日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

ネットで読む「北茨城民報」バックナンバー

2012-08-17 | 八細工七貧乏

08/05
No.4182


上の切り抜き紙面は、うちの母ちゃんたち日本共産党北茨城市議団(といっても2人だけだけど)が毎週発行している「北茨城民報」です。
印刷物としての配布は欠かしていないものの、なぜか(^^;田植えのころからネットへの転載が滞っていました。

北海道で時間を取ってUP作業をしようと淡い期待を抱き、必要なファイルなどコピーして、勇躍!出かけたのでした。
しかし結局、こちらでツイートしたけど、前夜から車中泊したオホーツク沿い雄武町オウムの道の駅で、半日かけて定期発行に追われた以外は、さっぱり時間は取れないままだったという、まぁ例年どおり(^^;

で、暑い内地に戻ってから、他の仕事は放置しつつ、
10週分くらいも積み上がってしまったバックナンバーのネットへのUPをやっつけたのでした。
というわけで、
ようやく追いついたこちら。・・・ふう。




よくぞ動いていてくれたものだ(恥)

2012-07-15 | 八細工七貧乏

07/11
No.4173


経験的に断定するんだけど、農機具のガソリンエンジンがガス欠でもないのに動かないとすれば、原因は、キャブレターが詰まっているか、スパークプラグが火花を飛ばしていないかのどちらです。
田んぼの真ん中で立ち往生した → カルコン(乗用型)
必要な道具を取りに行ったり、不足の道具に気づいたりで、2度も3度も田んぼの泥の中と家を往復して、取りはずして持ち帰ったキャブレターを分解してみてびっくりというか、お見せするのも恥さらしみたいな上の写真。よくぞ今まで動いていてくれたなぁという感じです。あちこち清掃して組み戻し、無事に再起動。ついでなので点火プラグも交換しておきました。




添え鉄で応急処置(歩行型田植機)

2012-06-18 | 八細工七貧乏

No.4146


深い谷地田でも、乗用の田植機を入れられるところはまだいいほうで、もっと深い田んぼもあって、そこは古い歩行型の田植機の出番です。ところが今年、使おうと思って点検していたら、こんな破損箇所を発見。



上の写真で、破損部品に小さな穴があいているのは、修理をはじめてから思いついて撮ったためです(^_^;
というわけで、
少しもあわてず、添え木ならぬ添え鉄で応急処置をして、無事に田植えができました。(エヘン)










カルコン Ver10 再登場(理由は後ほど)

2012-06-17 | 八細工七貧乏

No.4145


次男がこきつかわれています。毎日の鶏の世話やら草刈りやら、さらに、これまでに90aほどの田んぼで、写真のような作業を手伝わされています。きのうは半日、小雨降るなかでクタクタになったようでした。
使用している道具は、カルコン Ver10.3 をちょっと改良したものです。ということで、Ver10.4。

検索してみたら、この作業、一昨年は長男が手伝ってくれてました。








失敗作 (カルコン Ver.14)

2012-06-08 | 八細工七貧乏

No.4136


半年間、あたためてきた最新のカルコン(Ver14)です。
想定はバッチリだったはずなんだけど、まるで現場では実用にならず、急きょ Ver15 をつくったのでした。
こういうのを世間では失敗作と呼んだりすることもあるらしい。っていうか、そうとしか言わない(^_^; くやしいじゃなくてくわしい説明は省略。合掌。










手軽にエクステンション装着

2012-06-05 | 八細工七貧乏

クリックすると動画
No.4133


写真は、カルコンの最新型。動画から切り出した画面です。
1走行で、3.6mの作業幅で田面の泥をなでていきます。

こちらで紹介したVer15.2の両サイドと、そこに写っていたVer15.1を組み合わせて、Ver15.3としました。田んぼまでの移動走行から、じっさいの作業に移るときに、処理幅を広げるための両サイドのエクステンションの装着を簡単にしたというのが大きな改造点かな。

リンク先にUPしたのは12分足らずの動画。これで10aちかくの作業をこなしています。ちなみに、昨年は30aで1時間半と報告したようだけど、2人がかりで疲労困憊しての話です。









カルコン、ついに乗用型に進化

2012-05-31 | 八細工七貧乏

No.4128


朝日を背にした自作の水田用抑制草機「カルコン」です。写真は、そのVer15.2。下に、15.1の部品も置いてあります。

除草機でなく抑草機と呼ぶところに、農薬に頼らないけれども決して昔の農法の復活ではない、10年余にわたるアイガモ農法をふまえた、21世紀にふさわしい発想の転換があるという自慢話は別の機会にたっぷりと(^_^;

昨年までは、抑草器あるいは抑草具と称していました。それが写真のとおり、ついに乗用型に進化しました。お払い箱にした田植機を流用したものです。というわけで、抑草機です。

