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縞枯山について

2016-09-25 23:42:56 | 日記

  

 縞枯山は北八つを代表する穏やかな山頂の山です。

 シラビソやコメツガなどの原生林に包まれた、穏やかな山容なのです。

 縞枯とは、主にシラビソが山腹に縞模様を描き、集団で世代交代をする森林の天然更新の一つとか。

 しかし、南西斜面に集中しているため、冬の偏西風や台風の強風がその原因ともいわれています。根を張りにくい火山岩質の山であることが、シラビソの成長を抑えていると考えられている。

 縞枯れの形は楕円や斑点状も見られるが、縞枯山の南西斜面のものは、およそ水平な縞模様で数列をなし、典型的と言われている。

   以上は佐々木亨氏の著書「八ヶ岳」による。

 

 

 

 


北八つ二日目は茶臼岳、縞枯山へ

2016-09-25 23:14:34 | 日記

  

 日曜日(25日)の朝は、高見石に登って展望を楽しめるほど晴れてきていました。

 北は荒船山くらいまでは見渡せて、これから行く白駒池ものぞめました。

 朝食後7時過ぎに小屋を出て、水たまりを除けながら濡れ道たを白駒池へ、苔むした岩に根を張ったコメツガ林が美しい。

白駒池では紅葉が始まろうとしていて、いつ来ても静寂が広がってこれもまた美しい。

 ここから麦草峠へはシャクナゲと岩が天然の庭園を造る「白駒の奥庭」を嬉々と進む。

 麦草にはミヤマリンドウ、ワレモコウが迎えてくれる。

 ここからややきつい茶臼の登りが始まり、途中の大石峠で早めの昼食。エネルギーの素を胃袋に詰めてから、さらに茶臼のピークへ。見上げれば青空が広がり、ナナカマドの実が赤く青空に輝いている。

 晴れてよかった~!と、展望台へ向かうと、小学生連れのグループで賑わいが広がる。

 南や中央のアルプスは無理でも、茅野側の明るい展望は楽しめた。

 いったん下ってさらに縞枯山へ登る。