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新型コロナで学生も崖っぷち(習志野市民の投稿)

2020-05-14 14:49:32 | 新型コロナ

新型コロナで学費も生活費も払えなくなった学生たちを応援しましょう。習志野市在住の佐藤純一さんからの投稿です。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、困窮学生の支援については、国会で与野党で補正(一次)活用や法案提出などが協議されている現状です。
 今日(5/14)の毎日新聞朝刊千葉地方版17面では、千葉大が困窮学生を対象に、総額3億円規模の支援事業を実施することが報じられています。

1)日本学生支援機構の給付型奨学金の利用者に加えて、アルバイト収入や仕送りの減少などから生活に支障がある学生らに、4~5月分として10万円を無利子で貸与する。既に申請を受付け、21日に支給する。今後、アルバイトの給与明細や解雇通知などを基に審査し、認められれば返還が免除される。6月以降も月5万円の支援を予定。
2)家計の急変で学業の継続が困難になった学生らを対象に、奨学金10万円の支給や、授業料の免除、半減を予定する。
3)通信機器の無料貸与。

 県内の私立大学でも、臨時奨学金などの支給が行われている。
1)城西国際大学(東金市):一律5万円を「臨時奨学金」として支給。
2)敬愛大学:(千葉市):全学生に5万円を支給。
3)聖徳大学(松戸市):通学課程の学生を対象に5万円支給。
4)秀明大学(八千代市):休学をしている学生を除いて5万円を支給。

 毎日新聞朝刊2020.5.13 2面では、

一方、政府・与党は12日、新型コロナウイルスの影響でアルバイト収入が激減し困窮している学生らを対象に、1人当たり10万~20万円の現金給付を行う調整に入った。対象人数を40万人規模。今年度の一次補正の予備費1兆5000万円の一部を活用し、閣議決定をして速やかな給付を目指す。
1)自民党:留学生を含めた困窮している大学・短大・高専・専門学生に原則10万円、住民税非課税世帯の下宿生などの困窮度合いが深刻な学生に20万円を給付する策をまとめた。対象は計40万~50万人。総額500億~600億円。
2)公明党:困窮している大学生ら約44万人に10万円を給付する案。
3)日本維新の会:自民案に賛同する意向。
4)立憲民主・国民民主・共産・社民の野党4党:困窮学生の授業料の半額免除や上限20万円の一時金支給を定めた独自法案を提出。

4党案は、完全実現には1兆円以上の財源が必要で、与党は丸呑みは到底無理との見立てもある。

以上、市民の方からの投稿でした。
これに関連した新聞記事もご紹介します。

<新型コロナ>学費減額運動 100大学に拡大 「生活苦しい…授業受けられない学生いる」
(クリックすれば、4月27日付の東京新聞の記事がご覧になれます)


(5月6日付朝日新聞「論壇」)

 

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どれだけ市民が声をあげれば習志野市は動くのか?コロナ対応で目立つ自治体間格差

2020-05-14 12:56:50 | 新型コロナ

 新型コロナウイルスでの市民への支援策、どれだけ市民が声をあげれば習志野市は動くのか?他市では市独自の支援策を次々に打ち出す一方、習志野市では一向に独自策を行う動きが見えません。他市との格差が広がるばかりです。

例えば野田市は

OGPイメージ

市独自の緊急経済対策など(5月13日更新)

野田市公式ホームページ

野田市ホームページ

 

(上の画面をクリックすれば、野田市のホームページが見られます)

支援策第一弾で、児童手当上乗せ給付金(児童一人当たり5,000円)児童扶養手当上乗せ給付金(児童一人当たり5,000円)を4月に振り込み、


支援策第二弾で、個人事業者に10万円協力金を支給

更に市長、副市長らの期末手当を3割削減し、医療従事者に支援金として渡す(5月14日付朝日新聞)

などを行っています。

また鎌ヶ谷市では子育て世帯に、児童一人当たり1万円の臨時特別給付金を支給する

など、独自の支援策を行っています。

更にコロナの影響で内定取り消しになった方、失職された方たちを市の正規職員あるいは非正規職員として雇用する、などの支援策が八千代市、成田市、我孫子市などで行われています。
(5月14日付読売新聞)

(5月2日付東京新聞)

(5月2日付朝日新聞)

更に袖ヶ浦市で市民や事業者の支援に回すため、市の三役や議員の報酬を減額する。
館山市でも市三役に同様の措置を取る、などの動きも報道されています。
(5月14日付毎日新聞)

市民が苦しんでいるのはどこでも同じです。こういう時だからこそ市民の役に立とう、という考えの自治体と、国がやれ、といったこと以外はやらない、という自治体で格差があるのはおかしいですね。習志野市が動き出すのは一体いつになるのでしょうか?

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