水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

9月号の表紙は「魚と触れ合う夏の食イベント盛況」(石狩浜・札幌中央卸売市場・赤レンガキッチン)です。

2016-09-08 20:28:50 | 月刊水産北海道

 夏休み期間の8月、子ども対象の水産イベントが各地で開かれた。石狩浜では地曳き網体験が人気の「子供お魚教室」、中央卸売市場では恒例の「親子de魚の調理教室」をそれぞれ実施。こどもたちのあふれる笑顔が印象的だった。道庁赤レンガカフェでのイベントでは羅臼水産物が多彩なメニューに変身。水産物の魅力が再発見された。(写真と文・小川記者)

 


2016年9月号が出ます 5つの特集で最悪の大雨を乗り切ります

2016-09-08 15:25:00 | 月刊水産北海道

 特集の1番は、沿岸漁民が求める地域の担い手育成のための「漁船リース事業」と競争力を向上させる「機器導入事業」に28年度補正予算で約190億円の予算枠がついたことです。

 基金方式なので、使った分を補てんする形の予算ですが、27年度補正(70億円+40億円)にくらべ大幅に拡充されました。これが沿岸漁業の構造改革につながり、TPPをはじめとする自由貿易協定による圧力を跳ね返せるよう願うばかりです。

 特集の2番は、「第57回全道漁協みな貯金運動スタート 感謝と希望の心を持ち、全員参加で「心と力を集める運動」」をです。懸賞が8400本も用意されていて、当たる確率がかなり高い商品なので、ぜひ「マリンちゃん定期貯金」(1口10万円)にチャレンジしてみては?

 特集の3番は、「2016年上半期 水産物の貿易動向(輸出は前年比1割減、ホタテ減産が響く)」です。これはすでに様々な場所で取りざたされており、政府や道の食品輸出拡大戦略の優等生だった水産物にブレーキがかかり、長期的な貿易の縮減が心配される情勢です。

 特集の4番が、「桧山・渡島管内の漁協 27年度取扱実績(長万部・八雲が過去最高)」「後志管内の漁協ほか 27年度取扱実績(イカ減産・ナマコ比重大) 」といわゆる浜回り記事が盛りだくさんです。

 特集の5番が、「第51ところ丸竣工特集 安全性・作業効率など優れたホタテモデル船」です。これは前月号の表紙を飾りました。

 


2016年9月6日(火)発行/北海道漁協系統通信6189号

2016-09-07 11:08:29 | 系統通信

29年度水産予算概算要求
水産予算は2,060億円で28年度予算に比べ15%増
「漁業経営安定対策と漁業構造改革の推進」に427億円

2016年 秋サケ定置網シーズン始まる
えりも以西海域・苫小牧は2日初漁 前年比3倍の13㌧水揚げ

網走管内カラフトマス漁獲状況(8月末)
500万尾を超え前年の約4倍、金額も約22億円と約2倍

中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の結果
緊急ルールの作成は合意得られず、次回に持ち越し

道南太平洋海域スルメイカ調査
分布密度は過去5年平均上回るも小型魚が増加

平成28年度 コンブ格付実績(8月末)
491㌧を格付け 天候不良の影響で取扱減少に

秋サケシーズン到来 生鮮の販促対策
道漁連が「天然秋鮭レシピ」でキューピーとコラボ

道が北海道漁船統計表(平成27年)を公表
27年度の建造許可隻数は53隻・1,343㌧


網走管内カラフトマス漁獲状況(8月末) 500万尾を超え前年の約4倍、金額も約22億円と約2倍

2016-09-04 21:17:42 | ニュース

 オホーツク海サーモンとして知られる網走管内のカラフトマスの漁獲が8月末で500万尾を超える豊漁となり、前年実績の約4倍に達している。走りから好調が続き、度重なる台風来襲にもかかわらず、今月からの秋サケ漁に弾みのつく状況となっている。

 網走海区漁業調整委員会の集計によると、網走管内カラフトマスの漁獲は8月末までの累計で、512万8,549尾で前年同期の384.9%、平均目回りは1.55㎏、重量では7,933㌧で同361.8%。金額でも21億9,718万円と同205.3%、㎏単価は276.9円。

 今年はカラフトマスの不漁年に当たるが、同じ不漁年の前々年と比べると尾数で629.1%、重量で572.2%、金額で390.8%と大幅な増加。

 漁協別では、網走、斜里第一、ウトロが100万尾(1,500㌧)を超え、前年の2〜5倍に達する5年ぶりの豊漁にわいた。


2016年9月2日(金)発行/北海道漁協系統通信6188号

2016-09-02 13:56:05 | 系統通信

北海道開発予算 29年度概算要求・28年度補正予算
水産基盤整備は270億を概算要求、37億を補正計上

北太平洋漁業委員会(NPFC)第2回会合
IUU漁船対策、マサバの保存管理など日本提案を採択

道東サンマ漁 8月中は台風で操業中断
大型船も含め4,400㌧を水揚げ、前年の半減

ひやま漁協乙部船団が新船を導入
「もうかる漁業」事業を活用 待望の船が加入
「これで互角の勝負ができる」 船団長が喜び語る

道市場協会が「平成28年役職員研修会」
「縁を大切に」昔ながらの日本型人材育成法に活路を

ロシアの今漁期漁獲量300万㌧を突破
極東は200万トン超、前年同期を3万3千トン上回る

ロシアの太平洋サケ・マス漁獲量(8月23日現在)
極東で33万5千トン、2014年同期を50.4%上回る

来年2月、第36回全道女性部研修大会を定山渓ビューホテルで

「今日はお魚!」ロゴマーク決定
シンボルマーク化で取り組みに一体感