降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★毎日と、東京新聞はムニャムニャだ。

2014年01月09日 | 新聞


1月1日付から、1段12字組み全12段編成になった東京新聞(含む中日紙)=写真左=のレイアウト変更の特徴は、
① A3コピーが取りやすい、6段目記事止め
→以前の毎日新聞は、これと同じパターン
② 情報量・データ量を減らさないように、スポーツ面は従来の11字組み(1段15倍)全15段編成
→現在の毎日新聞も、これと同じパターン(毎日は10字組み15段)
という「毎日」パターンなのだ( でも、東京新聞を毎日新聞と間違えて買う人はいないけど )。

6段記事止め。
整理部が実際に組んでみると、かなり難しく、面倒くせー(←こらっ)。
「なんとしても記事をいったん止めなくてはならない!」
と無理が出てくるし、見出しや写真を大きく(小さく)して、記事止め調整するのが
「あ~、面倒くせー!」
というわけで、たぶん東京新聞、春ごろには7段目に「流し込み」になるのではないだろーか(笑)。

毎日と東京新聞。
元毎日新聞常務取締役の河内孝さん(同中部本社代表など歴任)は、
新潮新書『新聞社/破綻したビジネスモデル』(2007年版)で、
「毎日、産經が中日新聞に『無血開城』を────
以下は毎日、産經、中日新聞( 東京新聞を保有)各社の意思を抜きにして話を進めます。
私( ←筆者・河内孝さん)の考える、第三極への道です。
毎日、産經、中日新聞は、早急に三社社長が会い、全面的な業務提携で合意する必要があります。」

と言っていた。
................................なるほど(←ナニが、なるほどなのだ?)



(・Д・)ノ