数年来、山野草の熟した種を見かけたら採取してきて庭や鉢に播き発芽率や生育状態を観察しています。
ただし、正確なデーターを得る目的で行っているわけではありませんから、かなり大ざっぱな観察であり、また用土の検討などをしているわけでもありませんから、皆さまの参考となるものとは到底考えられないことをお断わりしておきます。
また、種蒔きはいわゆる採取してすぐに播く‶取り播き″の場合が多く、越冬して春に播いたものは数種しかありませんから、どちらが適しているかも分かりません。
ギョウジャニンニク は発芽率が良い上に、毎年少しづつ殖え続けて大きな群落になっています。
カタクリ は毎年20粒以上蒔いていますが、気付かぬ間に発芽して20株以上に殖えてきました。発芽してから開花するまで数年を要するとのことでが、今のところ開花するのは数株しかありません。
サンカヨウ も可成り発芽率は良いのですが、開花までに3年以上を要するようで、毎年開花するのは3株のみです。
エゾノリュウキンカ の発芽率は良くないため数年から試みていて漸く5鉢に殖しました。
オクトリカブト も発芽率は悪い方ですが10株ほどが開花します。
コウモリソウ属 は発芽率が悪く。多数の種を蒔いても発芽して生育するのは数株のみです(イボブキ・・4株 、モミジガサ・・2株、イヌドウナ・・0株)
タコノアシ は発芽率は良く、生育も甚だ良好です。
ここには、今年観察中のタコノアシの画像を供覧します。
微細な種を取り出して鉢に蒔きました (顕微鏡拡大写真)
5月24日 6月7日 6月18日
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