山、大好き!

中期高齢者になっても、山歩きを楽しみましょうね。
自然は友達!

つくし野から十日市場へ

2012-06-06 19:41:05 | 日記
 今日6月6日、田園都市線つくし野駅から長津田、若葉台、三保市民の森から十日市場までの13,3kmを歩いた。
 大山街道(現、246号)の喧騒も一歩わき道に入ると、自然や史跡が静かに息づいています。
 午前中は、台風3号の影響で雨具をつけての歩行でした。
 鎌倉古道から御野立跡(昭和天皇が皇太子のとき、陸軍大演習を統監された所)~大石神社~大林寺(曹洞宗、旗本岡野家の殿様墓
、境内には五百羅漢がある)~お七稲荷(八百屋お七が岡野家によって、処刑されたのを哀れんだ地元の人が稲荷を建てた)。
 その後福泉寺(ポックリ寺として有名になっている)~天王様~二十三夜灯~大六天社~東名高速~茸の森(東名の騒音と排ガスを緩和するために設けられた)~若葉台団地、昼食タイム。
 昼食後、三保市民の森(横浜市旭区、緑区境に広がる39,8haの大きな森。谷や尾根が入り組み、ヒノキ、スギ、サワラ、シラカシが深山幽谷の風情)~十日市場西公園~十日市場駅のコースでした。
 出会った花は、ハコネウツギ、ヤマボウシ、ミオウヤナギ、マーガレットなどです。
 午後からは雨も上がり、ウオーキングにちょうど良い肌寒いくらいの陽気でした。

三保市民の森

ワンコイン コンサートを聴きに行きました

2012-06-04 23:56:27 | 日記
 今日6月4日、クラリネット4本で構成する演奏会を聴いてきました。 日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者、伊藤寛隆氏を中心に、竹内美緒氏、左藤博之氏、中里真也の4人です。
 1曲目、W.Aモーツアルト作曲、セレナーデ第10番変ロ長調K.361(グラン・パルティータ)。
いかにもモーツアルトらしい軽やかで華やかな曲で、クラリネット4本で聴くのも、弦楽器とは一味違う趣きがある。
 S管、B管が第1第2バイオリン、バセットホルンがビオラ、バスクラリネットがチェロといったところか。

2曲目、J.Mデュファイエ作曲、オーディションのための6つの小品。
3曲目、J.Mダマーズ作曲、四重奏曲。
4曲目、I.ゴトフスキー作曲、四重奏曲。
 この3曲は1930年前後に生まれたフランスの作曲家の曲との解説があった。
不協和音が散りばめられて、快感を得るのはむずかしいけれど、卓越した奏者たちの「音の妙技」に神経が引きずり込まれていく心地を何て言うのでしょう?
 重苦しい曲、楽しい曲、静謐な音色に取り込まれる曲。
 マニアック、と言ったら失礼かもしれないが、学んでいる人にとっては勉強会?のような様相です。
 ダマーズの曲は、フワーッとして軽やかで楽しい曲。
 伊藤氏の解説つきで、曲想のみでなく当時のフランスの音楽状況や雰囲気も伝わる。
 客層も半数が学生さんのようで、研究発表会に参加してきたかの雰囲気でしたが、こんな会でなくては出会うことの無い新鮮な音楽を聴くことができて、うれしい一夜ではありました。

西丹沢、畦が丸へ

2012-06-03 14:19:24 | 日記
 6月2日土曜日、女子会(塔が立っている!)4人で久々の丹沢行きになった。
 当初は檜洞丸へ「シロヤシオ」を見に登る予定で出かけたが、新松田駅に降りたらあまりの多人数がバス待ちをしていて、しかもみんな檜洞へ行くらしい。毎年この時期はシロヤシオ目当てに、登山路は平日でも数珠繋ぎになる。
 バスもぎゅうぎゅう詰め。西丹沢自然教室の終点には、マイカーと登山客が溢れている。
 吾ら4人は急遽予定を変更して、中川川を挟んで対岸の山、畦が丸にむかった。
 数年前に登った時は、こちらもシロヤシオが満開で、本数は檜洞に劣るものの、ひとも少なく静かに満喫できたのでした。
 しかし、今年はすでに花は終わり、ミツバツツジの紫色とヤシオの白い花のセットになった美しさを愛でることはかないませんでした。
 足下に落ちた花びらをいとおしく眺めて、山頂をめざしたのです。登山者は私たちを含めて、4パーティーのみ。
 それでも、シロヤシオは、私たちを見捨てないで少しだけ、待っていてくれました。ありがとう!
 一気にテンションが上がり、山頂へ。
 山頂近くは緑も若くて、林床の草花もまだ弱く幼い春の風情。
 うす陽がさす程度の天気で、登山日和の1日でした。
 登り応えのある畦が丸を降りて、西丹沢自然教室に着いたのは15時45分。 
 16時代のバスで新松田に向かい、いつものお店でママさんに歓迎されて、反省会(?)となりました。
 今日出あった花、
 シロヤシオツツジ、ミツバツツジ、ヤマツツジ、ニシキウツギ、タニウツギ、ホソバテンナンショウ、ギンリョウソウ、ニガナ、ニリンソウ、ミヤマキケマン、ホタルブクロ、クワガタソウ、等でした。

北鎌倉から鎌倉へ、おしゃべり散歩

2012-06-01 11:44:02 | 日記
  今度は中学時代の同級生7人で、かまくらを歩いてきた。
 殿方3人、昔ヒメ4人、JRで待ち合わせ直後から喋る喋る、、、テンションあがりっぱなし。
 まずは円覚寺から、臨済宗円覚寺の総本山で、北条時宗(鎌倉幕府8代執権)の建立。
 緑陰の石段を上ると早くも厳粛な雰囲気が漂う。漱石の「門」や、川端の「千羽鶴」にも登場する山門を入ると仏殿。
 創建当時からあるという老木のビャクシンを見て、その「氣」をもらう。妙高池、佛日庵までで、山を下りた。
 次はかつて駆け込み寺だった、東慶寺へ。
 女性から縁切りできる寺として600年引き継いで明治4年廃止。明治35年に尼寺から、禅寺となった。 
 岩タバコの蕾が開花を待っている。四季折々の花が咲いていて、女性に人気があるのもうなずける。
 その後浄智寺へ行く。鎌倉石の石段を登ると、中国風鐘楼門がある。
 樹齢700年のコウヤマキなど、大木に囲まれて禅寺らしく森閑とした空気が漂う。
 三世仏像、曇華殿、布袋像をめぐって、ガクアジサイの咲く参道をおりてきた。
 この後おなかを満たして、名月院を通り越して建長寺へ。観光バスが数台で学生が溢れているため、ここも通り越し鶴岡八幡宮へ向かった。
 頼朝公が、鎌倉の中心として創建された。やはり、ここは800年前から現在も、鎌倉のシンボル。
 2010年に倒れた大銀杏の後に、次代のイチョウが育っている。
 静御前の舞った舞殿、北条政子ゆかりの段葛。
 この後、次の予定があると言うメンバーのため、小町通りでお茶をして早めの帰宅になった。
 終始にぎやかに、見学よりもおしゃべり。仲間の元気を確認する鎌倉行きとなってしまったようです。