日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

うふんの点と線

2008-02-08 | 自然

思わせぶりにNo.2750で予告したままでした。
え~と、
1年前のNo.2429、そしてNo.2431のつづき。
の樹を白く染めた「うふん」の追究です。

まず、
母ちゃんが行政に問い合わせた結果報告。(ジャーン)
市の観光課によれば「海岸は県の管理」とのこと。
県では「樹木は国(森林管理署)の管轄になっている」。
森林管理署は「木材資源として無価値なので管理外」
なので、
「市の観光課にでも問い合わせてみてはどうか」。
つまり、市 → 県 → 国 → 市 →  と、
見事にタライがまわって、ふりだしに戻ってしまった(^^;

いっぽう、
いずれ雨が降れば流れるという期待もありました。
しかし、
夏を過ぎても大きな改善はみられませんでした。
過去に例がない現象であることは疑いありません。
では、
同島をねぐらにする鵜の羽数が増えたとすると、
その原因は何なのでょうか・・・。たとえば、
隣接するホテルのライトアップが関係しているのか
とは、
ほかでもないホテルの関係者自身の心配でした。
ライトに照らされて、夜間の天敵が来なくなり、
鵜が増えてしまったのではないかという仮説です。
ただし、
ライトアップは10年も前からつづけられています。
島の立木が白くなったのは最近だし、無関係では。
いや、
自然の生態系は10年単位で変化していくものだから、
ありえない話ではない。では、その天敵って何?
と、
納得のいく説明は見いだすことができません。

こうして、
かつて見たことのない現象の謎は解明されず
半年以上が過ぎたのでした。(次回で完結・・・しません(^^;)

あ、
写真は二ツ島の海側の崖です。