作業風景 → こちらに動画
ただし、片手で運転しながら1人で撮影という芸当なので、画面はそれなりです。

ちなみに、最近のカルコンの進化について、たとえばこちらなどで少しまとめてあります。










自作水田用抑草具「カルコンVer15.2」の材料

2012-05-28 | 八細工七貧乏

No.4125


100円SHOPで買い占めてきました。
ホウキ屋さんを開業する準備です。
って、そんなわけではありません。

カルコンVer15.2の材料です。
これまでの「カルコン」についての報告

昨年時点で報告したのはVer13でした。それが、14 を飛ばして(その理由 → こちら、しかも15.0でも15.1でもなく、15.2。
おいおい途中経過も報告するつもりですが、こちらの下のほうに写ってるのは、Ver15.0の作りかけ風景。







来た年

2012-01-05 | 八細工七貧乏



「たまご新聞」の新年号ですが、この間、
米を購入してくれた方への私信です。
こちら
発送した箱の中に、小さい袋、もしくは
「B」という袋が同梱されていたかと思います。
もし、
入ってなかったとしたら、ごめんなさい。
タイミングが合いませんでした。

その米の粒の大きさに気づかれたでしょうか。
また、味のほうはいかがだったでしょうか。

まるで説明が遅くなってしまいましたが、
その米についての説明書が上記です。
察してもらえるかと思いますが、非売品です。
辰年の御年賀としてご試食ください。



 

新細工

2011-06-16 | 八細工七貧乏
No.3877
カルコン → Ver13です。

パイプハウスのビニールを固定するためのスプリングの利用を最初に思いついたのが、一昨年の → Ver8
その横斜めに固定したスプリングを、縦方向に埋め込んでみたのが、 → Ver9
その後、 → Ver10  → Ver11  → Ver12 失敗 進化を重ねてきたけど、
改めてVer9まで戻って、ちょっと方向を変えてパワーアップを試みたのが、今年の → Ver13です。きょうの写真は、その要かなめの部分。
ちなみに、6/8には → Ver13.1と紹介し、さらに現在は Ver13.2 で作業をしています。
(つづく)


 

パンク箇所

2011-06-14 | 八細工七貧乏
06/06
No.3875
朝、軽トラに乗り出そうとしたらタイヤがぺちゃんこで、きのうのうちにパンクしていたらしい。
もちろん百姓、自分で修理します。 → 後ほど記事予定
たまたま、No.3871。ちょうどいい水たまりがあって、すぐにパンク箇所を見つけられました。小さな泡が写っているのが見えるかな。
って、引っ張るほどのネタじゃなかった(^_^;


 

結果オーライ

2011-06-10 | 八細工七貧乏
06/06
No.3871
レンコンの種の運搬や植え付けに利用した船、片づけないで庭の片隅に放っておきました。ただのモノグサにしか見えないとしたら、それは素人の 赤坂見附 浅はかさ。写真のとおり、ちゃんと活用したのです。
たまった雨水で軽トラのタイヤを洗ってる? いえいえ、もっと意味のある使い道でした。 → つづく


 

応急組み付け

2011-06-08 | 八細工七貧乏
05/25
No.3869
分解した田植機を組み戻す途中で、ちょっとした、でも重大な欠陥?を発見しました。
オーリング(パッキン)のサイズが合ってないのです。形状などはしっかりしているので、ふやけて伸びたとかではなく、元々からまちがって取り付けられていたようにも思えます。これでは密封はおぼつきません。内部に泥が侵入・充満したのは、このあたりにも原因があったのかもしれない。
で、近くのホームセンターなどで探してはみたけど、案の定というべきか、適合品は見つかりません。ここで並みの農機具屋さんなら、正式な部品を入手しようとして、それまでは修理はおあずけでしょう。
どっこい自分所有の機械、自己責任で何とかしちゃうのが百姓です。オーリングの長すぎるゴム部分を、ハサミと瞬間接着剤で切り詰めて、さっさと組み上げて一丁上がり! 無事に稼働して、先週までに7ヶ所1.2haほどの田植え作業をしてくれています。


 

永年の泥混入

2011-06-01 | 八細工七貧乏
05/27
No.3862
機械の修理は、ダメで元々と開き直ってしまえば、後は故障箇所を特定するまで、とにかく分解していくだけのことです。あ、No.3858、田植機修理のつづきです。
わかっちゃいました。不具合の原因は、植付け爪を回すロータリー内部への永年にわたって?の大量の泥の混入とその固着でした。だったら、きれいに掃除して組み戻すだけのこと・・・
とはいえ、ここに至るまでに数十個のネジやらピンやら、スプラインの入ったシャフトまで引っこ抜いているわけで、はたして元通りにできるのかぁ!? → こちら
うちのサトさんなど、傍目で完全にあきらめていたようですが。


 

ダメ元で

2011-05-28 | 八細工七貧乏
05/25
No.3858
中古機を購入して12年目になる田植機です。
ここ3、4年、いつもシーズン初めは植付け機構の内部が固着してしまっていて、駆動シャフトをモンキースパナでつかんで無理矢理こじって回るようにしてきました。
ところが今年は、その手も通用しなくなったようで、植付け爪などがまったく動いてくれません。それなりにエンジンは好調なんだけど。
いずれ乗用抑草機に改造して再利用しようと思っていたので、ダメ元で、分解修理にかかってみました。
一方、ヤフーオークションで中古機に入札しておきました。15万円。
さらに、農協で新品にもあたっておきました。こちらは約150万円。
さて、どうなりますことやら・・・ → つづく