正さん日記

世の中思いにつれて

自民党総裁に石破茂氏。決選投票で高市早苗氏を逆転

2024-09-28 14:32:00 | 政治

 9月27日(金)自民党総裁選挙が行われ、石破茂元幹事長が決選投票で高市早苗経済安全保障担当相を僅差で破り26代目の総裁に決まった。

 総裁選には、史上初の9人が立候補したが、党員、国会議員票で1位が高市氏、2位に石破氏となり、両氏による決選投票が行われ、石破氏が国会議員189票、地方票26の合計215票、高市氏が国会議員173票、地方票21の合計194票となり、21票差で石破氏が当選した。

 石破氏は、これまで総裁選挙に4度出馬し、初めて悲願を達成した。

 党員、国会議員投票で高市氏が1位になったこと自体が意外だったが、高市氏は、禁止されていた政策を訴える文書(冊子)などを党員などに送ったことや、SNSの活用などで票数を伸ばしたと思われている。

 一方、石破氏の2位は順当だったが、党員に人気があると思われていた小泉進次郎元環境相が3位に沈んだ。

 小泉氏は当初、早期の解散総選挙を唱え、労働者解雇法制の緩和などかなり突っ込んだ言動が軽いと見られた感じだった。

 結局、当初の予想どおり、今回の総裁選挙は総選挙の顔選びに比重が掛かり、若い小泉氏より、年功を重ねた石破氏が信任を得た。

 高市氏の善戦は意外だったが、結局、靖国神社参拝など右派色が強すぎ、その点で最後に石破氏に逆転された。

 従来から、党内野党のように言われていた石破氏は、一挙にトップに躍り出たが、元々。政治色は右派的であり、現在のやや柔らかい印象が今後どのように変転するのか、しないのか見極める必要がある。「関連:9月18日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする