降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

●鳩山首相もフリーメイソン?

2010年04月09日 | 新聞
鳩山一郎元首相は、世界最大の秘密結社フリーメイソンの一員である。
フリーメイソンの根本思想は、友愛である。
だから、鳩山首相のキャッチフレーズ「友愛」は……

ってことが、最新刊『ロスト・シンボル』(角川書店、ダン・ブラウン=写真)から読み取れる? かも。

まあ、シリーズ前2作を読んでラングドン教授の跡を追い(笑)イタリア・ローマやユーロ圏を旅行し僕としては、今度はアメリカに行かねばならぬ?(←ワシントンDCが舞台だから)


――世界の意味に気づかずにこの世界に生きるのは、
書物にふれずに大きな図書館を歩きまわるようなものだ(象徴哲学大系)
――出ましたっ! 再びのラングドンワールド。

今回の文章(越前敏弥訳)は、前作よりテンポが良くなって、とても多かった「!」マークが少しだけ減った気がする(笑)。

●東スポはトンデモ新聞だ、やはり。

2010年04月07日 | 新聞
「黄金伝説。」読んだどぉ~。
幻冬舎アウトロー文庫『東スポ黄金伝説。』(赤神信)=写真。

以前から、
東スポ? ウラも取らず、なんといいかげんな新聞なんだ! プンプン
だったけど、読んで
やはり
東スポ? こりゃあ社長からして相当規格外な新聞社だな! プンプンプンプン
だった。

東スポが日刊ゲンダイと同じ日刊スポーツ印刷社(東京・築地)で編集&印刷をしていたことは知っているけど、
同じ夕刊紙2紙が、
同じような降版時間に、
同じような記事を
同じ組み版フロアで同時編集作業(いずれも、東スポが越中島に移転する前)
をしていたのは、日本新聞印刷の歴史からみても、極めて異例のことではないか(笑)!
ここからして規格外(ただし同文庫ではあまり触れられていない)。

……長くなるので、
東スポって、なんと規格外な新聞なのでしょう!具体的編
は、後日に続きます。

◆お断り=「規格外な新聞」は、たぶん東スポにとって勲章的表現なのだとおもうので、このまま書きますね(^-^)/
怒らないでね、N君。

●向田邦子さんも見た(?)桜。

2010年04月05日 | 新聞/小説
願わくは花の下にて春死なむ/その如月の望月のころ(西行)
--できることなら満開の桜の下で、春に去りたい。それもお釈迦様が入滅された(旧暦)2月15日の満月のころに。

知人から
「お花見に来てください」と誘われたので、なだ万の花見弁当とプリンを土産にでかけた。

あっ!! ピン子もバビョーン。
見事なソメイヨシノが満開!=写真
まさか、個人宅の庭にド~ンと咲いているなんて……なんて贅沢なんでございましょう!

ちなみに、知人宅は、向田邦子さんの生家(東京・杉並区)近く。
若きころの向田さんも、
駅まで通う途中、
あるいは高円寺にいたという恋人(のち自殺)に逢いに行く途中、
このソメイヨシノを見上げたはず--と思いながらビールで桜と乾杯した(^-^ゞ

●本格的新聞社小説はコレだ?

2010年04月04日 | 新聞
以前から思っていた。
「警察小説」があるなら、
新聞社小説があってもいい、いや、あるべきだ。


堂場瞬一さんの最新刊『虚報』(写真左)が、本格的新聞社小説ではないか。
なんたって、堂場さんは読売新聞記者。
現役2足のわらじ型小説家(現場記者ではないはず。間違っていたらごめんなさい)。


で、ストーリー。
遊軍的中堅論説委員と現場若手記者の思惑と隠謀が絡み合い、週刊誌&テレビマスコミ世界の劣化を通して、新聞社のドロドロ恥部を活写している。

……ふ~ん、読売さんの出稿&集配信システムはこうなのかぁ
って分かるのも楽しい(笑)。

●博多は国際都市ばい。

2010年04月02日 | 新聞
「我々中国人。日本良国。我友好的親日。百貨店岩田屋三越大丸於買物万々」
「アンニョンアセムニカ。キムチメンタイアニハセオ~キム・ヨナ、アサダマオ」

愛人に会いに来た(←言ってみたかったぁ)博多。
天神の岩田屋スターバックス。
もう、後ろも前も右も左も上も下も(笑)
中国と韓国の人人人人人人人人……。
大丸や岩田屋、三越で買い物帰りなのか、ショッピングバッグがはち切れそう。

「博多駅前ヨドバシカメラなんか、週末は中国からの集団で凄い人込みばい。キヤノンや冷蔵庫、テレビが人気らしく、箱ごと皆で持って行きますばい」
と、タクシーの運転手さん。
「とにかくおカネを持っていますよ、あちらの人は。私らタクシー運転手も少し中国・韓国語が分かるようになりましたぁ」

確かに、博多の街なかのさまざまな表記も
韓国語、中国語が目立つバイリンガルな博多であった。