老人(としより)の目(『ある年寄りの雑感』)

「子どもの目」という言葉がありますが、「年寄りの目」で見たり聞いたり感じたりしたことを、気儘に書いていきたいと思います。

電車の中での英語の勉強

2009-07-04 14:12:00 | インポート
先日、二日続けて、久しぶりに電車に乗って上京した。
車内の電光表示板に、いくつかの案内が出る。日本語のあとに、英語でも表示さ
れるので、英語の勉強にもなると思って、注意して見てみた。

初めの日は、普通電車で行ったので、行きの電車では、
 This is a Joban line train for Ueno.
という表示が出た。 “a Joban line train” は、“the Joban line train” ではないだ
ろうかと思ったが、よく分からない。
英作文をすると、“a Joban line” と書いて“train” を落としてしまいそうだ。
次の日は、特急列車に乗ったので、
 This is a Joban line special rapid service train for Ueno.
という表示になった。 “a special rapid service train” と、“service”が入ることは、
これもうっかりして落としてしまいそうだ。

普通電車では、「優先席」があることについての案内が出た。
 There are priority seats reserved for elderly and handicapped passengers,
expecting mothers and passengers accompanying small children.
この中の“elderly passengers” というのは、一瞬、年上の子どものことかと思ったが、
なんと我ら年寄りのことを言っているのだと、すぐ気がついた。
“expecting mothers” とは、面白い言い方をするものだ、と感心する。

「携帯電話に対する注意」も出る。
  Please switch off your mobile phone when you are near the priority seats.
In other areas, please set it to silent mode and refrain from talking on the
phone.
携帯電話のことを “mobile phone” と言うのだということを、初めて知った。
“refrain from talking on the phone” の“talking on the phone” という言い方も
なかなかスマートで面白いと思った。

繰り返し繰り返し表示されるので、なんとか覚えてしまおうとするが、硬くなった
頭ではなかなか覚えられない。英語も得意ではないので、引用に誤りがあるか
もしれない。

ともあれ、久しぶりに電車に乗ってみて、電車の旅もまんざらではないな、という
感想を持った。


追記
  “mobile phone” について、フリー百科事典“Wikipedia ”の英語版を見てみたら、
次のように出ていました。
a mobile phone or mobile (also called cellphone and handphone, as well as
cell phone, wireless phone, cellular phone, cell, cellular telephone, mobile
telephone or cell telephone)
  いろいろな言い方があるようですね。

  (参考) フリー百科事典 “Wikipedia ” の “mobile phone”