奮闘する学園ドラマが人気だ。私は彼らを思い出しながら、そして当時の自分と重ねながらチャンネルを合わせる。
(学校研究会)
***** 日経夕刊「クラスルーム」(6/27)より ここまで *****

それに引き換え、大分県の一部の教育者たちはどうなってるんだ

教育にも、まして自分の子どもにも真剣に向き合っていない・信じていないのではないか
と思わざるを得ない感じです



これから『篤姫』(再)をライト・ダウンして観ようかと

コメント
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