絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

千葉のSさん 果物とお皿

2015-10-26 | 通信指導
千葉のSさんが、果物とお皿のデッサンを描いています。



やっと、思い切って描けるようになったかなという感じです。

お皿の下の暗さがまだ足りません。

それぞれの物と床面、この場合はお皿の面も含めてその接触する辺りに強さが必要です。

物の存在をしっかりさせるために、ここはわざと強くしても良いところです。

ーーーーーー

続いて届いたので、ここへ追加です。



柿のへたをもっと黒く描く。
リンゴの芯をしっかりと。
芯の影も見て。
バナナの端の黒い部分をもっと大きく。
左端ももっと大きくしっかりと。
その影ももっと太い。(床に落ちた影)
バナナの側面をもう少し暗く。微妙です。

こんなアドバイスをしました。

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卒業生のSさん

2015-10-25 | 卒業生の絵
卒業生のSさんが、制作の途中経過を見せてくれました。

いま、このような水彩画を描いています。50号です。



途中経過も送ってくれました。
参考に見てください。

  

段々と進んでいる様子がわかりますね。

ーーー
このSさんは、今は、Kさんでした。旧姓で呼んでしまうので、間違えました。

今、麓原会のメンバーです。
最近このパターンの絵を描き始めて、なかなか力を発揮してきました。
これからが楽しみな子です。

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デッサン会のYさん 靴の絵

2015-10-25 | デッサン会
デッサン会のYさんも、最近入られた方です。
やはり、基本デッサンを自宅でやっていますが、水彩画も描いてみたいということで、
10号ですが、基本デッサンでやったことを生かして、靴の絵を描いています。



こんなものでも、しっかり描くと絵になります。

モチーフは靴と布です。

ーーーー

この場合でも、構図が大切です。

まず、メインの靴の位置と大きさ(どの辺の場所にどのくらいの大きさで描くか)

次に靴のポーズ(二つの靴の関係)

メインの見え方(紐靴の場合は、紐が編んである部分と結んでいる部分がメイン)

そして、光の当て方(それによって、影が変わります)

最後に布の形としわ(床と布の面積比、靴との接触の仕方など)

こんな小さな絵にも、このような配慮をして構図を組み立てます。

平凡なものでも、工夫次第で魅力ある構図になります。


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嵐山のKさん キャベツのデッサン続き

2015-10-25 | デッサン会
嵐山のKさんが、キャベツのデッサンの続きを見せてくれました。



かなり、長いことこのデッサンは、粘っています。
よく描けていますね。

でもまだまだ追究ができそうです。

デッサン会では、人物や石膏デッサンが中心なので、新しく入ってきた人には、基本デッサンを各自でやってもらっています。
ですから、これは、自宅で描いたものをデッサン会の日にアドバイスしたものです。

まだ、キャベツのボリュームが足りないようです。
明暗の大きな分かれ目ができていません。
その分かれ目の部分に強い明暗の対比があります。
理屈上は、中央より少し左に一番暗い部分があり、それより左は反射光のつもりで描くと良いのです。

また、キャベツが新聞紙に影を落とす、落ち始めの部分をしっかり描くこと。
キャベツが着いている部分と空中に浮いた部分の影の落とし方をよく見て、それによって、影の呆け方も変わります。




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父の絵

2015-10-24 | 父の絵
一昨日のデッサン会で見せてくれた父の絵です。

 

軽く描いたクロッキーに色を着けたものです。

こんな楽しみ方もあるという感じですが、私の父は、このような味で、大きい絵も描きます。
その場合は、背景も描きますが。
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