ロシアのオホーツク海ニシン操業再開
道機船連によると、ロシア漁業者によるオホーツク海の太平洋ニシン操業は、数週間、漁場を氷が覆い操業が停止されていたが、一部で再開された。4月5日までの生産量は5万9,700トンで、前年同期を1万8,700トン下回っている。
オホーツク海抱卵スケソウ操業が終漁
81万6千トンと前年を2万8千トン上回る
道機船連によると、ロシア漁業庁の会議でロシア漁業者の2016年漁期開始からのオホーツク海抱卵スケソウ操業の漁獲量が81万6,400トンとなり、前年同期を2万7,800トン上回ったと報告された。会議には極東地方の漁業地域監視力、地方行政、研究機関の代表が集まり、産卵行動に入るスケソウ資源への過剰な漁獲圧力を避けるため、スケソウの専業操業は終漁となり、一部船団は北クリール海域と東サハリン海域へ向かった。